凪良ゆうさんが本屋大賞を取った「流浪の月」という本を読み終えた。
この本は今年の9月に図書館から借りて一度読んでいる。
しかし読んだことさえ覚えておらずストーリーも全く思い出せなかった。
9月6日のこのブログにこの本の表紙の写真と感想を載せていて
「読んだことがある本だ」とそれを見て気がついた。
9月6日の記事
そうだ。今日は1冊、本を読み上げた。
凪良ゆうさんの「流浪の月」
この本も「本屋大賞」をとっている。
凪良ゆうさんをウィキペディアで見てみたら「一貫しているのは
どこまでも世間と相いれられない人たちを書いてきたことだ」とあった。
まさにこの本もそれに該当する。
構成が複雑ではないので先日読んだ「汝、星のごとく」も「流浪の月」も
読みやすい本だと思う。
この作者の本をもう1冊借りているので読むのが楽しみだ。
なのに、なのに、再度借りてきた同じ本を読みながら、その先の展開が分からない。思い出せない。
初めて読む本状態だ。認知症の始まり???
娘にその事を話すと
「お母さん、それはコロナの後遺症じゃないの?コロナに罹った頃、その本を読んだでしょ。返却日を気にしていたので私が図書館に返しに行ったと思う」と言った。
そういえば、この本を読み終えて6日後、コロナの症状が出た。39度台の熱が出たときもあった。
解熱後もしばらく疲れやすくて体調が元に戻らなかった。
散歩に出て途中で引き返してやっと家に帰り着いたこともある。
この本を読んだ後、コロナに罹った影響で本の内容が思いせなかったのか???
一時的なものなら良いのだが、これが認知症の初期症状なら・・・
今日読んだ内容を私は数ヶ月後、思い出せるだろうか?
せめて「この本は2度読んだ」程度のことは覚えていて欲しい。
一昨日、我が家に来た人、とても行動力があって何でも詳しく知っている女性。(私より1つ年下)
趣味が多く、いくつかは教える側になっている。
私が今まで知らなかった趣味がまだ他にあったことに驚いた。
「これは終活なのよ」と彼女は言った。
『終活』といえば、『断捨離』や『お墓・葬儀』などが私の頭に浮かぶが
彼女の『終活』は興味関心のあることを悔いのないよう元気なうちに
精一杯することなんだなとその時思った。
私も記憶の善し悪し関係なく、前向きに色々チャレンジしていきたい。