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スーパーゴール連発!5発快勝で3連勝3位浮上【大宮アルディージャ戦】

2023-06-01 | Weblog
5月27日にホームで行われた2023年明治安田生命J2リーグ第18節大宮アルディージャ戦ですが、試合結果は5対1でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は前半に挙げた武富選手と後半の須貝選手&ウタカ選手2発&三平選手のゴールでした。


【良かった点】
この試合良かった点の1つ目は今シーズン最多の5ゴールを決めたこと。今シーズンのチームはこれまで10勝してますが、最近の試合ではリスクを抑えて堅実な試合運びにより1対0で勝利する機会が多くあり、複数得点を記録したのは第6節の水戸戦以来でした。この試合武富選手の得点で先制点を挙げたヴァンフォーレは後半開始早々の須貝選手のスペシャル弾で追加点。後半14分に富山選手のゴールで1点差まで迫られるものの、ウタカ選手の2ゴールで突き離して最後は三平選手のだめ押し点で5対1で勝利できたのですが、試合展開的には2点目の須貝選手のゴールがなかったらその後どちらに勝利の女神が微笑むのか分からなかったので、後半開始の得点が動きやすいと言われている時間帯に2点目を取れたことが大きかったですね。そして大宮に勢いが傾きそうになった後半28分からウタカ選手が連続ゴールを決めたことも大宮の勢いを途切れさせる要因となりました。それではなぜ今まで複数得点が残せなかったのが今回できたかというと、相手の伸び悩んでいたチーム状態の影響もあったかもしれませんが、先制点を奪ってからも前への推進力を落とさずに戦えていたことが複数得点に繋がっていたと個人的には思います。今までの戦い方は先制点を獲得した段階でペースを落としできるだけリスクをかけずにセーフティな守備的な戦い方にシフトチェンジしていたのに対し、今回は最少得点差を守る戦いをせずにアグレッシブに行ったことがヴァンフォーレに試合の主導権を呼び込むきっかけとなりましたね。先制点だけではなく次のゴールを奪おうとするチャレンジ精神が良い試合展開へと運んだので、その今回の姿勢を評価したいですね。

良かった点の2つ目は疲れてくる時間帯に前からプレッシャーに行けたこと。後半14分の段階で1点差まで迫られたヴァンフォーレでしたが、普段ならそこから疲れてくる時間帯で前からプレッシャーに行けていましたね。その組織的プレスの切り込み隊長となっていたのが後半7分から登場した三平選手。彼のようなベテランが前線で積極的に相手ボールを追うことで、周りの選手たちのやる気を刺激しプレスの連動性が高まります。特にその影響を大きく受けたウタカ選手は、後半28分に三平選手の圧に押された相手がバックパスしたところに鋭く反応し、最終ラインにいた新里選手からボールを奪ってそのまま独走しゴールを決めました。また後半32分には大宮の守備の連携ミスを突いてウタカ選手がパスカットし、これまたそのまま抜け出して相手GKとの1対1を制して4点目を獲得。後半28分のシーンでは通常時は最終ラインでパスを繋いでいてもほとんど反応しなかったウタカ選手がこのときは鋭く動いてきたので、新里選手はこのシーンで急に圧力を感じ慌ててしまったと思います。後半32分のシーンは相手のミスからGKとの1対1の場面を作りましたが、ウタカ選手は相手が最終ラインで繋いでくることを見越して敢えて高い位置にポジショニングをとっており、そこでのトライが実を結びました。現在39歳となるウタカ選手が中盤から終盤の時間帯でも動けた原動力が35歳の三平選手の頑張りに触発されたためといっても過言ではなく、彼らを中心とした組織的プレスが相手のビルドアップのリズムを崩し、突き離す要因となったと思いますね。

良かった点の3つ目はウタカ選手を早めに休ませて復帰の鳥海選手を使えたこと。最近の試合では1点を争う緊迫した攻防が続き、一瞬でも気を抜いてしまうとやられてしまうため最後まで集中力を持続させて試合のフィニッシュを迎えていたと思います。ましてや次の試合のことを考えている暇もなく、1試合で全力を尽くす状態だったと思います。しかし今回の試合では最終的には5対1と4点差がつくスコアとなり、後半32分の段階である程度は勝敗が決まっているような状況でした。もちろんその状態でもその先何が起きるか分からないので気を抜かずに時間を進めていたと思いますが、後半39分にウタカ選手に代えて久々登場の鳥海選手を使う交代カードを切ります。この試合2得点を決めた39歳のウタカ選手を早めに休ませ、ケガから戦線復帰してきたばかりの鳥海選手を少しの時間でも実戦の場で使えたのは次に繋がるような一手でしたね。点差が離れても決して油断はしていなかったと思いますが、目の前の試合を戦いながらも落ち着いて次のことが考えられるような試合展開はチームにとって有意義な時間だったと思います。


【気になった点】
この試合気になった点は1点のみ。大宮の元ヴァンフォーレ泉澤選手の警戒が甘かったことを挙げます。1点を追いかける展開だった大宮は巻き返しを図るべく後半開始から泉澤選手を投入。得意の左サイドのポジションを担当し、できる限りサイドラインの近くに張って味方の攻撃展開に待ち構えていました。彼はディフェンスを精力的に行わなかったので守備面では大丈夫だったのですが、攻撃に切り替わると一転して強烈な存在感を放つ仕掛人へと豹変します。彼のマークには主に右サイドバックの関口選手がついていましたが、後半14分には対峙した泉澤選手に瞬時のフェイントで振り切られ、左サイドを突破したあとに正確なクロスボールから富山選手のヘディング弾へと繋がってしまいました。泉澤選手は2020年と2021年の2シーズンヴァンフォーレに在籍しており数々の突破から多くの得点やアシストを記録してきました。今シーズンも途中出場からの活躍によって大宮は攻撃にスイッチが入ったように勢いづいていたので、攻撃の起点となる彼には複数人での対応が必要だったと思います。失点後は常に2人以上が対応するようになり泉澤選手に簡単にはスペースを与えず突破のチャンスも作らせなかったので良かったのですが、彼の凄みを知っている選手やコーチ&スタッフが身近にいるので、彼らを中心として泉澤選手が出場した瞬間からその対策をしたかったですね。


…この勝利によりヴァンフォーレの今シーズンの成績は10勝2分け6敗の勝ち点32となり、順位は3位に浮上しています。アウェー連戦を連勝で終え再びホームに帰ってきて白星の3連勝と現在チーム状態が日に日に良くなっているので、この調子のままできる限り長く続けていきたいですね。とりあえずは今シーズン最多5得点のゴールラッシュの喜びに浸りましょう!



2023.5.27 2023明治安田生命J2リーグ 第18節 vs.大宮アルディージャ





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