本日14時からホーム山梨中銀スタジアムにて行われていた2017年明治安田生命J1リーグ第34節ベガルタ仙台戦ですが、試合が終了し1対0でヴァンフォーレが勝利しました。ヴァンフォーレの得点は後半アディショナルタイムに挙げたリンス選手のゴールでした。ヴァンフォーレは勝利しましたが15位清水も勝ちを収めたため、ヴァンフォーレの16位が確定し、J2降格が決まりました。
厳しく相手にプレッシャーをかけ、仙台に自由を与えなかった前半のヴァンフォーレ。攻撃こそ味方選手との連携がうまく合わずに効果的な攻めはみせられませんでしたが、ディフェンス面で気迫のこもったプレーをみせていきます。後半も圧力こそ仙台から受けていて自陣での展開が多かったものの、ゴール前では粘り強くプレスをかけにいき相手に精度の高いシュートを打たせません。攻めはドゥドゥ選手とリンス選手の2トップの個の力に任せるという相変わらずの分かりやすい攻撃パターンで何度も跳ね返されますが、挫けずに何度もその攻撃を繰り返したことが最後の劇的な展開に繋がることになります。
J1残留の目標達成のためには勝利を収めなければいけないヴァンフォーレ。スコアレスの膠着状態でも次第に防戦傾向となる展開を受けて、吉田監督は早めに積極的に動きます。堀米選手や橋爪選手&黒木選手など攻撃的な特長を持つ選手たちを次々と投入して、試合の流れを変えるために攻撃の圧力を強めていきます。攻め込んだときには厚みのある展開が表現できていましたが、終盤の時間帯となって逆に仙台に空いている後方の広いスペースを突かれてカウンターアタックを受ける場面もあり、決定的なピンチを迎えるシーンが多々ありました。しかしそこはGK河田選手の好セーブやディフェンス陣の懸命な頑張りによって得点は最後まで許しませんでした。このままスコアレスで引き分けに終わると思われた後半アディショナルタイムに試合のスコアがついに動きます。
後方のエデル リマ選手から出されたハイボールを前線のドゥドゥ選手が体を張ってポストプレーを実行。その落としを受けたリンス選手が相手陣地浅いエリアからドリブルを開始します。前への推進力があるリンス選手はフェイントで相手守備陣を惑わせながらゴールエリアに侵入。シュートフェイントで相手マーク2人を同時にかわし、最後は飛び出してきたGKの頭上を狙ってチップキック。華麗なドリブルで相手を翻弄したリンス選手の得点で後半アディショナルタイム6分に待望の決勝点を奪います。得点の瞬間、約1万5000人が詰めかけたスタジアムは狂喜乱舞。選手やスタッフが一斉にピッチに飛び出してリンス選手のゴールを祝福します。リンス選手とドゥドゥ選手はコーナーフラッグの場所で祝い合い、しばらく動きませんでした。土壇場のゴールを最後まで守り切ったヴァンフォーレ。勝利の瞬間は喜びの声が上がりましたが、少し経って他会場の結果が知らされるとスタジアムは静寂に包まれ、深い哀しみが訪れていました。
選手たちは最後まで可能性を信じて頑張ってくれました。その強い気持ちはスタンドで見る自分にも伝わってきたし、実際感動もしました。残留まであと一歩だったと言ったらそれまでですが、シーズン中あれをしてたから勝った試合&あれができなかったから勝てなかったなど一試合一試合こなしてきたトータルの積み重ねの結果が今回の結果だと思います。言い訳はなしにして今回味わった悔しい気持ちを決して忘れずに、この経験をバネにしてまた改めてJ2から再出発を図ってもらいたいと思います。
ヴァンフォーレに関わるすべての皆さまとりあえず今シーズンお疲れ様でした。オフシーズンとなるので、激闘が続き傷ついた体を癒しましょう。
【勝ち点41への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
☆
↑
クラブが今シーズン目標にした勝ち点41への道のり。最終到達勝ち点が32ということで目標にはだいぶ届かなかった結果となりました。勝ち点41の目標を達成すれば12位の位置にいられたので非常に悔しいですね。
試合ハイライト
2017明治安田生命J1リーグ 第34節 ヴァンフォーレ甲府戦ハイライト
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厳しく相手にプレッシャーをかけ、仙台に自由を与えなかった前半のヴァンフォーレ。攻撃こそ味方選手との連携がうまく合わずに効果的な攻めはみせられませんでしたが、ディフェンス面で気迫のこもったプレーをみせていきます。後半も圧力こそ仙台から受けていて自陣での展開が多かったものの、ゴール前では粘り強くプレスをかけにいき相手に精度の高いシュートを打たせません。攻めはドゥドゥ選手とリンス選手の2トップの個の力に任せるという相変わらずの分かりやすい攻撃パターンで何度も跳ね返されますが、挫けずに何度もその攻撃を繰り返したことが最後の劇的な展開に繋がることになります。
J1残留の目標達成のためには勝利を収めなければいけないヴァンフォーレ。スコアレスの膠着状態でも次第に防戦傾向となる展開を受けて、吉田監督は早めに積極的に動きます。堀米選手や橋爪選手&黒木選手など攻撃的な特長を持つ選手たちを次々と投入して、試合の流れを変えるために攻撃の圧力を強めていきます。攻め込んだときには厚みのある展開が表現できていましたが、終盤の時間帯となって逆に仙台に空いている後方の広いスペースを突かれてカウンターアタックを受ける場面もあり、決定的なピンチを迎えるシーンが多々ありました。しかしそこはGK河田選手の好セーブやディフェンス陣の懸命な頑張りによって得点は最後まで許しませんでした。このままスコアレスで引き分けに終わると思われた後半アディショナルタイムに試合のスコアがついに動きます。
後方のエデル リマ選手から出されたハイボールを前線のドゥドゥ選手が体を張ってポストプレーを実行。その落としを受けたリンス選手が相手陣地浅いエリアからドリブルを開始します。前への推進力があるリンス選手はフェイントで相手守備陣を惑わせながらゴールエリアに侵入。シュートフェイントで相手マーク2人を同時にかわし、最後は飛び出してきたGKの頭上を狙ってチップキック。華麗なドリブルで相手を翻弄したリンス選手の得点で後半アディショナルタイム6分に待望の決勝点を奪います。得点の瞬間、約1万5000人が詰めかけたスタジアムは狂喜乱舞。選手やスタッフが一斉にピッチに飛び出してリンス選手のゴールを祝福します。リンス選手とドゥドゥ選手はコーナーフラッグの場所で祝い合い、しばらく動きませんでした。土壇場のゴールを最後まで守り切ったヴァンフォーレ。勝利の瞬間は喜びの声が上がりましたが、少し経って他会場の結果が知らされるとスタジアムは静寂に包まれ、深い哀しみが訪れていました。
選手たちは最後まで可能性を信じて頑張ってくれました。その強い気持ちはスタンドで見る自分にも伝わってきたし、実際感動もしました。残留まであと一歩だったと言ったらそれまでですが、シーズン中あれをしてたから勝った試合&あれができなかったから勝てなかったなど一試合一試合こなしてきたトータルの積み重ねの結果が今回の結果だと思います。言い訳はなしにして今回味わった悔しい気持ちを決して忘れずに、この経験をバネにしてまた改めてJ2から再出発を図ってもらいたいと思います。
ヴァンフォーレに関わるすべての皆さまとりあえず今シーズンお疲れ様でした。オフシーズンとなるので、激闘が続き傷ついた体を癒しましょう。
【勝ち点41への道】
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クラブが今シーズン目標にした勝ち点41への道のり。最終到達勝ち点が32ということで目標にはだいぶ届かなかった結果となりました。勝ち点41の目標を達成すれば12位の位置にいられたので非常に悔しいですね。
試合ハイライト
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