ヴァンフォーレ甲府はレナト・ヴィスキ選手&ウィリアン・リラ選手&イゴール選手&フォゲッチ選手の今シーズン限りでの契約満了を発表しました。
◇レナト・ヴィスキ選手◇

レナト・ヴィスキ選手(以後レナト選手)はブラジル出身1998年生まれの現在24歳。今年の1月6日にチームに加入することが発表されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による入国規制の影響で来日が3月16日に入国&20日にチーム合流と出遅れてしまいます。それでもDFの立て直しが急務だったチームはすぐさま彼を出場させるために準備し、3月30日の第7節秋田戦に3バックの左側のポジションで先発出場しJリーグデビューを飾ります。続く第8節仙台戦にも先発するものの、守備の寄せが甘く失点に絡んでしまうとメンバーから外されてしまい、しばらく出番が巡ってこないもどかしい日々を過ごすことになります。夏場となり第24節長崎戦で久しぶりに試合メンバーに選ばれてベンチに座ると、7月には3試合サブとして出番を窺う立場となります。第29節群馬戦では後半17分までプレー。次に出番がやってきたのは最終戦一つ前の第41節町田戦でした。先発フル出場しチームの勝利に貢献しましたが、結果を残すまであまりにも遅すぎましたね。結局今シーズンはリーグ戦4試合の出場のみ(天皇杯は2試合)。合流が遅くなったのも考慮に入れてもチームへの貢献度が低かったのは残念ですね。しかし出番が少なくなると契約を途中で破棄して帰国してしまうブラジル人選手が多いなかで、レナト選手は試合に出られなくても黙々と日々の練習をこなし、いつか来る出番のためにトレーニングを続けていたのは偉いと思います。腐らずに最後までやり通す努力は見事でした。今回契約満了となってしまいブラジルに帰ることが濃厚のようですが、また日本でレナト選手の姿が見られることを願っています。今までありがとう!レナト選手!
◇ウィリアン・リラ選手◇

ウィリアン・リラ選手(以後リラ選手)は1993年生まれの現在29歳。在籍2年目となる今シーズンは開幕前のキャンプにも積極的に参加しチームメートとより密にコミュニケーションを取れる環境でプレーできるということで、昨シーズンを上回る成績が期待されていました。しかし1トップで先発出場を続けるもののなかなか得点までは結び付かず、初ゴールを記録したのが第10節金沢戦と決定力不足を露呈してしまいます。しかし得点への迫力が乏しくても大柄な体格を活かしたポストプレーと前線で精力的に守備をする献身性を評価され、周りを手助けする働きで連続出場を続けていきますが、夏が終わる頃までに6得点と伸び悩み次第に三平選手と交互に1トップを務めるようになって出番が減少していきます。シーズン終盤戦7試合で3得点を挙げるなど復調傾向にありましたが、結局今シーズンはリーグ戦39試合に出場し9得点と、2年目に期待されるほどの結果は残せなかったのが事実だと思います。在籍2シーズンで70試合に出場し18得点という成績を残したリラ選手。得点は思うように奪えなくても自分を犠牲にしてまでチームに貢献しようとする尽くす気持ちは感じられていたので評価は難しかったと思いますが、やはり得点力を伸ばすためにチームは外国籍枠の入れ替えを決断。今シーズン限りでの契約満了が発表されました。しかしながら彼の価値は依然として高いので、現在他のJクラブへの移籍も噂されています。今度は対戦相手としてリラ選手と再会するかもしれませんね。
◇イゴール選手◇

イゴール選手は1993年生まれの現在29歳。往年のスター選手アルシンド氏の息子でもあるイゴール選手がヴァンフォーレに加入したのが8月上旬。中位順位にいたチームの起爆剤となるべく主にサイドからのチャンスメーク役として期待されていましたが、チーム戦術に馴染むのに時間がかかり自身のコンディション調整にも手間取っていたことから、試合終了間際の数分間のみの出場が続き見せ場を作れません。ノーインパクトのままシーズンが終わってしまうと思われた10月19日の第41節町田戦で初先発を飾ると、前半42分に豪快なシュートを突き刺し先制点となるゴールを決めます。結局今シーズンは5試合出場1得点。凄いゴールは決めましたが単発だったので、自身の武器と言われていたチャンスメークの方でもっと継続的に存在感を示したかったですね。今後の去就はどうなるか分かりませんが、父親譲りの才能がこれからも爆発することを願っています。
◇フォゲッチ選手◇

フォゲッチ選手は1996年生まれの現在26歳。昨年までの2年間J3の鹿児島でプレーしていた経験を活かして、この夏の加入組のなかでも早く試合のメンバーに入っていたフォゲッチ選手。スピードに乗った駆け上がりと右足のクロスボールを武器に右サイドを疾走する機会を作りたかったものの、やはりチーム戦術が徹底されていなかったことで彼の特長が最大限発揮される機会はほとんどありませんでしたね。それでもそのスピードを使った粘り強いディフェンスは効果的で、天皇杯決勝に延長後半から途中出場したときは突き離したい広島のサイド攻撃を抑える原動力となりました。今シーズンリーグ戦には7試合に出場。途中加入&途中出場の数分間だけではなく、もっと腰を据えて特長を見たかった選手と言えますね。あの活躍ができるなら他のJクラブでも頑張れると個人的には思います。

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◇レナト・ヴィスキ選手◇

レナト・ヴィスキ選手(以後レナト選手)はブラジル出身1998年生まれの現在24歳。今年の1月6日にチームに加入することが発表されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による入国規制の影響で来日が3月16日に入国&20日にチーム合流と出遅れてしまいます。それでもDFの立て直しが急務だったチームはすぐさま彼を出場させるために準備し、3月30日の第7節秋田戦に3バックの左側のポジションで先発出場しJリーグデビューを飾ります。続く第8節仙台戦にも先発するものの、守備の寄せが甘く失点に絡んでしまうとメンバーから外されてしまい、しばらく出番が巡ってこないもどかしい日々を過ごすことになります。夏場となり第24節長崎戦で久しぶりに試合メンバーに選ばれてベンチに座ると、7月には3試合サブとして出番を窺う立場となります。第29節群馬戦では後半17分までプレー。次に出番がやってきたのは最終戦一つ前の第41節町田戦でした。先発フル出場しチームの勝利に貢献しましたが、結果を残すまであまりにも遅すぎましたね。結局今シーズンはリーグ戦4試合の出場のみ(天皇杯は2試合)。合流が遅くなったのも考慮に入れてもチームへの貢献度が低かったのは残念ですね。しかし出番が少なくなると契約を途中で破棄して帰国してしまうブラジル人選手が多いなかで、レナト選手は試合に出られなくても黙々と日々の練習をこなし、いつか来る出番のためにトレーニングを続けていたのは偉いと思います。腐らずに最後までやり通す努力は見事でした。今回契約満了となってしまいブラジルに帰ることが濃厚のようですが、また日本でレナト選手の姿が見られることを願っています。今までありがとう!レナト選手!
◇ウィリアン・リラ選手◇

ウィリアン・リラ選手(以後リラ選手)は1993年生まれの現在29歳。在籍2年目となる今シーズンは開幕前のキャンプにも積極的に参加しチームメートとより密にコミュニケーションを取れる環境でプレーできるということで、昨シーズンを上回る成績が期待されていました。しかし1トップで先発出場を続けるもののなかなか得点までは結び付かず、初ゴールを記録したのが第10節金沢戦と決定力不足を露呈してしまいます。しかし得点への迫力が乏しくても大柄な体格を活かしたポストプレーと前線で精力的に守備をする献身性を評価され、周りを手助けする働きで連続出場を続けていきますが、夏が終わる頃までに6得点と伸び悩み次第に三平選手と交互に1トップを務めるようになって出番が減少していきます。シーズン終盤戦7試合で3得点を挙げるなど復調傾向にありましたが、結局今シーズンはリーグ戦39試合に出場し9得点と、2年目に期待されるほどの結果は残せなかったのが事実だと思います。在籍2シーズンで70試合に出場し18得点という成績を残したリラ選手。得点は思うように奪えなくても自分を犠牲にしてまでチームに貢献しようとする尽くす気持ちは感じられていたので評価は難しかったと思いますが、やはり得点力を伸ばすためにチームは外国籍枠の入れ替えを決断。今シーズン限りでの契約満了が発表されました。しかしながら彼の価値は依然として高いので、現在他のJクラブへの移籍も噂されています。今度は対戦相手としてリラ選手と再会するかもしれませんね。
◇イゴール選手◇

イゴール選手は1993年生まれの現在29歳。往年のスター選手アルシンド氏の息子でもあるイゴール選手がヴァンフォーレに加入したのが8月上旬。中位順位にいたチームの起爆剤となるべく主にサイドからのチャンスメーク役として期待されていましたが、チーム戦術に馴染むのに時間がかかり自身のコンディション調整にも手間取っていたことから、試合終了間際の数分間のみの出場が続き見せ場を作れません。ノーインパクトのままシーズンが終わってしまうと思われた10月19日の第41節町田戦で初先発を飾ると、前半42分に豪快なシュートを突き刺し先制点となるゴールを決めます。結局今シーズンは5試合出場1得点。凄いゴールは決めましたが単発だったので、自身の武器と言われていたチャンスメークの方でもっと継続的に存在感を示したかったですね。今後の去就はどうなるか分かりませんが、父親譲りの才能がこれからも爆発することを願っています。
◇フォゲッチ選手◇

フォゲッチ選手は1996年生まれの現在26歳。昨年までの2年間J3の鹿児島でプレーしていた経験を活かして、この夏の加入組のなかでも早く試合のメンバーに入っていたフォゲッチ選手。スピードに乗った駆け上がりと右足のクロスボールを武器に右サイドを疾走する機会を作りたかったものの、やはりチーム戦術が徹底されていなかったことで彼の特長が最大限発揮される機会はほとんどありませんでしたね。それでもそのスピードを使った粘り強いディフェンスは効果的で、天皇杯決勝に延長後半から途中出場したときは突き離したい広島のサイド攻撃を抑える原動力となりました。今シーズンリーグ戦には7試合に出場。途中加入&途中出場の数分間だけではなく、もっと腰を据えて特長を見たかった選手と言えますね。あの活躍ができるなら他のJクラブでも頑張れると個人的には思います。

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