このブログの毎年末の恒例コーナーになっていた『J2観客動員数ランキング&スタジアム密集度ランキング』。昨年末は都合により展開できなかったので今回このタイミングで発表したいと思います。2024年J2シーズン各クラブのホーム観客動員数を基にして計算し、ランキング形式でまとめてあります。それではさっそくどうぞ!
【2024年J2リーグ観客動員数ランキング】
1位∶清水エスパルス 33万7247人(1万7750人)
2位∶ベガルタ仙台 25万3286人(1万3331人)
3位∶ジェフ千葉 19万8184人(1万431人)
4位∶大分トリニータ 19万6848人(1万360人)
5位∶モンテディオ山形 19万5031人(1万265人)
6位∶V・ファーレン長崎 18万6462人(9814人)
7位∶ファジアーノ岡山 17万4572人(9188人)
8位∶ヴァンフォーレ甲府 15万7211人(8274人)
9位∶横浜FC 13万2294人(6963人)
10位∶鹿児島ユナイテッド 12万5324人(6596人)
11位∶栃木SC 11万8529人(6238人)
12位∶ロアッソ熊本 11万7356人(6177人)
13位∶レノファ山口 11万5696人(6089人)
14位∶徳島ヴォルティス 11万5031人(6054人)
15位∶愛媛FC 8万9700人(4721人)
16位∶水戸ホーリーホック 8万3717人(4406人)
17位∶いわきFC 8万1516人(4290人)
18位∶藤枝MYFC 8万1210人(4274人)
19位∶ブラウブリッツ秋田 7万8426人(4128人)
20位∶ザスパ群馬 7万5775人(3988人)
※クラブ名→ホーム通算入場者数→(1試合平均入場者数)の順。なお2024年シーズンのホームゲーム数は19試合。
…2024年J2の観客動員数トップは清水エスパルス。熱い漢秋葉監督のもとで闘志を燃やす清水はシーズン序盤から順調に勝ち点を積み重ねて上位をキープし、第36節で栃木に勝利しJ1昇格を確定させます。ホームゲームもその勢いに乗って1年通して常に満席近くの入場者を集めていた盛況ぶりで、対戦カードや座席場所によってはチケットが手に入らなかったケースも多々出ていました。2位に入ったのは杜の都に本拠地を構えるベガルタ仙台。もともと熱いサポーターによる応援がサッカー界では知れ渡っており、昨シーズンの成績もプレーオフ圏内に入る復活を遂げたのが観客動員数を増やす原動力になっていたと思いますね。3位には千葉が入り、その後の4位大分と5位山形までが1試合平均で1万人を超える結果となっています。6位は長崎。新スタ開業で話題を集めましたが、スタートが10月からで昨シーズンは3試合開催のみだったため全体の数値の伸びには繋がりませんでした。でも本格運用となる今年は楽しみだと思います。個人的な注目クラブは10位の鹿児島。残念ながら降格が決まり今シーズンはJ3で戦うことが決まっていますが、J2で2度目の挑戦となったシーズンをチームもサポーターも楽しんだ結果と言えます。この経験が将来のクラブ人気の伸びへと繋がっていくと思いますね。そして我らがヴァンフォーレは8位。シーズン序盤は富士山ダービーの清水戦や大分戦など1万人以上を記録する試合がみられていましたが、チームの成績の低迷と夏の記録的暑さのために観客動員数が鈍り、秋になるとともに少しずつ回復していったものの飛躍的な回復には結びつきませんでしたね。1試合平均は8274人。今年はなんとか頑張って1試合平均1万人以上いきたいですね。
2012年から独自の企画としてスタートしてきた『スタジアム密集度』。スタジアム密集度というのはスタジアムの最大収容人数とホームゲーム1試合平均数を計算してどれだけスタジアムをいっぱいにしたかをパーセントで数値化したもの。この数値が高いとスタジアム全体から包み込むような応援が期待できます。逆に観客動員数が多くても大規模のスタジアムで試合をしたなら空席のエリアがどうしても目立ってしまいます。スタジアム規模と観客動員数のバランスが大切と言えますね。そちらのランキングもどうぞ!
【2024年スタジアム密集度ランキング】
1位∶清水エスパルス(87%)
2位∶いわきFC(85%)
3位∶藤枝MYFC(72%)
4位∶ベガルタ仙台(68%)
5位∶ジェフ千葉(54%)
6位∶ヴァンフォーレ甲府(52%)
7位∶モンテディオ山形(50%)
8位∶V・ファーレン長崎(48%)
9位∶ファジアーノ岡山(46%)
10位∶横浜FC(45%)
11位∶鹿児島ユナイテッド(44%)
12位∶水戸ホーリーホック(43%)
13位∶レノファ山口(40%)
14位∶大分トリニータ(32%)
15位∶徳島ヴォルティス(26%)
15位∶ザスパ群馬(26%)
17位∶栃木SC(25%)
18位∶ブラウブリッツ秋田(22%)
18位∶愛媛FC(22%)
20位∶ロアッソ熊本(19%)
※ホームゲーム1試合平均÷スタジアム最大収容数。小数点を四捨五入。パーセントが同じな場合は小数点第三位を四捨五入した後の数値の高い方を上位にしています。スタジアム収容人数は2024年選手名鑑のデータ参考。1つのクラブで複数のスタジアムを使用している場合はよく使用する場所で計算しています(長崎はトラスタ)。またスタジアム改修中の場所もありますので、数値は完全に正確ではございませんので参考程度にご覧ください。
…スタジアム密集度ランキング1位も清水エスパルス。2万299人収容できるスタジアムに1試合平均1万7750人集めていることが凄いところで、数値的な空席率は13%しかありませんでした。清水のホームゲームの試合を観ても全方位から大きな声援が飛んでいる光景を見かけるので、J1復帰のためにいかに街をあげて応援してきたのかが分かると思います。2位には意外にもいわきFCがランクイン。1試合平均は4290人と観客動員数ランキングでは17位の位置でしたが、本拠地のハワイアンズスタジアムいわきが5048人しか収容できないのでこのような順位に。入場者数が少なくても試合開催する箱が小さいと逆に包み込むような雰囲気を作り出せるということですね。3位はいわきと同じ要領で藤枝がランクイン。新スタには規模が大きいスタジアムが欲しくなりますが、良い応援を考えると決してそれだけではないのが分かります。
2024年ヴァンフォーレの順位は6位。その密集度は52%と数値的にはおよそ半分以上のエリアは埋まっているということになります。J1昇格を決めて盛り上がっていた岡山や横浜FCよりも上の順位にいることは少し驚きですが、成績が伴わないときにもクラブを応援で支えていた存在が毎試合確実にいたということだと思います。勝つ試合をたくさん増やしてスタジアムが熱狂し、密集度が60〜70%それ以上と飛躍的に上がっていく未来が見たいですね。そのために我々サポーターもこれから努力していきましょう!
【2024年J2リーグ観客動員数ランキング】
1位∶清水エスパルス 33万7247人(1万7750人)
2位∶ベガルタ仙台 25万3286人(1万3331人)
3位∶ジェフ千葉 19万8184人(1万431人)
4位∶大分トリニータ 19万6848人(1万360人)
5位∶モンテディオ山形 19万5031人(1万265人)
6位∶V・ファーレン長崎 18万6462人(9814人)
7位∶ファジアーノ岡山 17万4572人(9188人)
8位∶ヴァンフォーレ甲府 15万7211人(8274人)
9位∶横浜FC 13万2294人(6963人)
10位∶鹿児島ユナイテッド 12万5324人(6596人)
11位∶栃木SC 11万8529人(6238人)
12位∶ロアッソ熊本 11万7356人(6177人)
13位∶レノファ山口 11万5696人(6089人)
14位∶徳島ヴォルティス 11万5031人(6054人)
15位∶愛媛FC 8万9700人(4721人)
16位∶水戸ホーリーホック 8万3717人(4406人)
17位∶いわきFC 8万1516人(4290人)
18位∶藤枝MYFC 8万1210人(4274人)
19位∶ブラウブリッツ秋田 7万8426人(4128人)
20位∶ザスパ群馬 7万5775人(3988人)
※クラブ名→ホーム通算入場者数→(1試合平均入場者数)の順。なお2024年シーズンのホームゲーム数は19試合。
…2024年J2の観客動員数トップは清水エスパルス。熱い漢秋葉監督のもとで闘志を燃やす清水はシーズン序盤から順調に勝ち点を積み重ねて上位をキープし、第36節で栃木に勝利しJ1昇格を確定させます。ホームゲームもその勢いに乗って1年通して常に満席近くの入場者を集めていた盛況ぶりで、対戦カードや座席場所によってはチケットが手に入らなかったケースも多々出ていました。2位に入ったのは杜の都に本拠地を構えるベガルタ仙台。もともと熱いサポーターによる応援がサッカー界では知れ渡っており、昨シーズンの成績もプレーオフ圏内に入る復活を遂げたのが観客動員数を増やす原動力になっていたと思いますね。3位には千葉が入り、その後の4位大分と5位山形までが1試合平均で1万人を超える結果となっています。6位は長崎。新スタ開業で話題を集めましたが、スタートが10月からで昨シーズンは3試合開催のみだったため全体の数値の伸びには繋がりませんでした。でも本格運用となる今年は楽しみだと思います。個人的な注目クラブは10位の鹿児島。残念ながら降格が決まり今シーズンはJ3で戦うことが決まっていますが、J2で2度目の挑戦となったシーズンをチームもサポーターも楽しんだ結果と言えます。この経験が将来のクラブ人気の伸びへと繋がっていくと思いますね。そして我らがヴァンフォーレは8位。シーズン序盤は富士山ダービーの清水戦や大分戦など1万人以上を記録する試合がみられていましたが、チームの成績の低迷と夏の記録的暑さのために観客動員数が鈍り、秋になるとともに少しずつ回復していったものの飛躍的な回復には結びつきませんでしたね。1試合平均は8274人。今年はなんとか頑張って1試合平均1万人以上いきたいですね。
2012年から独自の企画としてスタートしてきた『スタジアム密集度』。スタジアム密集度というのはスタジアムの最大収容人数とホームゲーム1試合平均数を計算してどれだけスタジアムをいっぱいにしたかをパーセントで数値化したもの。この数値が高いとスタジアム全体から包み込むような応援が期待できます。逆に観客動員数が多くても大規模のスタジアムで試合をしたなら空席のエリアがどうしても目立ってしまいます。スタジアム規模と観客動員数のバランスが大切と言えますね。そちらのランキングもどうぞ!
【2024年スタジアム密集度ランキング】
1位∶清水エスパルス(87%)
2位∶いわきFC(85%)
3位∶藤枝MYFC(72%)
4位∶ベガルタ仙台(68%)
5位∶ジェフ千葉(54%)
6位∶ヴァンフォーレ甲府(52%)
7位∶モンテディオ山形(50%)
8位∶V・ファーレン長崎(48%)
9位∶ファジアーノ岡山(46%)
10位∶横浜FC(45%)
11位∶鹿児島ユナイテッド(44%)
12位∶水戸ホーリーホック(43%)
13位∶レノファ山口(40%)
14位∶大分トリニータ(32%)
15位∶徳島ヴォルティス(26%)
15位∶ザスパ群馬(26%)
17位∶栃木SC(25%)
18位∶ブラウブリッツ秋田(22%)
18位∶愛媛FC(22%)
20位∶ロアッソ熊本(19%)
※ホームゲーム1試合平均÷スタジアム最大収容数。小数点を四捨五入。パーセントが同じな場合は小数点第三位を四捨五入した後の数値の高い方を上位にしています。スタジアム収容人数は2024年選手名鑑のデータ参考。1つのクラブで複数のスタジアムを使用している場合はよく使用する場所で計算しています(長崎はトラスタ)。またスタジアム改修中の場所もありますので、数値は完全に正確ではございませんので参考程度にご覧ください。
…スタジアム密集度ランキング1位も清水エスパルス。2万299人収容できるスタジアムに1試合平均1万7750人集めていることが凄いところで、数値的な空席率は13%しかありませんでした。清水のホームゲームの試合を観ても全方位から大きな声援が飛んでいる光景を見かけるので、J1復帰のためにいかに街をあげて応援してきたのかが分かると思います。2位には意外にもいわきFCがランクイン。1試合平均は4290人と観客動員数ランキングでは17位の位置でしたが、本拠地のハワイアンズスタジアムいわきが5048人しか収容できないのでこのような順位に。入場者数が少なくても試合開催する箱が小さいと逆に包み込むような雰囲気を作り出せるということですね。3位はいわきと同じ要領で藤枝がランクイン。新スタには規模が大きいスタジアムが欲しくなりますが、良い応援を考えると決してそれだけではないのが分かります。
2024年ヴァンフォーレの順位は6位。その密集度は52%と数値的にはおよそ半分以上のエリアは埋まっているということになります。J1昇格を決めて盛り上がっていた岡山や横浜FCよりも上の順位にいることは少し驚きですが、成績が伴わないときにもクラブを応援で支えていた存在が毎試合確実にいたということだと思います。勝つ試合をたくさん増やしてスタジアムが熱狂し、密集度が60〜70%それ以上と飛躍的に上がっていく未来が見たいですね。そのために我々サポーターもこれから努力していきましょう!
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