ヴァンフォーレ甲府は2024年シーズンの新戦力としてJ1FC東京に所属しているアダイウトン選手の完全移籍での加入を発表しました。
◇アダイウトン選手◇
アダイウトン選手はブラジル国籍1990年生まれの現在33歳。2008年にフォルタレーザECというクラブでプロデビューを飾ると2010年にブラジルセリエAのECヴィトーリアに移籍。そこからイトゥアーノFCなど数クラブに3シーズンほどレンタルでの武者修行が続くと、2014年にセリエBのパラナ・クルーベに移籍を果たします。そこで1シーズンで14試合7得点という好成績を収めると磐田のスカウトの目に止まり、2015年から期限付きでジュビロ磐田でプレーすることが決定。当時磐田はJ2にいましたが磐田で39試合出場17得点を挙げてチームのJ1昇格に貢献すると、2016年は34試合6得点&2017年は32試合出場8得点とJ1でも自らの力を示すように活躍します。しかし在籍4年目となった2018年の3月に行われた第4節広島戦で右ひざ靭帯断裂という大ケガを負い戦線離脱。懸命なリハビリをこなし10月にチームに復帰するものの、そのシーズンは4試合出場1得点に留まります。翌2019年は完全復活しチームの主力選手として33試合7得点という結果を残すとFC東京に完全移籍を果たします。
2019年シーズンはJ1で2位に終わったFC東京。2020年こそ優勝を狙う切り札としてディエゴ・オリヴェイラ選手とレアンドロ選手とともに強力3トップを形成。3人ともコンスタントに試合出場しアダイウトン選手は33試合に出場し8得点。ルヴァンカップ決勝では優勝を決めるゴールを奪うなど見せ場を作りました。FC東京2年目となった2021年はリーグ戦全38試合に出場して9得点、続く2022年は31試合に出場しJ1キャリアハイで得点ランキング3位に入る12得点を記録。そして昨シーズン(2023年)は相手からの対策も厳しくなりドリブルを止められる場面が増加したために29試合に出場し3得点に終わっていました。シーズン終了後に4年在籍したFC東京から契約満了となっていたところ、攻撃的なポジションの選手を探していたヴァンフォーレが彼に注目し契約を締結。新シーズンはJ2に活躍の場を移すことになりました。
アダイウトン選手は176cm・83kgでポジションはMF。MFといっても前目のウイングが適性と言っても良く、瞬発力がありスピードに乗った突破が最大の魅力でスペースを使った攻撃やドリブルで相手の守備網を切り崩せる能力を備えています。またガッシリした体格をしているので多少の当たりには怯まない力強さがあるのが特長。まるで戦車のようにガツガツとパワフルに前へ進んでいける地力もあります。そして相手をかわし正確なシュートが打てる足元の技術力も高く、しかも打点の高いヘディングも狙えるので、多彩なバリエーションのゴールを期待できそうですね。アダイウトン選手には得意な攻撃のかたちがあり、左サイドでボールを持ってドリブルで前に進みながらカットインして右足でコントロールショットを放つ黄金パターンでJ1の舞台で数々のファインゴールを決めてきました。磐田やFC東京で決めてきた得意のかたちをヴァンフォーレでも披露してゴールを量産してほしいですね。ただし33歳という年齢となり、往年に比べて若干ドリブルの切れ味が落ちてきているのも事実。また調子にムラがあり守備意識もそれほど高くないようなので、彼をどう組織的なチームに溶け込ませるのか篠田監督の手腕が問われそうですね。
昨シーズンはFC東京で得点こそ少なかったものの、6アシストを決めてチーム内アシスト王にもなっているのでチャンスメーカーとしても期待できそう。篠田監督が推し進める堅守速攻のチームスタイルにパワフルなドリブルで独力で決め切れる力を持っているアダイウトン選手が加われば、よりカウンター攻撃が鋭く映えると思います。チーム残留したウタカ選手と磐田からやってきたファビアン・ゴンザレス選手とトリオで攻撃を仕掛けたら、ゴール前を固めている相手チームの守備陣を力でねじ伏せらると思うので、それを見るのが今からとても楽しみですね。そして磐田時代に名波監督のもとにアドバイスを求めに監督室を何度も訪ねたエピソードがあるなど、向上心や素直さをみせていたアダイウトン選手。その性格の良さもヴァンフォーレが評価したポイントだったように思いますね。
間違いなく新シーズンの攻撃の軸になるであろうアダイウトン選手。いつ頃チームに合流するか分かりませんが、いち早くチームに馴染んでJ2開幕戦やACLからエンジン全開で活躍してくれることを期待しています!アダイウトン選手これからよろしくお願いします!
◇選手名鑑チェック◇
【アダイウトン(ジュビロ磐田/FC東京)プレー集】スピード&パワフル!圧倒的な「個」の打開力!|明治安田生命J1リーグ 2018-22
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2018年から2022年までのアダイウトン選手のゴール&プレーをまとめた動画。これらのプレーをJ1でバチバチにやってたと思うと凄いですよね。ヴァンフォーレでもよろしく頼みます。
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◇アダイウトン選手◇
アダイウトン選手はブラジル国籍1990年生まれの現在33歳。2008年にフォルタレーザECというクラブでプロデビューを飾ると2010年にブラジルセリエAのECヴィトーリアに移籍。そこからイトゥアーノFCなど数クラブに3シーズンほどレンタルでの武者修行が続くと、2014年にセリエBのパラナ・クルーベに移籍を果たします。そこで1シーズンで14試合7得点という好成績を収めると磐田のスカウトの目に止まり、2015年から期限付きでジュビロ磐田でプレーすることが決定。当時磐田はJ2にいましたが磐田で39試合出場17得点を挙げてチームのJ1昇格に貢献すると、2016年は34試合6得点&2017年は32試合出場8得点とJ1でも自らの力を示すように活躍します。しかし在籍4年目となった2018年の3月に行われた第4節広島戦で右ひざ靭帯断裂という大ケガを負い戦線離脱。懸命なリハビリをこなし10月にチームに復帰するものの、そのシーズンは4試合出場1得点に留まります。翌2019年は完全復活しチームの主力選手として33試合7得点という結果を残すとFC東京に完全移籍を果たします。
2019年シーズンはJ1で2位に終わったFC東京。2020年こそ優勝を狙う切り札としてディエゴ・オリヴェイラ選手とレアンドロ選手とともに強力3トップを形成。3人ともコンスタントに試合出場しアダイウトン選手は33試合に出場し8得点。ルヴァンカップ決勝では優勝を決めるゴールを奪うなど見せ場を作りました。FC東京2年目となった2021年はリーグ戦全38試合に出場して9得点、続く2022年は31試合に出場しJ1キャリアハイで得点ランキング3位に入る12得点を記録。そして昨シーズン(2023年)は相手からの対策も厳しくなりドリブルを止められる場面が増加したために29試合に出場し3得点に終わっていました。シーズン終了後に4年在籍したFC東京から契約満了となっていたところ、攻撃的なポジションの選手を探していたヴァンフォーレが彼に注目し契約を締結。新シーズンはJ2に活躍の場を移すことになりました。
アダイウトン選手は176cm・83kgでポジションはMF。MFといっても前目のウイングが適性と言っても良く、瞬発力がありスピードに乗った突破が最大の魅力でスペースを使った攻撃やドリブルで相手の守備網を切り崩せる能力を備えています。またガッシリした体格をしているので多少の当たりには怯まない力強さがあるのが特長。まるで戦車のようにガツガツとパワフルに前へ進んでいける地力もあります。そして相手をかわし正確なシュートが打てる足元の技術力も高く、しかも打点の高いヘディングも狙えるので、多彩なバリエーションのゴールを期待できそうですね。アダイウトン選手には得意な攻撃のかたちがあり、左サイドでボールを持ってドリブルで前に進みながらカットインして右足でコントロールショットを放つ黄金パターンでJ1の舞台で数々のファインゴールを決めてきました。磐田やFC東京で決めてきた得意のかたちをヴァンフォーレでも披露してゴールを量産してほしいですね。ただし33歳という年齢となり、往年に比べて若干ドリブルの切れ味が落ちてきているのも事実。また調子にムラがあり守備意識もそれほど高くないようなので、彼をどう組織的なチームに溶け込ませるのか篠田監督の手腕が問われそうですね。
昨シーズンはFC東京で得点こそ少なかったものの、6アシストを決めてチーム内アシスト王にもなっているのでチャンスメーカーとしても期待できそう。篠田監督が推し進める堅守速攻のチームスタイルにパワフルなドリブルで独力で決め切れる力を持っているアダイウトン選手が加われば、よりカウンター攻撃が鋭く映えると思います。チーム残留したウタカ選手と磐田からやってきたファビアン・ゴンザレス選手とトリオで攻撃を仕掛けたら、ゴール前を固めている相手チームの守備陣を力でねじ伏せらると思うので、それを見るのが今からとても楽しみですね。そして磐田時代に名波監督のもとにアドバイスを求めに監督室を何度も訪ねたエピソードがあるなど、向上心や素直さをみせていたアダイウトン選手。その性格の良さもヴァンフォーレが評価したポイントだったように思いますね。
間違いなく新シーズンの攻撃の軸になるであろうアダイウトン選手。いつ頃チームに合流するか分かりませんが、いち早くチームに馴染んでJ2開幕戦やACLからエンジン全開で活躍してくれることを期待しています!アダイウトン選手これからよろしくお願いします!
◇選手名鑑チェック◇
【アダイウトン(ジュビロ磐田/FC東京)プレー集】スピード&パワフル!圧倒的な「個」の打開力!|明治安田生命J1リーグ 2018-22
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