ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第28節アウェー栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎにて栃木SC戦です(19時キックオフ)。
◇中継情報◇
DAZN
とちぎテレビ
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 8月25日 6:00発表
カンセキスタジアムとちぎ(栃木県)
曇り☁のち雨☔(真夏日)
最高気温:32℃(キックオフ時∶26℃) 最低気温:24℃
降水確率
6時~12時:30%
12時~18時:80%
18時~24時:90%
◇見どころ紹介◇
【栃木SC】
☆今シーズンの成績:6勝7分け14敗(勝ち点25) 18位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕△○✕△
☆注目選手
宮崎選手∶184cmの大柄な体格を活かしたポストプレーが武器のCF。体を投げ出すようなダイナミックなプレーが得意で、前回対戦の第3節では決勝点を奪う。
坂選手∶7月にG大阪から完全移籍してきた29歳CB。174cmと小柄ながら身体能力が優れている。
矢野選手∶40歳となる元日本代表長身FW。途中出場から強さと高さでゴールを狙う。
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:栃木SCvsブラウブリッツ秋田 明治安田J2リーグ 第27節 2024/8/17
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:8勝8分け11敗(勝ち点32) 14位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕△○○✕
☆注目選手
三平選手∶天皇杯鹿島戦で4試合ぶりの公式戦復帰。組織力を高める前線の動きや高い打点でのボンバーヘッドに期待。
宮崎選手∶攻守に活発に動く運動量と切れ味鋭いドリブルを活かし天皇杯鹿島戦でアシストを記録。アダイウトン選手不在のシャドーの穴を埋められるか。
ヘナト アウグスト選手∶的確なポジショニングと高い足元の技術で安定感をもたらす守備職人。基本はボランチの選手だが、マンシャ選手不在ならCBを務めそう。
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:清水エスパルスvsヴァンフォーレ甲府 明治安田J2リーグ 第27節 2024/8/17
☆降格圏を免れる一戦
現在14位に位置するヴァンフォーレ。篠田体制から大塚新体制に変わってからは2勝1分け2敗の勝ち点7獲得と5試合を終えてまずまずの成績を残しています。J3降格圏内となる18位との勝ち点差が ‘3’ まで縮まっていた時期もありましたが、このところの連勝でその差も ‘7’ に広がっており、今のところはセーフティゾーンに入っていると言えます。対戦相手の栃木は降格圏ラインである18位に位置。J3降格圏内から脱出するために順位の近いヴァンフォーレにホームで一泡吹かせたいと思っているはず。第3節に行われた小瀬での一戦では終盤の時間帯に勝ち越して貴重な白星をモノにしているので、栃木の6勝のうちの1勝になってしまっているため相性は良い方だと感じていてもおかしくありません。ヴァンフォーレとしたら次こそはやられないように綿密な準備をして万全な状態でこの試合に臨みたいですね。
☆鹿島戦の死闘を繋げられるか
ヴァンフォーレはリーグ戦の合間の日程である21日に天皇杯ラウンド16の鹿島戦を戦っています。その試合では三沢選手の豪快なヘディングシュートで先制点を奪っており、途中同点にされて後半終了間際に勝ち越されて試合には敗れたものの、内容的にはJ1で優勝を狙う強豪クラブを苦しめるような戦いができていたと思います。ヴァンフォーレはこのレベルの高い試合をこれからも忘れずにいたいところ。しかも今回はJ2で下位に沈んでいる栃木相手なので、天皇杯のときとのチーム力の差を感じることができると思います。その差を感じている間は相手に合わせるサッカーではなく、自分たちが率先して仕掛けていくような積極的なサッカーで先制パンチを与えたいですね。それがヴァンフォーレの先制点へのチャンスタイムになるはずです。
☆休養十分の鳥海選手とウタカ選手
週中の鹿島戦の出場を回避したウタカ選手と鳥海選手。普通なら中3日で臨むところをいつものリーグ戦と同じ感覚の中7日で試合をすることができます。試合勘の面では中3日の他の選手の方が研ぎ澄まされているとは思いますが、体力の蓄積疲労ではこの2人は全く問題ないと思います。リフレッシュした状態の攻撃陣2人がスタートから存在感を示すことができたら決定機は作れると思うので、前半のうちは彼ら2人を軸として攻めるべき。そして疲れてきたら三平選手や三沢選手など天皇杯で一定の活躍をみせた選手が途中投入されそうなので、彼らの躍動感で再びチームに活気が生まれるような展開にしたいですね。
☆ジョーカー候補の三沢選手
天皇杯の鹿島戦ではボランチではなくシャドーのポジションで先発出場を果たした三沢選手。彼の技術の高さを中盤のゲームメークではなくチームの決定機により前のポジションで活かしてほしいという大塚監督の想いが感じられました。その大塚監督の願いが届くかのように試合では次々とチャンスを作り出し、前半29分の先制点となる豪快ヘディングが生まれます。この得点は三沢選手の第一子誕生のメモリアルゴールとなり、みんなで揺りかごパフォーマンスで祝福し良い雰囲気をチームで作り出せました。三沢選手は結果を残せたということでこのリーグ戦でのメンバー入りが確実。今回はたぶんベンチに入って途中から起用される立場になりそうですが、今回もシャドーのポジションで卓越したテクニック力をみんなに披露してほしいですね。
☆終盤の高さ対策
リーグ戦の清水戦や天皇杯鹿島戦でもそうでしたが、試合中3バックの頭上を越えてゴール前で相手に合わせられる場面が目立っており、DF陣の高さ不足に悩む場面が度々みられています。それがマンシャ選手やヘナトアウグスト選手が3バックの一角を務めているときには良いのですが、林田選手(175cm)・関口選手(172cm)・井上選手(178cm)の3人がCBに入っているときは180cm以上の選手がおらずに空中戦の処理に苦しんでいると思います。特に試合終盤の時間帯はゴール前へロングフィードを供給したり多少ルーズにアーリークロスを放り込む機会が増え、相手はゴール前に屈強なフィジカルの選手を揃えてパワープレーを仕掛けてくるシーンが目立つようになります。空中戦で後手を踏まないためにも競り合いに強いタイプの存在が1人は欲しいところ。今津選手は移籍していなくなりましたが、マンシャ選手や孫選手など空中戦の核となるCBの選手を勝負どころだけでも良いので起用してほしいですね。
☆勝ちたいという強い気持ち
この試合勝つことができたら、これからの残り試合でほぼ下の順位を気にすることなく試合ができると思います。さらに一桁順位突入の足がかりとなるので、アウェー戦といえども勝利が欲しい試合となります。ここから連勝を続けていけば厳しいと思われているJ1昇格プレーオフ争いに加わる糸口にも繋がるかもしれません。選手たちには勝ちたいと思う気持ちをピッチ上で前面に出していき、攻守にアグレッシブなプレーで相手を圧倒してほしいと思います。そして夏休み期間最後の週末ということで、たくさんの方々が関東近隣アウェーでもある栃木に向かわれると思います。サポーターの力で特に疲れてくる時間帯に選手たちを力強く鼓舞して勝利に導いてほしいですね。白星を期待しています!
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