いきなりですが新企画をスタートさせます。題して『VFKレジェンドマッチ』。
これまでこのブログでは『ベストゲームセレクション』というコーナーをコツコツと続けていまして、おかげさまで第58弾(2024年5月)まで展開してきました。しかし紹介し過ぎた影響で自分自身過去に紹介した動画なのか新しいものなのか頭が追いつかなくなるケースが多々あり、またネタが少なくなっていることも懸念点としてありました。なのでこのタイミングで『ベストゲームセレクション』のコーナーを休止し、またイチからヴァンフォーレ甲府が素晴らしい試合をした動画を紹介するリニューアルコーナーを始めたいと思います。一旦すべてリセットするかたちを取るのでこのコーナーでは以前紹介した動画もバンバン出てきますが、どうぞご了承ください。
では記念すべき『VFKレジェンドマッチ』第1回目で紹介する対象試合はこちらです!
2021.9.12 2021明治安田生命J2リーグ 第29節 vs.ザスパクサツ群馬
2021年9月に行われた明治安田生命J2リーグ第29節ザスパクサツ群馬戦。2枠のJ1昇格の椅子を獲得するために磐田と京都の上位2クラブを懸命に追っていたヴァンフォーレ。そこに待ち構えたのが16位につけていた群馬でした。群馬のホームに乗り込んだヴァンフォーレは前半6分にセットプレーから浦上選手のヘディングシュートで幸先よく先制点を獲得。途中群馬にあわやの場面を作られるものの河田選手のセーブや体を張ってブロックしたDF陣の奮闘もあり失点を0で抑えます。後半が始まった2分後には左サイドの展開からクロスボールを中央でウィリアン・リラがポストプレーを行うと、右側で走り込んできた荒木選手にパスを供給。荒木選手は左足で冷静にゴールに流し込んで追加点をゲットします。続く後半21分にも長谷川選手のスルーパスに反応した荒木選手が右サイドを駆け上がるとタイミングよくファーサイドに絶妙なクロスボールを送り、そこに詰めていたウィリアン・リラ選手がゴールに押し込みダメ押し点。3対0という会心のスコアで群馬に勝利し、3位グループに食い込んでさらなる上位進出を目指すのでした。
2021年と言えば伊藤彰監督体制の集大成となるシーズンで、J1昇格の目標こそ叶いませんでしたが最終的には3位というあと一歩のところまで迫れた年でした。この頃のメンバーには野津田選手を始め須貝選手や長谷川選手など、J1クラブに羽ばたいていった選手が多く在籍していましたね。3年前ですがとても懐かしく感じます。またコロナ禍の影響で声が出せずに手拍子で応援している当時の光景も動画から伝わってくるので、現在の全力で声を張り上げて応援できる幸せも噛み締めることができると思います。
J2リーグはパリ五輪開催の中断期間がJ1・J3より一足早く明け、8月3日から再開します。その中断明け初戦でヴァンフォーレはアウェーでザスパ群馬と対戦するので、この動画の当時のように敵地で強いチームの姿をみせて良いスタートダッシュを決めてほしいと思います。