今朝起きて、ベランダのレモンの木に、「少し葉が増えてきてよかったねぇ」と声をかけると、「あっ!」 なんと、アゲハの幼虫がいっぱいいてビックリ。
何だか、いっぱいいますよ。数えてみましょう。
さらに、この写真に写ってないものも写しました。
下の方にも・・・
黒枠にしたのは、もうすでに最初に見えていた幼虫君です。全部で6匹+1匹+2匹=9匹と言いたいところですが、実は、最初の写真に小さいのがもう1匹写っていました。右の小さい幼虫と同じ大きさのが、その左奥の葉にもいました。
実は、このアゲハチョウの幼虫は、今年の5月にも生まれて、すっかりこの木の葉を食べ尽くしながら成長。彼らが去って、やっと葉が再び繁ってきたところでした。
今年2度目の幼虫訪問です。下が、1度目の訪問ですっかり葉がなくなってしまったレモンの木です。
実は、この木は、買ってから早い時期からアゲハに愛され続け、もう何年も葉を幼虫育てるために、花を付ける間もなく葉を捧げ続けてきたのです。だから、全然大きくなる暇がないのにそれでもアゲハのお母さんに延々と愛され続け幼虫を育てながら生き続けている不思議なレモンの木なのです。
あまり、幼虫がきて葉が不足してしまい、庭にもレモンの木を買い足しました。こちらは、1m以上には育っていますが、そちらの木にしても、これほどではないですが同じように幼虫が生まれ、こちらからそっちに餌不足で引っ越しさせたりで、その木の葉も足りなくなり、近所の大きなレモンの木のある人から葉を分けてもらって与えたり、毎年大忙しです。
さらに、さすがの私も、両方の木を買った時こそ、レモンの花を見て、実が1つ2つはなるのを見たのが、アゲハが卵を産むようになってからは、近所のレモンの花や実を見ながら、我が家のは葉ばかりでしばらく花をみないなぁ~、実もならないな~と思い、今年、1本またレモンの苗を買いました。
レモンの花です。
そして、こちらには幼虫が1匹も来ずに、レモンの赤ちゃんがすくすくと成長中です。どこまで大きくなるか楽しみですが、この木は、しっかり大きくなるまで、アゲハチョウのお母さんには気づかないでもらえるとうれしいですね。
ところで、不思議なのが、終齢幼虫までは育つのに、その後、どうやっても蛹になった姿を見られないことです。ホトトギスの葉で育ったルリタテハの蛹は、同じあたりでぶら下がっているので何回か見つけられたりしたのですが、アゲハはどうしたものか、遠くまで歩いて行って隠れて蛹になったものか、鳥か何かに食べられてしまったのか?でも、ベランダに鳥がきているのは見たことがないので、七不思議です。
でも、これだけ飽きもせずに毎年アゲハチョウが卵を産んでいくのは、ここが安全と、何匹かは生き残って戻ってきてくれているのではないかと、花も実も諦めてきた私は思い続けています。 10匹もいれば、誰か今回こそ蛹になる姿を見せてほしいなぁ~~~。
ところで、洋服を脱いで見せてくれたのは、いましたよ!
最初の方に2匹だけ7時台に写した時は何もなかったのに、数時間で見ていない間にOne step up! 脱いだ洋服が幼虫の手前に丸まっていました。脱皮は、けっこう緑になるまで、みんな見せてくれるのですけれども・・・。
蛹になるのがいたら、またお見せしますね。
アゲハって大食漢ですから、食べる分の準備は大変ですよね。
アゲハは蛹になる前にはかなり移動するから、蛹を見つけるの大変ですよね。
観察するために、おしりに角が出始めたら、100均で売ってるような飼育ケースにぶら下がれるような棒を立てかけて入れて見てはいかがですか。
観察できると思いますよ。
月は梅雨空が続くうちに、日付が変わってから登るようになってましたね。
朝の天気も良くないので、見られないうちに新月を迎えてしまいそうですね。
破れかけて使わなくなった虫取り網を使って、去年だか「アゲハの蛹を見逃さない」作戦を決行したのですが、網から抜け道がないように最新の注意をはらったのに、忽然と消えてしまったり脱出するのやらで、1度も成功していないんですよ~。
アゲハ意外のルリタテハや、ヤゴ、テントウムシでは蛹や羽化するのまで、みた経験があるのですが・・・。
でも、今日、アゲハチョウがまたこの木の回りを飛んでいました。子どもを見に来たのか、また卵を産みにきていたなら「密」もいいところになってしまいます。