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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月の舟が織姫と彦星のために(旧暦の七夕)

2019-08-08 00:02:23 | 惑星・天体ニュース

  8月7日の今夜は旧暦の7月7日、七夕の日です。旧暦の7日と言えば、半月少し前のこんなお月様が空に上っています。

        

     日付は変わって8日になってすぐ、2:31に上弦のちょっきり半月となる月ですが、今夜の月は11:30に出てきた月でもう今は沈んでしまっているので、やや凹んでいるんですよ。これを顔を左に傾けてみると舟の形に見えませんか?

     この舟に密かに乗って織姫と彦星がデートできる年に1回の日が七夕なんですね。と、思っていたら、なんと昨日のコメントに、ブドリさんが「2019-08-06 今夜、織姫様はISSを使って彦星のところへと渡っていきましたよ。明日はゆっくりと会うことでしょうね。」と二人の最新デートの様子を伝えてくれていました!

ブドリさんの「銀河鉄道の月」に早速飛んで行ってみると、ココに「ISSが雲に入る直前にベガのすぐ下を通過し、肉眼ではわからなかったのですが、合成してみたら、フレームアウトする直前でアルデバランの下を通過していました」と写真入りで紹介しているのが見られました!

     そうか、今やISSでひとっ跳び?一緒にISS(国際宇宙ステーション)に飛び乗って、七夕の日は地球を何周もして楽しんだかな?と考えるのも何だか面白そうですね。  実は、明日8日の夜もISSが今度はお月様のそばを通過するようです。ただし、これは関東での話。ISSは、地球から非常に近いところを飛んでいるので、日本でも場所が変わると星や月と違い空のどこを通るかも全然違います*

     

     ちょうど、明日の月は ↑ この上の19:44:00とあるTを頭にしたさそり座の右上の黄色の矢印あたりにいるはずなので、ここで月を掠めていきそうです。東京だと見え始めるのが19:39ですので、ちょっと北よりの西の地平線から出てきたところを見つけてそれが低い空をさそり座そばの月をめがけて飛んで行くのが見られそうです。天気がよければ、肉眼でISSは充分見つけられます。月に向かっていく飛行機かな?と思えるような明るい光が、しかし飛行機のように点滅せずに静かに音もなく進んでいったら、それは間違いなく国際宇宙ステーションISSですよ!!!

    *あなたの家が東京以外の場所でしたら、「きぼう」/ISSの目視情報で見え方を確かめて下さい。下のように、明日は西日本の人は関東よりもっときれいにみられそうですよ。月を掠る楽しさはなさそうですが、それ以上にゆっくり高い空で楽しめるようですね。

       左の絵をクリックすると、同じ画面がでてくるので、自分の地域をクリックすると、東京の見え方で紹介したような画面が見つかりますよ。

      明日が晴れますように!

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