ゆりあげ剣道教室

三重県桑名市の少年剣道教室です。
桑名高校体育館武道場で子供達が元気にお稽古しています。

上の骨、下の骨

2021-07-14 15:48:23 | 剣道

7月14日(水)

腕の骨のお話

 

肘(ひじ)から手首までの「前腕」の軸となっている2本の骨を「前腕骨」といいます。

前腕骨は、母指側(外側)にある橈骨(とうこつ)と小指側(内側)にある尺骨(しゃっこつ)でなりたちます。

 

こどもたちに説明するのに、橈骨(とうこつ)を上の骨、

尺骨(しゃっこつ)を下の骨と、仮に呼んで説明します。

 

上の骨の先は、親指、人差し指に、

下の骨の先は、小指と薬指につながります。

こどもたちには「腕の下側をなるべく意識して使おうね」って、アドバイスをします。

小指→尺骨→二の腕下側→肩甲骨 このつながりです。

 

腕の下側を「感じている」子と、全く無意識でいる子とでは、

小学6年生くらいから竹刀の先のスピードに差がでます。

 

右手の中指、薬指、小指で竹刀をはねあげて素振りをする子と、

右手左手の親指人差し指で、ぎゅと握って素振りをする子に分かれます。

 

指で竹刀をはねあげて素振りをすることが習慣になると、

面を打ち切った「右手、左手の納まり」

特に「左手首の角度の納まり」を、この2本の骨のねじれで説明します。

 

中学生や大人なら「小指をしめる」というアドバイスになりますが、

小学生の小さい手では小指は意識できません。

そこで、「2本線の下側が見えないように打とうね」って、アドバイスします。

 

参考HP

バレリ―ナのカラダ講座 「腕のねじり」について

https://www.chacott-jp.com/news/useful/lecture/detail013426.html

 

コメント
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