5月24日(木) 本日稽古休み
昨夜の稽古最後に私が言った「三顧の礼」。
皆がポカンと私を見ていた。
何のこと?そんな感じです。
今日はその説明。
三国志のお話。
まずは予備知識。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%A1%A7%E3%81%AE%E7%A4%BC
以前の道場で私、団旗を作りました。
尊敬する先生に是非書いて下さいとお願いしました。
二度お願いして二度断られました。
普通はそこでおしまい。
普通は諦めます。
が、あきらめの悪い人もいます。
ある日、先生とのいつもの稽古が終わったあと、
三度目のお願いをしました。
もちろんダメ元の気分。
先生、何となく気分がよかったんでしょうか?
そしたらあっさり承諾。
承諾と言うより「快諾」の感触。
なんだか、待っていたような?
ということで、旗が出来上がりました。
しかもお願いした文字(一字)以外に、
この文字列も入れなさい・・と、先生からの要望。
目下の者が目上の師にお願いする
「逆三顧の礼」のお話です。
今も県の少年大会がある時は、
必ずその旗その文字が、
私の目に飛び込んできます。
毎回、旗を示してくださる父母様に感謝しております。
大事に扱って頂いている先生方に感謝しております。
人は死んでも字は残る。
あの字を見るたび師を思い出します。
あの日、稽古に出かけてよかった~。(ブルゾンShu調)
今日、25年間くらい連続して購読していた、
月刊誌「剣道日本」を捨てました。
12×25冊ぐらいあったのかなあ。
ついでに20冊くらいの剣道教本も捨てました。
車で業者に持ち込み、
どさっと鉄のかごの中に掘り投げます。
山積みされた雑誌を写真に残しておこうかと思いましたが、
なんだか「自分がめめしく」、ヤメ。
60になり、もう読み返す、
根気も、時間も、必要も、なくなりました。
自分の事を話す先生ではありませんでしたので、
当時は先生の事よく知らないで私、
毎回、道場で会えば、
必ず最初にお稽古をお願いしていましたが、
ほとんど日常会話はありません。
先の雑誌から先生の生い立ちを知ることもありました。
もうちょっとしたら、
私そちらに行きますから、
先生、また稽古お願いします。
今度は時間がありますから、
長い世間話を聞かせてください。
あれからだいぶ私、
腕あげましたよ。
まあ、口も達者になりましたが。
追記
昨夜、Rinに送った動画を
会員専用ページ内「稽古動画」最上段にアップしました。
右足先に注意。
即座にやって見せるRinは、器用なもんだ。
やらせる方は面白半分だけど(笑)。