ゆりあげ剣道教室

三重県桑名市の少年剣道教室です。
桑名高校体育館武道場で子供達が元気にお稽古しています。

苦言

2016-01-28 22:15:19 | 剣道

1月27日(水) 午後7時~9時 定期稽古

 

水曜は広い体育館で、

「連続追い込み稽古」です。

 

前に出ながら、

連続面、連続小手面、連続小手胴、連続小手面胴。

さがりながら、

連続引き面、連続引き小手面、連続引き面胴、連続引き胴面。

「メンドウ、メンドウ」と「ドウメン、ドウメン」の違いを、

区別して稽古します。

 

最後は連続の切り返し。

行ったり来たりのシーソー稽古です。

 

大人の人は、明日は仕事が有りますので、

子供の半分の回数に調整して稽古をします。

 

じゃ、なぜ、追い込みの連続打ち稽古をするのか?

こんな場面に自然と前に出れます。

Kimuken先生 対 Shu 地稽古のシーン

https://youtu.be/inAhUdGjvZo

 

元立ちの先生と子供たちとの稽古を撮影しました。

 こんなシーンもあります。

Kimuken先生 対 Ai(中2)

https://youtu.be/t9XQYxcBUo8

孫に一本取られる心境を、今度聞いてみましょう。

 

午後9時。稽古終了

https://youtu.be/Ur9Ees-LRC4

水曜日は、7時の子供たちの雑巾がけで稽古が始まり、

9時の父母さんのモップがけで稽古が終了します。

 

以外だと思うかもしれませんが、

私は子供たちが試合に負けても叱りません。

60近くなって、歳をとったこともありますが、

子供が試合に負けても、あまり熱くなりません。

 

「ああ、そうか~、気持ちがまとまらなかったかあ~」と、

試合の結果より、気持ちの持って行き方の、

私の役目を反省します。

 

稽古中に、その子の身の丈に応じた事は伝えてあります。

子供たちは、今、習っていることは十分承知しています。

繰り返し稽古をして試合に臨むわけです。

試合で発揮できなかったということは、

原因の半分は、本人の気持ちの作用です。

本人の気持ちがまとまっていないわけです。

半分は私の責任です。

 

子供が剣道を始めて、

1年2年が過ぎますと、

1回戦、2回戦と勝ち始めます。

その辺りから、パパ、ママの心境の変化に、

スイッチが入ります。

習い事のつもりが、いつしか勝負にこだわるようになります。

私にしては、「しめしめ」です。

 

稽古中は私の「激!」は、通常の掛け声ですが、

試合会場に行けば、私は審判員です。

試合に出る子供の横にいるのは、

パパ、ママとなるわけです。

 

稽古や試合の帰り道、私がしからなくても、

送迎の車の中でパパ、ママが私の代わりに、

苦言を言って下さいます。

私が叱る必要がなくなります。

 

最近は、パパ、ママの上手な叱り方を、

稽古最後に私が「苦言」することもしばしば。

「子供を叱る時は、理がかなった叱り方をお願いします」

 

パパ、ママの理不尽な自分勝手な叱り方は、

将来、子供が成長した時に、

パパ、ママが反面教師のイメージとして残ります。

ほおっておいても、中学生になれば、

「心の自立」が確立します。

親はアリーナの2階から見ているだけになります。

 

その経過は、パパママ御自身で、

これから体験してください。

 

パパママの 苦言は我の 思うツボ

                Shu

 

 

 

コメント
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