kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

ある意味一番切実な危機

2019-09-18 20:55:29 | 日記

台風15号が大きな爪痕を残して去ってから

早や10日

当初の予測よりずっと被害は深刻だったけど

少しずつ全容が解明され

復旧に向けた活動も本格化している

でも先日書いたように

千葉県での被害を伝える報道が多い一方

その他の地域の被害はあまり知られていない

実は伊豆半島(静岡県)でも停電・断水はもちろん

建物の半壊・一部損壊も60棟ほど出ていて

その復旧・修理が始まっているが

今一番の問題が

誰も住んでおらず人が訪れた様子もない被災した建物だそう

つまり

そういう建物は修理する様子もなく

雨風にさらされたままの状態になってる

市や町の役場によると

その家々の持ち主を探して連絡を取ろうとしているけど

それが誰だか全くわからないケースも多いという

それはたぶん

そこに住んでいた人が亡くなって

受け継ぐ人もわからないままになってるっていうことなんだろうか・・・

確かに今はどの地域でも空き家が目立って

倒壊しそうでも持ち主がわからないため周囲は手出しできないってケースがかなりある

或いは

持ち主はわかってるけど

税金対策とか、家を壊す資金がないとかの理由で

そのまま放置されてるところも多いと聞く

けど

その地域に住んでいる人は常に倒壊による被害・二次災害の危険にさらされているわけで

自分がその立場になったら絶対何とかしてほしいと思うだろう

だから

持ち主がわかってる場合は一刻も早く手を打ってほしいし

わからない場合は市町村が強制的に処理できるように

法律を変えるなりしてもらいたいと思うのは

わたしだけ・・・?

でも

壁や屋根が飛ばされて無くなってるお宅は

もう家の柱や土台も雨風が入り続けているから

もし次の台風や大きな低気圧が来たら

周りの家を壊しながら倒壊する可能性がかなり大きい

伊豆はこれから秋を迎え観光シーズン

そんなところに壊れた空き家が目立ったら皆来たくなくなるだろうし

地域のことを考えたら

一刻も早い対応が必要だと思う

台風15号の被害は

思った以上に大きな波紋が今も広がっている

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (4)
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