kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

一人旅は危険な香り Part 15

2015-11-05 22:36:02 | 旅行
スイスの友人のところへ

遊びに行った時のこと

ある日友人の姪っ子たちが遊びに来ていて

まだ幼稚園児だった下の子は

日本人の私に

興味津津

さっそく話しかけてくる

でも私は

イタリア語はほとんどわからない

小っさな姪っ子ちゃんは

そんなことわからないから

一生懸命話してくる

私の眼は必死で友人を探すけど

見当たらず

しかたなく

彼女の話を聞き

ところどころ

”Si(はい)…Si…”

と相槌を打つ

すると・・・

姪っ子ちゃんはすごくうれしそうに

「Grazie(ありがとう)」

と言って友人のところに走って行った

私はわけがわからず

ちょっと不安に

そんなところに友人がやってきて

「いまうちの姪っ子に

 ”明日幼稚園に遊びに行く”って約束した?」

えぇ~?!あの子そんな事言ってたの?

だって明日は友人と旅行に行く予定

しかし姪っ子ちゃんはもう私が来るって信じてる

姪っ子のお母さん(友人の姉)も来て

「こんなに喜んでるからお願い」と・・・

しかし相手は幼稚園児

行って何していいかわからない

そこで友人と相談し

折りづるを折って見せることに・・・


翌朝姪っ子のお母さんが

幼稚園の先生に事情を説明し

20分ほどお時間をいただけることに

そこで

友人に通訳をお願いし

簡単に自己紹介し

折りづるの実演

子供にはちょっと難しいけど

たまたま持っていた折り紙を渡すと

みんな一生懸命折ってくれる

なんでいきなり日本人が来て折り紙おるのか

そんな失礼なことを考える子はなく

なんとか折り紙に集中して

お時間終了

なんの心構えもなくこんなことになり

心臓バクバク

職場で若い人指導するより

ずっと緊張した


そして深く反省

言葉がわからないくせに

わかったふりしてうんうん言うと

あとでとんでもないことになる

みんなにも迷惑かけて

いいことなし

楽しい旅行前に

どっと疲れたお話
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一人旅は危険な香り part 14

2015-09-13 09:17:16 | 旅行
一番最初の海外旅行は

パックツアー

スイスとオーストリアとパリを廻ったけど

私は一人で参加

幸いもう一人一人参加の女性がいて

仲良くなり

お部屋も一緒で

楽しかった


さて

オーストリアでのこと

ホテルについたら

外観の一部が焦げてる

なにもインフォメーションはなかったけど

ぼやがあったらしい

その影響かわからないけど

なんとお部屋が

女性4人ひと部屋になってる

ひとつは明らかにエキストラベッドで

マアお部屋はそこそこ広くて

グランドピアノとか置いてあったけど

私たちとしては

やっぱり2人部屋がいい

さんざんクレームを言ったけど

取り合ってもらえず

ツアーコンダクターさんも

あんまり協力してくれず

仕方なく4人か・・・

となったとき

"あっ!ネズミ!!!”

部屋の中に

ねずみが1匹走ってる!

すぐさまフロントに連絡して

見てもらう

さすがにホテル側としても

ネズミが出た部屋に泊まらせたら

もうツアー客が取れないとわかったらしく

すぐさま別の部屋にご案内

・・・なんだ、部屋あったじゃん

もちろんおわびのフルーツも届き

私たちも一安心

別に特別扱いは要らないけど

けっこうお値段のいいツアーだったから

きちんとした対応をしてもらいたい

ただそれだけだったんだけど

その頃は

日本人はほっとけばあきらめると思ってたのかな?

とにかく

自分としては

海外に出たら自分の意見をちゃんと言わないと、と

心構えができた

最初のツアーだった


ツアーコンダクターさんも

そのあとは人が変わったかと思うくらい張り切るようになり

予定を次々に変更して

いっぱいサービスしてくれた

・・・のはいいんだけど

そのツアー、新婚旅行のお客さんが10組くらいいて

ただでさえお買い物とかに忙しいのに

朝5時出発とかに予定を変更したときは(朝食はバスの中でサンドイッチ)

新婚さんたちの体調がとても心配になった

みなさんバスの中は爆睡してて

目的地についたら起きる感じ

きっと

何処をどう回ったか

わからなかったと思う

でも

バラ公園なんかで

ベンチで2人で座ってたりして

とってもほほえましかった

・・・新婚さんって、大変ですね

とにもかくにも

初めての海外旅行は

初体験満載で

とっても勉強になった

天気も景色もよく

ツアー自体はほんとに素晴らしく

もっとヨーロッパを知りたいと思うようになった


やっぱり旅は

新しいこと経験してこそ価値あり

最近ご無沙汰だけど

また行きたいなー
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やっぱり下調べは大切

2015-09-12 09:00:59 | 旅行
南アフリカで

ケープタウンに行った時のこと

せっかく海のある外国に行ったから

海にも潜ってみようと思って

体験ダイビングをしてみたら・・・

なんと浅瀬の海の中に

巨大な海藻がびっしり(森です、森!)

見た目でっかいわかめで

もう先が見えない

泳ぐどころか

海藻をかき分けかき分け

ほぼ歩くように進むこと30分

・・・なんかシュノーケリングで十分だったような・・・

他にお客さんもおらず

インストラクターに聞いてみると

ここはこんな感じとのこと

えぇ~・・・ああ、そう・・・

ちょっとの手間を惜しんで

さっさと行動に移すから

こういうことになる

まあいま思えば

一生に一回なら

いい経験か

ダイビングにはログブックというのがあって

何処でどのくらい潜ったかを記録するんだけど

私はまだ始めたころの与論島で

お絵かきすることを習ったので

それ以来

ダイビングのコースだったり

印象的なスポットの絵だったりを

描いているんだけど

ここはもちろん

身の丈以上の海藻と私を

描きましたー!

ログブックの中でも

ひときわ異彩を放っております・・・

まあ

海外旅行は

驚きの連続

なにが起こるかわからないから

楽しいんでしょうね~


ちなみに

ケープタウンは街中は大きなショッピングモールもあり

そしてペンギンウオッチングや

テーブルマウンテン、喜望峰の観光などもあり

とても満喫できました

食事も

レストランがたくさんあり

お寿司なんかも食べられます

食事については

むしろ南アフリカらしさは

あまり感じられないかも・・・

全体的には

過ごしやすい街でした


その町らしい物を探すなら

スーパーより

小さな商店を見てみるといいですよ

その国でしか買えないものに

巡り合えます


そんなこんなで楽しかった南アフリカ

一生に一度

いかがですか

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一人旅は危険な香り part 13

2015-09-11 09:00:00 | 旅行
ホントに危険な話

以前

南アフリカに住んでる友達から

遊びにおいでと言われ

行ってきました

シンガポール航空を使い

シンガポールで乗り換えて

計30時間くらいだったと思うけど

行きは興奮しててあまり眠れず

長い空の旅もビデオ見たりトイレ行ったりと忙しかった

そのころ南アフリカは

黒人の人権が回復し

その反動で黒人が凶暴化し

ヨハネスバーグを占領したとのことで

その郊外に住んでた友達の家は

けっこうセキュリティが厳重

マア危ないところには行かないし

日中誰かと一緒に観光とかだから

南アフリカの中で

私に危険はなし

シンガポールの6倍あるという

人工のサファリ&リゾートで

野生動物見たり

カジノでホテル代くらい儲けたりと

けっこう楽しかった

そうそう

そのサファリのリゾートへ行く道は

2時間以上まっすぐで

しかも信号とかほとんどなし

すれ違ったり交差する車もほとんどなく

ハンドル固定してればよしって感じで

”南アフリカって大きいんだな~”と

変なところで感動した


さて

2週間満喫して

帰りはくたくた

機内で結構ぐっすり眠ったら

シンガポールに着くころ

なんだか胸が苦しい

ものすごく苦しいわけじゃないけど

重苦しくて

なんにもしたくない

歩く力もなく

空港の休憩所で横になる

幸い

チャンギ空港は

ゆったり休める場所がたくさんある

乗り換えの時間まで数時間あったので

リクライニングチェアーに横になると

そのまま寝てしまった

ハッと気づくと

飛行機の搭乗にちょうどいい時間

胸の苦しさもなくなり

かなり元気になった

そういえば水分も食事もあまりとってなかったから

空港でちょっと買ってお食事

それでなんとか帰宅

その時はあまり気にしてなかったけど

あとで友達に話したら

”エコノミークラス症候群になりかけ”だった可能性があるという

確かに

機内で水分も取らず

あまり動くこともなく

長時間座ってた

えぇ~!私死ぬとこだったの?!

マア検査したわけじゃないから

ホントの事はわからないけど

肺の血管に血栓が詰まったら

大変なことになってた・・・

お楽しみが一転

悲しみに・・・

あぶないあぶない

これは年は関係ないから


これ以降

どこにいても

水分摂取と長時間の座位には

気をつけるようになった

だから

災害時とかに

車のような狭い場所にじっとしてる人も

すごく気になる


みなさんも

ぜひお気を付けください

命あって

健康あっての

たのしい人生

一瞬にして

失わないように・・・

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一人じゃない旅も危険な香り part 2

2015-08-24 22:29:05 | 旅行
友達と2人でバリ島に行った時

けっこういいホテルに泊まって

ホテルのプールでひと泳ぎ

かなり小さめのプールで

泳ぐというより水浴びがふさわしい感じだったから

真ん中まで少し泳いで

立とうとしたら・・・

あっ!足がつかない

こんな小さなプールで

深みがあるなんて全然予想してなかった

なので・・・

きゃ~!!!おぼれる~!

声を出す余裕もなく

手足バタバタ

それをプールサイドで見てた友達は・・・

「なにおぼれたふりしてるの?やだー!」

呆れてる

い、いや、ホントに溺れそうなんだけど・・・

ちょっと水飲んじゃったけど

なんとか態勢整えて浅瀬まで戻る

はぁはぁ・・・

友達は演技だと信じてて

もう話題は他の事

「あのショップの石鹸がね・・・」

心の中では

”ねぇ、いま私死ぬとこだったよ”

そんな事言えない・・・



「あぁ、あの石鹸気に入ったの?」

友達の話に合わせる

生命の危機って

ホント、どこで待ち構えてるかわからない

たのしい旅行ではめ外しすぎないで

ちょっとは注意しないとね

それに

たかだか深さ1.5メートルくらいの

波もない小さなプールでおぼれたら

むしろ恥ずかしい

思わず新聞に乗った時の事想像したりして

超赤面

”旅の恥はかき捨て”も

ほどほどに・・・
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