kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

scenery

2018-09-03 20:02:24 | ひとこと
きづいたら


たびにでていた


そこはせまいのに果てしなく


くらいのにまぶしいくらいあかるい


かたちあるものはなにもなく


ただ、ただ


こころのアンテナだけがたより


ゴールはなく


さがしものが見つかったところが


たびのおわり


いちばんたいせつなものは目にみえないし


だれもおしえてくれない


だから


どんなにじかんがかかっても


どんなにまわりみちしても


じぶんでさがすしかない


こころの奥底から


くるしくてもつらくても


じぶんのちからだけで


じぶんをしんじて


こたえがみつかるまで


たったひとりで


じぶんとたたかいながら


ずっと・・・




しろいゆきが


ひとひら、ふたひらとまいおりて


やがてふりつもると


そこにくうどうがあったことがわかる


おおきな


つめたい


ぽっかりとあいたかなしいあなは


きっとまってたんだ


じぶんをうめてくれるなにかを


それがなんであれ


もうなにもかんじなくてすむように


だから


しろでうめつくされようとしているいま


みたされていく


たとえ


もうじきいのちがつきようとも


ほほえみをうかべ


そのときをまつ


ただただ


そのときを


まっている





遊びに来てくださって、ありがとうございました
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空蝉

2018-08-14 20:34:32 | ひとこと
公園の片隅に


ひっそりと横たわった


蝉の亡骸


せいいっぱい羽ばたき


せいいっぱい鳴いたその蝉は


思い残すことなく力尽きたように見える


けれど


本当はどうなのか


その蝉が土の中で生を享けたとき


まだ地上は温暖化の影響をそれほど受けておらず


過ごしやすかった


それが


地中でゆっくりと育っている間に


気候はどんどん変化してゆき


その頃からは考えられないほど


残酷な季節に変わった


蝉にどれほどの心があるかはわからないけれど


地中で空を飛ぶ日を夢見てた長い年月と


空は飛べるし思い切り鳴くこともできるけど


生きるには厳しすぎる地上の数日の


いったいどちらが幸せだったのか


ゆがんだ空間の向こうで


何を思うのか


もう動かない骸を見ていて


ふとそんなこと考えさせられた


盛夏のゆふぐれ


そのはるか向こうの空で


三日月はなにもなかったかのように


微笑んでいた





遊びに来てくださって、ありがとうございました
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立秋

2018-08-07 21:36:41 | ひとこと
永遠に終わらないんじゃないかと思える


猛暑の中


ふいに


秋が顔を出す


それは


やわらかな風だったり


木の葉のささやき


雲間からこぼれる光や


移ろいゆく蝉の声


その足音は


ほんの一瞬


だけど


たしかな知らせ


何もかも飲みこみ焼きつくす夏は


すべてをさらって


去っていき


そうして


癒しの秋まで


あとすこし・・・




遊びに来てくださって、ありがとうございました
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La vita mia

2018-04-04 20:12:11 | ひとこと
夕日に向かう機影が


 ひかりにとけると


ジェット音だけが


 空をかけていく


ときに日々を


 見失いそうになっても


  足跡はのこるから


わたしらしい今を


 紡いでいこう


それがどんなに遠く険しい道でも


 あるいは


  どんなに不格好な歩みでも


その先にしか


 望むものがないのだから



  笑顔とともに




遊びに来てくださって、ありがとうございました
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不変

2018-02-21 18:16:48 | ひとこと
生きてゆくかぎり


 太陽はからだを照らし


  月は


   心を照らす


まっすぐに生きてゆくかぎり


 太陽はからだを暖め


  月は


   心を温める


    この不変なるもの






遊びに来てくださって、ありがとうございました
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