kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

盲導犬に思うこと

2017-09-14 15:30:26 | 
先日ネットの記事で

盲導犬に対する虐待の話が載っていた

それは盲導犬ユーザーの視覚障がい者の方が

フードをあげすぎて盲導犬を太らせてしまったり

排泄にちゃんと時間をとってあげなかったために

ユーザーとの移動中に盲導犬が排尿しながら歩いていた、などということが書かれていた

そしてその盲導犬はとてもつらい気持ちだったのか

逃げてしまったそう

読んだ瞬間は”なんてひどい”と思ったけど

障がい者の方々は私たちより自分のお世話にもずっと時間と手間がかかる

だからもしかしたら

自分のことと盲導犬の世話を全部しようとしたら

24時間じゃ足りない、ってこともあるかもしれないと思った

まあもちろん

健常者だってペットのお世話をちゃんとできない人もたくさんいるから

視覚障がい者で盲導犬が必要な方でも

お世話ができない場合もあるだろう

なので

私個人としては

障がい者の日々の生活のお手伝いを

わんこにさせることが果たしていいのか?って思ってしまう

犬は従順だし人に尽くすから

本当にそのお仕事を楽しめなかったとしても

ユーザーのために必死で頑張るだろうし

ハーネスをつけてないときはリラックスできると言っても

ユーザーといつも一緒にいたら気持ちの切り替えも難しいだろうし

普通の家庭でするお遊びみたいなことはできない

だから

盲導犬でいる間は常に24時間闘ってるのと同じだろうし

それで寿命が短くなるのは当たり前だと思う

場合によっては命を預けられることもあるけど

そんな重い任務をわんこに与えるのもどうなんだろう・・・

もちろん

障がい者の方々がいろんな助けを借りてもっと自由に生活されるのは

とってもいいことだと思うし

わたしもそうしてほしいと思う

だから

そういうのを私たちが命令できる命に頼らないで

ロボットを開発するなどして

誰も犠牲にならない方法を早く見つけるべきだと思う

それは盲導犬に限らず

聴導犬とか障がい者の方々を助けるあらゆる動物たちも一緒

本来ならその子たちが一番輝いて楽しめる時期に

ずっと拘束されてしたいこともできず

思いっきり走ったり吠えたりすることも難しい、っていうのは

気の毒すぎる気がする・・・

もしするとしても

人と同じで週休2日とか

完全に休める時間を与えてあげないと

わんこだってつらくなっちゃうんじゃないかな・・・

もちろん盲導犬だって病気もするだろうし

そうなるとユーザーだって大変な思いもするだろう

だから

双方のためにも

私たちが考えなくちゃいけないことがあると思う


一見美談でも

よく考えたら思いっきり差別社会、って

まだまだたくさんある

人のことも

それ以外の動物のことも

これから先も一緒にやっていくために

私たちはどうすればいいのか

みなさんは

どう思いますか?



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする