悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

これって鬼嫁?

2008-04-22 10:29:55 | 日常
 恒例の息子のママたちの集まり。
 
 このところ、どのグループも年金、介護の話ばかり(笑)。目の前に定年の迫る、団塊の世代の夫を持ち、親の介護真っ只中のお年頃なので、、。幼稚園、小学校の子供を持つ母親同士として知り合い、ずっと子育ての楽しみ、悩みを語ってきた仲間。いつの間にかという感じ。

 なかでも一番まじめなCさん。ずっと完全同居で、いろいろ悩みや困ったこともあったはず。とても私なんかにはできないほど、お義母さんに良くしてあげていた。これには我が家と違って、優しいご主人の精神的なフォローがあり、羨ましい限りなのだけど、ここで、我が主人の文句をいうと話がそれる(笑)

 そんなCさんのお義母さん、突然くも膜下で倒れる。しばらく寝たきりだったが、彼女の献身的な支えで何とか歩けるようには回復。しかし、認知症になってしまった状態はもとに戻らず、ご主人の兄弟は知らん顔、これでは面倒も見切れないと言うことで、施設に預かってもらっている。それでも、最初のうちは毎日、今でもお仕事をしながら、週一回は必ず、目標としては一日おきくらいに顔を出しているのだそうだ。自分自身おかあさんもいろいろ大変な中をよ。

 その彼女が、沈んでいう。「ご近所の人に言われたのよ。『周りに施設なんかに入れて、鬼嫁なんて言われていても、気にしたらあかんで』と。ということは、そんな風にいわれているのよね。」

 「本当の鬼嫁はここにいる」と、他の仲間はそれぞれを指差して爆笑。だけど、これはひどい話だ。ご近所に人の家の中の事情の、何がわかるっていうの。ご近所って本当に残酷だ。

 今時、そんな非難をする人が要るなんて。実際問題、嫁一人でどうやって四六時中手のかかる老親の面倒を見ることが出来るのか。下の世話から食事の世話、それだけならまだしも徘徊やら、わけのわからない行動をとるようになったら、お手上げ状態。共倒れになってしまう。ましてや仕事を止めてお世話をするとなったら経済的な負担も大きい。

 気にしない、気にしない。聞いた話だが、長男の嫁としてお義母さんと同居。傍からみたら、お義母さんを次男さんの所に追い出してしまった人がいる。「お義母さんがいないと言う、快適な日常に比べたら、ご近所の評判なんてどうでもいい」と、言っているらしい。こんな人までいるんだね。ここまで言う人は極端だとしても、ご近所の評判など、気にしていたらきりが無いと、皆で大合唱で慰める。

 このごろは「親孝行 したいときには 親はなし」とは言わないそう。「親孝行 したくないのに 親はいる(おり?)」なんだってさ(笑)。笑いながらも、寂しい世の中だわぁ。くれぐれも、子供にそんな風に言われないようにしなくてはと言う皆の結論。

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 東京生まれの私は、必要最低限のご近所付き合いしかしていない。勿論、挨拶くらいはするし、気が合えば立ち話もする。冷たいのかも知れないけれど、近くに住んでいるというだけで気の会わない人と付き合う必要は全く無いと思っている。大阪に来ても、それは通してきている。ここに50年近く住んでいる義母も、基本的には私と似たスタンスだから助かる。極端な話、お隣が何をしているかも知らないもん。勿論PTAや自治会の役員は回ってきたらやる。だからって、他人の何でもかんでも知る必要はないし、知らせる必要もない。そこは、お友達になったら話は別。ずっと今に至るまでお付き合いはさせてもらっている。上の子の母親グループ、この息子の母親グループ。子供たちの中学や高校も違ってしまっても、楽しい仲間、私の宝だ。しかし、ごくご近所の人が集まって雑談していても、車で会釈して通るだけ、加わることはない。こんな私、そうとう悪口言われてるわぁ

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