悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

演じる者の力量って?

2006-08-28 13:30:44 | テレビドラマ
 単なる主婦の生意気を許して。日々ドラマを見ていて感じたことだから聞き流してください。

 今クール、特に感じるのは「結婚できない男」の阿部寛が凄いということ。回りの役者さんたちも、脚本も演出も上手いのは確か。でも、実際隣にいたら何とも嫌な奴を、憎めない奴として、とっても魅力的に演じている阿部ちゃん。凄いよ~。

 一方、お笑いの人の演技を比べてはいけないのかもしれないけれど、矢部浩之。彼の役も、演じ方によってはもっと魅力的な男としてみえるんじゃないかなって思ってしまう。結構優しいとこもある、おいしい役なんだから。

 同じお笑いでも極楽とんぼのお加藤浩次(相方の不祥事でお気の毒ですが)。前にちらっと見たときはただがなり立てるだけで不愉快な演技をしていたけれど、「クロサギ」での演技はよかった。彼の出た回はストーリー的にも面白かったのだが、なんか貫禄さえ感じさせたくらい。矢部っちも、次はもっと味がでるのかしら。脚本、演出でカバーしてもらえるケースもあると思うが、残念ながら今回はちょっとね。

 役者の演技力や魅力の違いを強く感じたのは、大昔(かなり古い-汗)だけれど、「事件」というNHKドラマで。若山富三郎が弁護士役で、法廷で大竹しのぶが被告、渡瀬恒彦が証言するのだったかしら? 丁々発止するのだけれど、渡瀬が演じるこの役を、違う役者さんが演じるのを先に見ていた。単なるいい加減な本当に嫌な奴だった。ところがどうよ、渡瀬が演じると、いい加減で箸にも棒にもかからない奴なんだけど、何とも魅力的なのよ。同じ役でも演じる人によってこんなにも違うんだと、気づかされた。ついでだけど、大竹しのぶは確か両方とも同じ役で出ていたと思う。もともと上手い女優さんだけど、この時の大竹しのぶも渡瀬との方が、無邪気そうに見えるが本当はしたたかな女がより引き立って、すごかった~。

 そう、そう、凄いといえば、「クロサギ」の山崎努もすごかった~。彼自身の演技は勿論だが、最初は頼りなかった山Pをぐんぐん役者山下智久に変身させていったものね。また、山Pの話に持って行くんか~い!と、自分で突っ込ませていただきますが(笑)

 話はそれたけれど、阿部寛の演技が魅力的と言いたかったの。へたしたら、単なる偏屈で嫌な奴になってしまうところだったと思うのよ。これはマイボスの長瀬智也も同じ。単なるドタバタ、大げさすぎる演技と言われる一歩手前。微妙なポジションで上手く演じているんだ、これが。今クール、他のドラマが低視聴率であえぐなか、この二つが飛び出している理由の一つだと思う。

 ついでですが。山下智久ひきいるKitty GYMの「フィーバーとフューチャー」は、「抱いてセニョリータ」並の初動が見込まれている模様。これで、NEWS、修二と彰、ソロ山下智久、Kitty gYmの4パターンで首位獲得は確実。やったね!


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