こんな主人に誰がした！

　今朝早く、主人にたたき起こされる。シャワーのお湯が出ないと、階下から叫んでいる。毎朝暗いうちから、まずシャワーを全開にして浴室を温め、洗面所のストーブをつけトイレに行くというローテーション。しかし、今日は浴室に戻ったらお湯が出ていなかったそうだ。まあ、冷たいシャワーをかぶることはなかったようだが、、。大声だして、近所迷惑やん。年々早起きになる主人に付き合っていたら大変。時計をみたら5時過ぎ。まだ、大分寝られるのにしぶしぶ布団から起き出す。

　私だってわからないわよ。出ないなら、9時ごろ業者に電話するから、今日はシャワー無理よ～といいながら階段を下りる。表示はerror。でも、どうしても頭が洗いたいんだって。当然お風呂も沸かないし、この頑固者！　ボタンひとつで何でもOKだが、こんなときに困る。とりあえず、台所のガス台でやかん、鍋などでお湯を沸かし始める。え～、と言うことは台所もお湯でな～い。

　ここで、俄然本気になる。説明書を探しながら思い出した。前にガスやさんが、errorがでたら、だめもとで、大元の差込を抜いてみたらいいと言っていたっけ。理屈はわからないけれど、パソコンと同じやん。裏のテラス（そんな格好いいものではないけれど言い方がわからん）の電源抜いてみてと主人に頼む。「わからない」って？　「行けばすぐわかるって！」と、私。「寒いからイヤ」って？　私だって寒いのにと、パジャマにダウンを引っ掛けていってみる。

　１０年以上抜いたこともない差込は硬くなってしまっていた。中腰の体勢で、渾身の力を込める。テニスで腰の具合が悪いのに～、やっと抜けた。再び差し込むとブ～ンと起動した音が。よし。

　普通どおりシャワーを済ませた主人。今度はのんびりテレビの番宣をみながら「今晩のNHKスペシャル撮っておいて」と、のたまう。してあげるのは簡単だけれど、機嫌の悪い私。「今手が離せない」「後でいいよ」と、やさしい？主人。「後も忙しいし」と私。「だってテレビ買い換えたから簡単なんでしょ」とおっしゃる。ここで切れかけるのをグッとガマン。「そうよ、簡単になったんだから自分でできるやん、教えてあげるわ」と私。「出来ない」って主人。やってもらったらいいので、覚えようと言う気がないだけなのだ。今日は8時半に出かければいいといっていたのに、時間がないからと出かけていかれました！

　普通の家庭は今回のシャワー騒ぎのようなトラブルでも、逆にご主人の出番なんちゃうの？　ビデオの時代から、見ながら録画することすら出来ず、予約が出来ないのなんて当たり前。パソコン、携帯すべてダメ。ハイハイ、何でもしてあげていた私が悪いのよ。これからでも、教育し直さなければ。定年になったら大変。　

　しかし、電球一つ変えさせないで育てたのはだれや～！　怒りの矛先は二世帯で住む隣のあの人へ飛び火（笑）

　朝からテンション上がってしまったyumikongでした。