「プリズンホテル」浅田次郎を読んだ。
息子のマンション整理の時に出てきたもの。本類のほとんどを、後輩にあげたり、捨てたりした中で、この本は読んでみようかなと思い貰ってきた。
読み始めは何か軽いノリで違和感があった。やっぱりあんまり読書をしない息子が4冊読み通した本だなぁっと。読み進んでもどうも? これって「八甲田山」書いた人でしょう? それは私の大勘違い。それは新田次郎よ!
思い描いていたのとは違うけど、兎に角読み進んでみる。登場人物はすべてデフォルメされていて漫画チックで付いていけない。唯一等身大に描かれている、定年即、熟年離婚を考えている婦人に感情移入(笑)。頑固な夫は嫌よねっと。
ところが個性的な人物達、一人一人の背負う悲しみとか喜びが書き込まれていく内にアラっと思ってくる。人間の不器用さ、愚直さへの哀愁。底に流れる作者の優しさややり切れなさがにじみ出て来て泣けてくる。
最後はどんどん引き込まれて、一巻(夏)は一晩で読ん出しまった。すっかり作者の術中にはまってしまった。読み終えてあとがきから、ああ、「鉄道員」を書いた人なのかぁ。そりゃ、味があるわぁ。
まだ後、秋、冬、春がある。三晩寝不足になってしまうのかしら、、。
お昼を食べたら、テニス行ってきます。今日の一押しはまだ。お昼前なので。
息子のマンション整理の時に出てきたもの。本類のほとんどを、後輩にあげたり、捨てたりした中で、この本は読んでみようかなと思い貰ってきた。
読み始めは何か軽いノリで違和感があった。やっぱりあんまり読書をしない息子が4冊読み通した本だなぁっと。読み進んでもどうも? これって「八甲田山」書いた人でしょう? それは私の大勘違い。それは新田次郎よ!
思い描いていたのとは違うけど、兎に角読み進んでみる。登場人物はすべてデフォルメされていて漫画チックで付いていけない。唯一等身大に描かれている、定年即、熟年離婚を考えている婦人に感情移入(笑)。頑固な夫は嫌よねっと。
ところが個性的な人物達、一人一人の背負う悲しみとか喜びが書き込まれていく内にアラっと思ってくる。人間の不器用さ、愚直さへの哀愁。底に流れる作者の優しさややり切れなさがにじみ出て来て泣けてくる。
最後はどんどん引き込まれて、一巻(夏)は一晩で読ん出しまった。すっかり作者の術中にはまってしまった。読み終えてあとがきから、ああ、「鉄道員」を書いた人なのかぁ。そりゃ、味があるわぁ。
まだ後、秋、冬、春がある。三晩寝不足になってしまうのかしら、、。
お昼を食べたら、テニス行ってきます。今日の一押しはまだ。お昼前なので。