人の生き死に

先日、親しくしているＴさんがが突然亡くなりました。

何だかんだで週に一度は工房に顔を見せる方でした。

果物や野菜を頂き、
こちらもお返しになにやら・・、
いろんなものが行ったり来たりしていました。

亡くなる２日前に皆で集まり蕎麦を食べ、
楽しく過ごしたばかりなんです。

病気を持っていらしたので、
そのせいかと思いきや事故でした。

倉庫を整理するのに、
脚立から落ちたとのことです。

人生、分からん。

幸いにもお嬢さんの結婚が決まり、
衣装合わせをし、
ウエディングドレスを着たお嬢さんの写真を見せびらかして
「うちの娘、別嬪さんなんだー」と自慢していたんです。

長男さんには男の子がいて、
目を細めて「やんちゃなんだー」って言っていました。

多分、思い残すことはないんじゃないかと思いますが、
９４歳の寝たきりのおばあちゃんがいるんです。

おばあちゃんは頭はしっかりしているので、
気持ちを思いやるといたたまれません。

私が白河にタイから戻ってきてから親しくさせていただきた方数人が
亡くなっています。

私の友人知り合いは年上が多い。

こらからは年下の友人も作っておかねば・・と思ってみたり。

死って何でしょう？
もうこの世での修業は終ったということなのでしょうか？

Ｔさんはいつも笑顔でした。

私も笑顔を絶やさない人になりたいけど、
難しいですね。

あの笑顔を見るとほっとしていました。

安らかに・・。