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鞄に演劇をつめこんで

観劇者が立ち上げた小劇場演劇を広めたいためのブログです。
まずはカテゴリーの目次をみてね!

目次

2024年12月28日 | 目次

アンダーラインのあるタイトルを押すと記事に移動します

目次(コンテンツの紹介)

はじめに
 前説その1 ご挨拶と閲覧前のお願い
 前説その2 お知らせ
 記事をツイートする方法 

1 劇場までの道案間 
 劇場までの道案内

2 小劇場観劇のトリセツ
 その1 予約の仕方 
 ~役者の応援扱いで予約しよう~ 

 その2 観劇当日の流れ
 その3 応援予約URLがわからないとき
 その4 観劇のマナー
 その5 観劇料金っていくらぐらい?
 その6 自由席、指定席って? 

 

~以下は今後作成するコンテンツです~

4 小劇場演劇の考察
 ~より楽しむために~
 その1 当日パンフレットの考察
  連載1 当日パンフレットとは、サイズ・頁数、掲載内容のランキング
  連載2 掲載内容のランキング(スタッフ、公演予定など)
  連載3 どんな構成になっているか、当日パンフの役割とは
  連載4 理想の当パンを求めて、まとめ
 その2 アンケートの考察
  連載1 100団体のアンケートからみる質問内容 その1
  連載2 100団体のアンケートからみる質問内容 その2
  連載3 100団体のアンケートからみる質問内容 その3
  連載4 100団体のアンケートからみる質問内容 その4

  連載5 書きたくなるアンケートを考えた
  連先6 まとめ

 その3 フライヤーのこと(仮)

 その その ANDMORE

5 小劇場演劇用語の基礎知識
 
上手、下手、ナガゼリ、完本、ゲネ などなど 

6 中の人の観劇メモ

 〇 旅人の手記 ~感じたこと・思ったこと~

  2024年観劇のまとめ

  2023年観劇のまとめ

  2022年観劇のまとめ

  2021年観劇のまとめ

  2020年観劇のまとめ

  2019年観劇のまとめ 

〇 ツイッターの感想記録(随時更新中)

【2024年】
12月の観劇感想 その3(随時更新!)
12月の観劇感想 その2 
12月の観劇感想 その1
11月の観劇感想 その2
11月の観劇感想 その1
10月の観劇感想 その2
10月の観劇感想 その1
9月の観劇感想 
8月の観劇感想 その2
8月の観劇感想 その1
7月の観劇感想 その2
7月の観劇感想 その1
6月の観劇感想 
5月の観劇感想 
4月の観劇感想 その2
4月の観劇感想 その1
3月の観劇感想 その2
3月の観劇感想 その1
2月の観劇感想 その2
2月の観劇感想 その1
1月の観劇感想 その2
1月の観劇感想 その1

【2023年】
12月の観劇感想 その2
12月の観劇感想 その1
11月の観劇感想 その3
11月の観劇感想 その2
11月の観劇感想 その1
10月の観劇感想 その2
10月の観劇感想 その1
9月の観劇感想 その2
9月の観劇感想 その1
8月の観劇感想 その2
8月の観劇感想 その1
7月の観劇感想 その2
7月の観劇感想 その1
6月の観劇感想 その2
6月の観劇感想 その1
5月の観劇感想 その2
5月の観劇感想 その1
4月の観劇感想 その2
4月の観劇感想 その1
3月の観劇感想 その2
3月の観劇感想 その1
2月の観劇感想 その2
2月の観劇感想 その1
1月の観劇感想 その2
1月の観劇感想 その1

【2022年】
12月の観劇感想 その3 
12月の観劇感想 その2 
12月の観劇感想 その1 
11月の観劇感想 その2 
11月の観劇感想 その1 
10月の観劇感想 その2 
10月の観劇感想 その1 
9月の観劇感想 その2 
9月の観劇感想 その1 
8月の観劇感想 その2  
8月の観劇感想 その1 
7月の観劇感想 その2 
7月の観劇感想 その1 
6月の観劇感想 その2 
6月の観劇感想 その1 
5月の観劇感想 その2 
5月の観劇感想 その1
4月の観劇感想 その2 
4月の観劇感想 その1 
3月の観劇感想 その2 
3月の観劇感想 その1 
2月の観劇感想 その2 
2月の観劇感想 その1 
1月の観劇感想 その2 
1月の観劇感想 その1

【2021年】
12月の観劇感想 その3
12月の観劇感想 その2
12月の観劇感想 その1
11月の観劇感想 その2
11月の観劇感想 その1
10月の観劇感想 その2
10月の観劇感想 その1
9月の観劇感想 その2
9月の観劇感想 その1
8月の観劇感想 
7月の観劇感想 その2
7月の観劇感想 その1
6月の観劇感想 その2
6月の観劇感想 その1
5月の観劇感想 
4月の観劇感想 その2
4月の観劇感想 その1
3月の観劇感想 その2
3月の観劇感想 その1
2月の観劇の感想 その1
2月の観劇の感想 その2
1月の観劇の感想 その1

【2020年】

11月の呟き その1
       その2
10月の呟き

9月の呟き その1

2月の呟き その1

1月の呟き その3
      その2
      その1

【2019年】

※ツイッターの呟きを遡って少しづつまとめていきます。

 2019年 12月の呟き その2
 2019年 12月の呟き その1
 2019年 11月の呟き
 2019年 10月の呟き その2
 2019年 10月の呟き
 2019年 9月の呟き その2
 2019年 9月の呟き その1

7 企画などのご案内


2024年観劇のまとめ

2024年12月28日 | そのほかのこと

2024観劇のまとめ

 2024年の1年間の観劇本数は、演劇250本 映画48本 演劇の上映4本 合計302本でした。ショーケース型など1回の公演で複数団体が上演する場合は1本として計算しています。なお12月29日から31日までの観劇・映画鑑賞の予定3本を含んでいます。演劇観劇数昨年より54本減りました。多い月は30本、少ない月は9本で、月平均で約21本弱でした。
 観劇数が減った理由としてはいくつかありますが、6月にコラボ企画公演を行い、稽古や公演の期間は観劇をしなかったことがその1つに挙げられます。
 コロナの影響が落ち着いてきた今年は、名前の知れた団体さんの久々の公演や、旗揚げ○年など節目の団体さんの企画など、安定感ある団体、安定感ある作品観ることが多かった感じがします。一方で、ニューウェーブ的な団体・作品にはなかなか出会えなかったと思う1年でした。その中にあって某美大の卒業生や在校生の活動が刺激的で今後が楽しみです。
 昨年に続き、昭和や平成はじめ頃の有名な戯曲は変わらず選ばれている気がします。それはそれで楽しいのですが、そんなに昔でなくても、今に近い年の作品の中にも素晴らしい作品が多くあるので、もっと注目されるといいなと思いました。

【2024年に特に印象に残った25作品】

 観劇納め前ですが、「特に」印象に残った作品として、観劇した本数の1割に当たる25作品をあげさせていただきました。毎年のことですが「特に」の基準は、単に「良かった」「面白かった」「楽しかった」というよりは、刺さったり・響いたり・突き落とされたり・温かくなったり・笑い殺されそうになったりと、自分の心をどこか大きく動かした作品になります。当たり前ですが、順位や点数はありません。

<25作品 タイトル(公演団体・公演月)>

◯ 音楽 (多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業制作公演
 1月)
◯ 川にはとうぜんはしがある (ばぶれるりぐる 2月)
◯ 養生 (ゆうめい
2月)
◯ 友達じゃない (いいへんじ
3月)
◯ in the park (少女東京奇襲 4月)
◯ 極上世界  (極上世界 4月 ※ホストクラブで演劇)
◯ 除け者は世の毒を噛み込む (キ上の空論 5月)
◯ 略式ハワイ (劇団スポーツ 5月)

◯ 雨とベンツと国道と私 (モダンスイマーズ 5月)
 
◯ 日曜日のクジラ (ももちの世界
 7月)
◯ 氷は溶けるのか解けるのか (螺旋階段
 7月)
◯ 歩かなくても棒に当たる(劇団アンパサンド 8月)
◯ 夏夢PLAY (CHAiroiPLIN  8月)
◯ 海月 (海ねこ症候群 8月)
◯ 吸血鬼 (深海洋燈
 8月)
◯ 共闘者 (月刊根本宗子 9月)
◯ 三ノ輪の三姉妹 (かるがも団地 9月)
◯ またしても角刈りのカリスマ (艶ポリス10月) 

◯ カラシニコフ不倫海峡 (ほわちょこ 10月)
◯ 完璧な月夜のつくりかた (こそ会 11月)
◯ ガラクタ (MCR
11月)
◯ 青春にはまだはやい (プテラノドン 11月)  
◯ 雲のふち(ゴジゲン 11月)
◯ 平和によるうしろめたさの為の(城山羊の会 
12月)
◯ ケレン・ヘラー(くによし組
 12月) 

【2024年 特に印象が深い役者さん】
多くの素敵な役者さんと出会えた中で、今年も、特に凄さや今後の楽しみを強く感じた役者さんを5名挙げさせていただきました。

田久保柚香さん (ヤリナゲ「ロックンロールは死なないが君は死ぬ」など)
 コロナ前から観ており注目していた中、9月に三鷹SCOOLで観た一人芝居が素晴らしすぎだった。ほぼ箱の中にいて顔だけ観客に出している演出なのに、セリフと表情だけでロック感を伝えるパフォーマンス力の高さが圧倒的すぎて、改めて凄さを確認した。演劇はもちろん映像でも観たいし、益々のご活躍が楽しみ。

小町実乃梨さん (キ上の空論「除け者は世の毒を噛み込む」 など)
 5月のシアタートップスで観た性癖を扱う作品での熱演が凄かった。過去作の場面を交錯させた作品なのだが、小町さんの振り切った好演を通じ、過去作で感じた心情がより鮮明な形で伝わってきた。お名前を変えられる前にOFF OFFシアターで観た時から注目しているが、今回の迫力ある圧倒的なパフォーマンスには、これまで以上に魅了された。

佐々木タケシさん (寝れない部屋「この声は届きますか」など)
 今年は何作品を観劇したのかと思うくらい出演作を観たし、そう思わせるくらい印象に残すパフォーマンスだった。初めてスターダストで観た時は、これほどまで観劇するとは思わなかったし、新大久保での寸劇はとどめの一撃でフレディをみると佐々木さんを思い出すぐらい。
 そんな佐々木さんを12月の舞台で観た時に感じた素朴な優しい雰囲気がとても印象に残っている。これからも笑わせて貰いつつ、様々なジャンルの作品で彼の好演を観たい。

椿千優さん (ドガドガプラス「セクシー女優事変3」など)  
 所属劇団の公演を春と秋にみたが、ダンスパフォーマンスでのキレのある動きが、周りより数段上のパフォーマンスで印象深かった。高さもしなやかさもある上、観客を意識した表情も備わっていた。また、ダンス以外の動きもメリハリがあって良かった。今年は客演公演を見る機会はなかったが、ダンスカンパニーの演劇公演や、演技がしっかり観れる舞台で観てみたい。今後が楽しみ。

今井桃子さん (ザジ・ズー「MY NAME IS I LOVE YOU」など)
 2月の王子スタジオの公演で魅せた、声色を使いわけ、振り切った圧倒的なパフォーマンスが印象深い。12月の横浜で観た時もポップな存在感があった。客演もそうだし、映画でも魅了されそう。昨年から注目しているザジ・ズーだが、注目したい役者さんが数人参加されていて、中には範疇遊泳などにも出演されている方もいて、来年も目が離せない。

【2024年の自分の取組】
 
今年はなんと言っても、劇団「なかないで、毒きのこちゃん」とコラボし、6月に舞台「シャーク・アタック・トルネード・アフタートゥモロー」(サメきのこ)を初めて企画公演できたことが挙げられます。キャスティングや開演準備をはじめ、当パン制作や前説など楽しく関わることができました。なので、観劇数は減っても、その何倍も演劇を観ていました。このほか特別協力(Xのアカウント名)の形などで、演劇活動への支援を、引き続き行いました。
 2023年に立ち上げた下北沢をテーマにした映像企画「下北一頁目」は、施設をはじめ出演者やスタッフのご協力をいただき、第4話まで公開できました。現在、第5話の制作を進めており、地域とのつながりと普段お芝居を観ない一般の方を意識した作品として、2025年も着実に製作を重ねていくつもりです。
 2025年は、観劇や映画鑑賞を自分の基盤としつつ、演劇や映画、呑みを通じて生まれたご縁を大事にしながら、映像制作とともに、演劇についてはサメきのこに続く、次の企画公演を実施したいと考えています。
 最後に積み残している「フライヤーの考察」の記事が公開できておらず、猛省です。8割方はまとめているので、2025年は形にしたい、いやします。

【最後に】
 今年一年、劇場で上演されたすべての団体とスタッフ、そして出演された役者の皆様、サメきのこを観劇いただいた方、Xの呟きやこのブログを読んでいただいた方に、敬意を表するとともに、深くお礼を申し上げます。

 すべての方々の益々のご活躍を心からお祈りし、今年のまとめとさせていただきます。

<Xで呟いた感想はこちら⇩>

2024年1月の観劇の感想その1へ
2024年12月の観劇の感想その3へ
目次へ

 


2024年12月の観劇の感想 その3

2024年12月28日 | 呟きの記録

2024年観劇の感想その3
12月の合計 演劇17本 映画31本 その他1本
その3のみの合計  演劇3本 映画8本

12月31日 演劇
routeC 
ハッピーバッドエンドロール 

#routeC#ハバエン」観劇。不思議の国のアリスをモデルに女王に立ち向かうアリスを描く。キャラはアリスなれど展開は独創的で終盤はこう来たか!と観てた。衣装が目を楽しませる。カクイさんを久々に舞台で観れ良かったし小練ネコさんらの熱演を楽しんだ。中村透子さんがいい表情をしてて印象に残る。

12月29日
映画 雨の中の慾情

映画「#雨の中の慾情」鑑賞。カフェの女中に恋した漫画家の想いを描く。つげ義春が夢の散歩で魅せたシュールさと岬の兄弟の片山慎三監督の独自の世界観の化学反応がとても面白かった。中西柚貴さんが冒頭から熱演で作品を支えてた。舞台では観れない表情が印象深い。成田凌中村映里子足立智充出演。

12月29日 
ナイスストーカー
女子と算数 段ボール彼氏ver  ザ・スズナリ

#ナイスストーカー#女子と算数 段ボール彼氏ver」観劇。モテ男の愛を確かめたい女子を算数を交えて描く。面白かった!主演の彼氏が罹患しダンボールで登場させる等上演までの努力に敬意を表したい。村上弦さんが好演だし立川で観た帯金ゆかりさんが素敵だった。梶川七海さん日野あかりさんも良かった

12月27日
なかないで毒きのこちゃん
そば兄弟 そば処道心(南阿佐ヶ谷)

#なかないで毒きのこちゃん#そば兄弟」観劇。高校蕎麦部で活躍する弟と応援する幼馴染の女らを描くどこかのマンガを思い出す蕎麦屋演劇。最後の展開といい、もう笑うしかない。青木絵璃さん植田祥平さん安藤安按さんの芝居を楽しんだ。映画演劇と一緒に組んだきのこちゃん。また組める日を楽しみに 

12月26日
映画MOOSICLAB2025
ラストホール

#MOOSICLAB2025#ラストホール」鑑賞。父を癌で失くしダンサーとして行き詰まる女と幼馴染の男とのロードムービー。秋葉美希さんが監督脚本兼主演をこなすのが凄いし完成度が高い!下北で演劇を観てきた田中爽一郎さんも良かった。川瀬陽太さん森羅万象さん吉行由実さん揃い組をksで観れ嬉しい限り。

12月25日
映画MOOSICLAB2025
立てば転ぶ
キックボード
松坂さん

#MOOSICLAB2025#立てば転ぶ」鑑賞。スーパーでバイトする男女3人の関係を会話の応酬を通じて描く。演劇的な攻め方で面白かった!映画も演劇も観る細井じゅんさんが監督脚本。小川あんさん東野良平さん日高七海さんと強力な布陣も魅力。ご挨拶もできて良かった。益々のご活躍を期待するばかりだ!

#MOOSICLAB2025#キックボード」「#松坂さん」鑑賞。前者は真摯に人生を見つめない彼氏への思いをキックボードにのせて描く。後者は映画を学ぶ男がバイト先の女に映画の出演を依頼する。通じ合うテーマを視点を変えて描いている感じで、続けて観れて良かった。各々岡本詩織さん竹内かりんさん出演。

12月25日
映画MOOSICLAB2025
ボウルミーツガール

ワニ生活@@
おとなになりたくなれますように

#MOOSICLAB2025#ワニ生活@@」鑑賞。動物園でワニに語る女子と彼女を探す女の子の心情を描く。ポップさとテープ撮影の画質が面白い。演劇でよく観る端栞里さんが主演で驚いた。作品のポップな感じが所属劇団のテイストとあっててピッタリの役だし、ご挨拶できて良かった。


#MOOSICLAB2025#ボウルミーツガール」鑑賞。高校のボーリング大会で恋に芽生えた内気な女の子が踏み出すまでを描く。冒頭の描き方がグッと引き込み印象深い。終盤の躍動感も好み。楽しい作品だった。「#おとなになりたくなれますように」は高校生らの心情を様々な形で描くオムニバスストーリー。

2024年12月の感想その2へ
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2024年12月の観劇の感想 その2

2024年12月25日 | 呟きの記録

2024年12月の感想その2
12月の合計 演劇17本 映画31本 その他1本
その2のみ 演劇6本 映画12本 その他 1本

12月24日
映画 MOOSICLAB2025
あはれをかしき少年少女
はじめての映画

#MOOSICLAB2025#あはれをかしき少年少女」鑑賞。入学した女子高生とカメラを通し彼女に魅了された男子の衝動を描く。芸大在学中の作品は色々もどかしさもあるが映像制作の自由さ楽しさを感じる作品。「#はじめての映画」はその気持ちがテーマ。何回か観ていて高石あかりさん西本まりんさんら出演!

12月22日 
その他 山口ちはるプロデュース
なつことまちこLIVE 

#山口ちはるプロデュース#なつことまちこLIVE」にお邪魔してきた。#いちばんのおくりもの に参加していた、桝實七月子さんとまちだまちこさんによるアコギライブ。2人がチョイスした5曲を楽しんだ。ちはるさんカフェも一区切りらしく、ご縁もあって聴けて良かった。万代竜一さんもお疲れ様でした!



12月21日
ハイバイ
手 本多劇場

#ハイバイ#手」観劇。怖い父親の下で育った家族が死別が近い祖母の家に集まる、岩井秀人の有名戯曲。再びしかも下北で観れるとは!父親として自分に重ねる場面が多く、息子の成長とともに立ち位置も随分変わったと思いつつ正月は家族とどんな会話をしようかと考えていた。ドアノブの小道具、大好き!

12月21日
山口ちはるプロデュース
吸ってはく スターダスト

#山口ちはるプロデュース#吸ってはく」観劇。高校陸上部員の女が大人になって部活に向き合った時間を想う。良い本で楽しかった。あの頃は自分なりに駆け抜けたはずなのに、戻ってこない時間や若さに少しだけ、たらればを想像し観ていた。渡邉美玖さんが印象に残る。古越千香子さんも良かった。

12月21日
劇団癖者
やさしい夜のはなし BONBON(中野)

#劇団癖者#やさしい夜のはなし」観劇。引きこもった女を心配した推し活仲間らが部屋を訪ねる。優しい人たちの世界だった。セカンドバック1つの回想的場面は部屋と変えてもう少しゆっくり描くと深みが出たかも。チカナガチサトさん青木絵璃さんの共演を楽しんだし津賀保乃さんとは久々に挨拶できた!

12月20日
人間嫌い 
祝みぃ子 駅前劇場

#人間嫌い#祝みぃ子」観劇。主宰の岩井美菜子さんが10年を迎える演劇活動への思いを高校女子映画部員に乗せて描く。思い出をグラフティで描かない本が面白いし、可愛さが詰め込まれた演出も良かった。平川千晶さん井澤佳奈さん武田紗保さんらの好演を楽しんだ。北原州真さんの優しい感じもピッタリ!

12月19日
多摩美術大学演劇舞踏コース卒業制作 
半神 二子玉川ライズ・スタジオ

多摩美卒業制作「#半神」観劇。結合双生児が成長しどちらが生きるかを描く野田秀樹の作品。本の力だけでなく演者のパフォーマンスも舞台美術も衣装も全てが素敵!劇団活動されている吉田美織さんが役にピッタリの好演!海老原綸さんも良かったし吉浜芽生人さんも印象深い。永田那由多さんのお名前も!

#多摩美半神 池袋の都合で二子玉の劇場なのだろうけど、しっかり作り込んでいて、思い出深い公演となった。 皆さんの今後の活躍が楽しみだし、小劇場や映画で活動される方は是非お知らせいただければ観に行きたい。

#多摩美半神 お名前あげてなかった。堀井綺嶺さん。動きにキレがあって印象に残る。機会があればまたパフォーマンスを観たい。

12月19日
くによし組
ケレン・ヘラー シアタートラム

#くによし組#ケレン・ヘラー」観劇。自分の笑いへの拘りからコンビを解消したはずの女が次第に笑いが見えなくなっていく。面白かった!怖くなる展開も笑わせる台詞も絶妙だし舞台美術も良い。大場みなみさんが印象深い。佐藤有里子さんてっぺい右利きさん谷川清夏さん柿原寛子さんの好演を楽しんだ。

12月18
映画 MOOSICLAB2025
宇宙に立った2人
めためた

#MOOSICLAB2025#宇宙に立った2人」観劇。カメラマンを目指し東京に出ることになった女が友人と死んだ仲間の父親を訪ねる。短編映画らしいギュッと思いが詰まったいい本で、ロケ地の景色も良かったし、宇宙の要素が作品を楽しむ深みを与えていた。

#MOOSICLAB2025#めためた」鑑賞。戻ってきた元かのとの同居を許容する男や母親の再婚に納得しない女など3組の群像模様を作家を通して描く。浅草の橋の袂など映像シーンは好みだし、それぞれのキャラにも魅力があるのだが、3本を通すと総花的な印象で少し惜しい。

12月18
映画 MOOSICLAB2025
芋虫女の恋
はるの行き先

#MOOSICLAB2025#芋虫女の恋」鑑賞。朗読カフェを舞台に恋に悩む女子高生が憧れのスト嬢らと出会い、踏み出す。ラストの描き方は好み!スト映画が少ない中、日の出町や横浜ロック座が題材なのは嬉しいし、森山みつきさん瞳水ひまりさんの熱演に小宮山せりなさんの振り付けを楽しんだ。松田理奈監督

#MOOSICLAB2025#はるの行き先」鑑賞。映画祭に参加するため新潟を訪ねた女優が微睡みの中で無人駅に降り立ち男と出会う。好きなことの描き方が良かったし、よく訪れた親不知が舞台で懐かしく堀春菜さんボブ鈴木さんの熱演を楽しんだ。脚本協力に演劇や映画で組んだ猪股和麿さんの名前を発見!縁!

12月17日
映画 MOOSICLAB2025
ジンジャーボーイ
実家

#MOOSICLAB2025#ジンジャーボーイ」鑑賞。仕事で上京した男が親友の誘いで同居するも生き方の違いから距離を取り始める。まずフィルムサイズや画質に興味がいったし、女と遊ぶの場面では男をどう描きたいのか考えた。精神疾患含め面白い設定の作品だった。同僚役の女優が印象に残った。映画いいな!

#MOOSICLAB2025 「#実家」鑑賞。友人4人が潜入した家から出られなくなる。面白い設定で、外に出る場面など演劇の力があればいいなと思っていたら劇団の方が監督だった。が映像だと画が想像を邪魔して苦しい感じがした。ヒロインの使い方も独特でラストも演劇のシュールさで、どこの劇団?観劇したい。

12月16日
映画 MOOSICLAB2025
リテイク

#MOOSICLAB2025#リテイク」鑑賞。バンドを辞めた女子高生が隠し撮りしてた同級生を映画に誘う。面白かった!久々に音楽と融合するムーラボらしい作品に出会えた。青春の楽しさや戻せない選択、ものづくりへの思いなど沢山感じるものがあった。千葉龍青さん大原奈子さんが好演で印象に残る。お薦め!

12月15日
映画 MOOSICLAB2025
これらがすべてFANTASYだったあの頃
チューリップちゃん

#MOOSICLAB#これファン」鑑賞。芽を出せない女優の思いを、とある脚本家の苦しみを通して描く。重層的な描き方で理解が追いつかないが、アーティスティックで攻めた作品だった。新宿繋がりの世田谷センスマンズに出会えるとは!演劇でみる鄭玲美さんの母役も新鮮だったし北林佑基さんも良かった。

#MOOSICLAB2025#チューリップちゃん」鑑賞。還暦に夢を乗せて、模範解答のような生き方でなく自分の正解を貫く少女を描くアニメ作品。面白かった!渡辺咲樹さんのセンスが光っていてキラーワードに沢山笑ったり関心したり。テンポも良くて19分にこれだけのものを描けることも参考になった。

12月15日
映画 MOOSICLAB2025
嬉々な生活

#MOOSICLAB2025#嬉々な生活」鑑賞。妻に先立たれ働かなくなった父の下、家族を支える中学生を描く。本が良くて、親の責任と頑張れないことに寄り添うことを対比した描き方や中学生眼線など、見どころが多かったし、ドラマっぽくない映像も印象深い。川本三吉さんが好演。西口千百合さんも良かった

2024年12月の感想その3へ
2024年12月の感想その1へ
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2024年12月の観劇の感想 その1

2024年12月25日 | 呟きの記録

2024年12月の感想 その1
12月の合計 観劇・鑑賞中!
その1のみ 演劇8本 映画11本

12月15日
よいやみなべ
グッドナシトゲーション 王子小劇場

#よいやみなべ#グッドナシトゲーション」観劇。生きづらさを感じていた銀行員の女がとある女と出会い、グループに参加する。今川宇宙さんの作演はどこか大人が楽しむ絵本のような世界観で深掘りはせず気楽に観れる作品。小川諒子さんが久々に舞台に立つということで、観に行けて良かった。#グッドゲ

12月14日
山口ちはるプロデュース
いちばんのおくりもの 山口ちはるプロデュースカフェ

#山口ちはるプロデュース#いちばんのおくりもの」観劇。自殺を図る銀行員がとある男と出会い不思議な体験から大切なものに気づく。コロナ前に上演した朗読劇をカフェで再演。本が良いし、しほんさんの声が伝わりやすく、暖かい空間で楽しい時間を過ごした。万代竜一さんまちだまちこさんも良かった。

12月14日
城山羊の会
平和によるうしろめたさの為の 小劇場B1

#城山羊の会#平和によるうしろめたさの為の」観劇。とある公園を舞台に不倫したカップルや目撃した男らが繰り広げるブラックコメディ。面白かった!笠島智さんの好演に引きずりこまれ岡部たかしさんの登場に笑いっぱなし。福井夏さんの熱演が展開を面白くし岩本えりさんも良かった。袋の場面は痺れた

12月14日
ザジ・ズー
ザジ・ズー オブ ザ ナイト CHATNOIR(横浜ライブハウス)

#ザジズー#ザジ・ズー オブ ザ ナイト 」観劇。神経症の男と面倒見ある友人、ナンパした女が過ごした時間を描くバンド演劇。楽しかった!ワードチョイスの世代の違いが絶妙に刺さって心地よい。白鳥真生さんの熱演がみれたし、今井桃子さん狩野瑞樹さん徐永行さんらのパフォーマンスも良かった!

12月12日
寝れない部屋
この声は届きますか OFFOFFシアター

#寝れない部屋#この声は届きますか」観劇。放送サークル部員のラジオ愛や恋を描く。青春感ある好みの題材だった。モノローグの台詞が本に負けてて流れを切る感じがして惜しい。みしゃむーそさんが存在感ある好演で衣装も楽しい。佐々木タケシさんも良かった。久々に普通?の人の役でみた気がする。

12月12日
劇団普通
病室 三鷹星のホール

#劇団普通#病室」観劇。孫がいる歳の男4人が入院する病室を舞台に、父親としての家族との距離や老後や介護への思いを描く。面白かった!自分に重ねてしまい、息子への接し方や夫婦関係のこれまでを考えていた。用松亮さんが安定の好演で響く台詞が多かった。青柳美希さん上田遙さんも印象に残る。

12月11日
映画OPフェス
ふたつの月に濡れる テアトル新宿

#OPフェス#ふたつの月に濡れる」鑑賞。官能小説家が通うバーでバーテンを始めた男が父の愛人と出会う。劇中劇構造を使い解放を見出す描き方が面白い。ただ昼間のバーシーンなど撮影には疑問点も。前に観たことある?若宮はずきさんの表情が作る空気感が印象深い。宮崎リンさん村田直樹さんも良い。

12月8日
映画OPフェス
人妻人魚 テアトル新宿

#OPフェス#人妻人魚」鑑賞。ある漁村を舞台に消えた夫を待つ女の真相を描く。面白い世界線だった。台詞はなく表情で伝える木下凛々子さんが熱演!上羽絢さんも好演でピンクとは思えない素敵な表情で魅了された。森羅万象さんの起用法も楽しい。映画館の使い方がシュール。画のグレーチングも不思議。

12月8日
映画OPフェス
なのにやめられない テアトル新宿

#OPフェス#なのにやめられない」鑑賞。夫の浮気から家出した女がスナックで働き出す。男の設定など余白が多過ぎる本だがピンクだと成立すると思えるから面白い。山岸あや花さんがいい表情で作品を面白くしていた。関幸治さんが飛び抜けた好演!安藤ヒロキオさんの挨拶がようやく見れて良かった。

12月8日
劇団5454  
ねもはも 赤坂REDシアター

#劇団5454#ねもはも」観劇。高校時代に注目された男子が同窓生による結婚の噂に呑み込まれ迷う。現実社会で噂に潰されていく話を聞くが結婚話を通じ上手く描いていた。最後の選択にホッとした。佐野剛さんの好演を楽しんだし、岸田百波さんも良かった。久々のランドリーはまさかの作品だった。

12月7日
映画OPフェス
みゆきの結婚 テアトル新宿

#OPフェス#みゆきの結婚」鑑賞。父の圧が強い父母の下で育った娘が結婚に踏み切るまでを描く。めっちゃ面白かった!ピンクの楽しさが沢山詰まった本で展開のシュールさや笑いの生まれ方が勉強になったし、森羅万象さんみひなさんの好演が印象深い。森日向子さんの熱演も良かった。解放されてみてー!

12月7日
映画OPフェス
はじまらない恋 テアトル新宿

#OPフェス#はじまらない恋」鑑賞。失恋した女が女性用風俗に沼った先を描く。ベタな展開ながら本が面白く2人の対比が女性目線でうまく描かれていた。佐藤一馬さんの好演をしっかり観れ良かった。優しい素敵な俳優なんだよな。宍戸里帆さんが熱演だしダンスも観る入田真綾さんの最後の表情も印象深い

12月7日
アンティークス  
みえないもの シアター711 

#アンティークス#みえないもの 」観劇。とある世界で見た里親の下で育った女性らの時間を描く。演劇の面白さを使った好みの作品。震災の扱いもありと思う。冒頭の転換が細切れ過ぎでゆっくり伝えると良かったかも。ノナカモヱリさんの好演を楽しんだし木村望子さん森耕作さん吉村歩華さんも良かった

12月6日
映画OPフェス
ネトラレ純愛 テアトル新宿

#OPフェス#ネトラレ純愛」再鑑賞。ネトラレ性癖を持つ男女4人の共同生活を描く作品で2回目の上映。好みの題材だし改めて観ても新井リマさんが心情を伝える芝居で印象深い。栗山莉緒さん川又シュウキさん中岡サンタロウさんも良かった。一軒家が舞台って味がでて楽しく企画の参考になった。

12月5日
映画OPフェス
エツコブランニューデイ テアトル新宿

#OPフェス#エツコブランニューデイ」鑑賞。寝取られた女がある条件で彼女がいる男と付き合う。好みの本だが元彼との場面が興醒めで、だからピンクなんだろうけど性でなく心の穴を埋める話を貫いて欲しかった。堀北実来さん辻さくらさん愛玉すずさんが画的に良かったし森羅万象さんの使い方も楽しい。

12月4日
映画OPフェス
告知事項アリ テアトル新宿

#OPフェス#告知事項アリ」鑑賞。不動産会社に勤務する女がとある管理物件に近寄ったことで惨事が起きるホラーピンク映画。八木奈々さんが熱演で終盤の表情が印象深い。木下凛々子さん西野絵美さんも良かった。豊岡んみさんを今年もOPのスクリーンで観れて嬉しいし森羅万象さんとのコンビが楽しい!

12月3日
映画OPフェス
ネトラレ純愛 テアトル新宿

#OPフェス「#ネトラレ純愛」鑑賞。母親に言われるままに恋人を作ることにした男が寝取られ性癖を持つ男女と出会う。いつのまにか性癖の描写が弱くなって説得力に欠ける感じもしたが、ピンクらしい展開で爽やかさもあり、最後まで楽しく観れた。栗山莉緒さんも新井リマさんも熱演でいい表情をしていた。

12月2日
映画OPフェス
夜に旅 テアトル新宿

#OPフェス#夜に旅」鑑賞。自殺を決めた見知らぬ男女が踏みきるまで一緒にいた時間を描く。ピンク映画というより性描写の多めの一般映画の印象。描写に拘りを感じるが序盤など屋外の揺れすぎるカメラワークが酔いそうできつい。希咲那奈さんが空気感あって印象深い。善場まみさんも表情が良かった。

12月1日
映画OPフェス
離れられない君へ テアトル新宿

#OPフェス#離れられない君へ」鑑賞。中学生の時に好き同士になった男女が成人となり再会した先を描く。本の幹はベタだが一人一人がしっかり描けてて楽しく観れた。何かを見て演劇やスクリーンで観たいと思ってた美咲かんなさんが出演で表情に最後まで魅了された。及川うみさん紫月ゆかりさんも熱演!

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