鞄に演劇をつめこんで

観劇者が立ち上げた小劇場演劇を広めたいためのブログです。
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2019年10月の呟き その1

2019年10月09日 | 呟きの記録

10月25日

M&Mプロデュース 令和のMフェス
排気口 明るい私たちのりびんぐでっど
東中野ワニズホール

最後は 」を観劇。今年から観てる団体でジワッとくる人の描き方が好みだが短編からかゾンビ設定からか器用にまとめてきた感じ。その中で三森麻美さんが印象深く終盤の好演は作品を相当面白くしたし長谷川まるさんの熱演も作品を支えてた。

<演者>
三森麻美
長谷川まる

M&Mプロデュース 令和のMフェス
まごころ18番勝負 有限要素法の正しい使い方
東中野ワニズホール

3本目は 」を観劇。描き方はもっと引き込まれたい感じがしたが、しっかり伝わってくるものがあった。他の作品も観てみたい。床に座っての場面がかなり多いし長いので、座席に段差のない後方の席の観客には伝わっているかは気になる。

M&Mプロデュース 令和のMフェス
立体映画館 太陽を盗んだ男
東中野ワニズホール

2本目は 」を観た。映画作品を演劇で立体的に表現する作品。6月頃下北での演劇祭で観たかった団体。面白いが池崎浩士さんの孤軍奮闘感が目立ったので劇場で落ち着いて観てみたい。演劇を見なれた自分には凄く新鮮!続く!いただいたCDを聞くのが楽しみ。

<演者>
池崎浩士

M&Mプロデュース 令和のMフェス
美貴ヲの劇 一番愛された女選手権
東中野ワニズホール

M&Mプロデュース「」短編劇祭りで30分の短編を4団体観た。 一本目は 」1月の魔法少女で笑いに笑ったシーンに10月の作品も組み込む安定の面白さ!サトモリサトルさんの太宰はホントハマる!栗原雅美さん三森あかねさんらの好演を楽しんだ!続く!

<演者>
サトモリサトル
栗原雅美
三森あかね

10月24日
エリジャパン 雑ッ!ミュージカル
西荻ターニング

」チームBを観劇。部活をめぐる学園ミュージカル。衣装協力してるのでマジ衣装を観に欲しい!Bはバランスの良さが魅力!岸本武享さんの圧倒する熱演を受けとめる菊池真奈美さんの好演に注目!青木真美さん行成小夏さん北野由貴さん三箇友維さんの熱演も印象深い。続く!

<演者>
菊池真奈美
青木真美
行成小夏
北野由貴

」の続き。どのキャストも注目だが、平安座美央さんが印象に残る!そして関根万菜さん!劇場で観た彼女はすごくしっかりしていて作品をバランスよくしてた。小林光さんの作演はビックリも多いが今作は小林さんらしさも伝わって良かった!Aの本番も観ないとあかんな!

<演者>
平安座美央
関根万菜



10月22日
東京芸術祭 吾輩は猫である
東京芸術劇場野外劇場
 「」を再観劇。とにかく約80人の迫力ある好演が間近にみれて面白い!☔が懸念されたが無事上演でき、足下が悪いなか怪我なく終演し良かった。寒さのなかで頑張るチカナガチサトさん梢栄さん堀田夏美さんらの姿に元気を貰った。織詠さんが印象深い。千秋楽まで晴れを祈る!


<演者>
チカナガチサト
梢栄
堀田夏美
織詠



10月20日

東京芸術祭 吾輩は猫である
東京芸術劇場野外劇場

」を観た。約80人も出演する野外劇で漱石原作で作演の面白さと集団が生む力に圧倒されメッチャ楽しい!チカナガチサトさんがいい役で得意?の憎たらしい表情がピッタリの好演。梢栄さんの熱演を楽しんだし堀田夏美さんも印象深い。ご挨拶できて良かった!お勧め!

<演者>
チカナガチサト
梢栄
堀田夏美


下北沢路上演劇祭3

下北沢 に立ち寄った。ほとんど観る時間はなかったが、いつも劇場でみていると、こういう演劇もいいなあと思う。今日演劇を初めて観た方は演劇をどう思ったかなあ。少しでも興味が出れば劇場へお勧めしたいし、こんな感じかと思った方は劇場で観て違いに驚いて欲しい。演劇は楽しい!


劇団天然ポリエステル パンパンじゃもの花じゃもの 

小劇場B1

」を観劇。肌編は青線が舞台の女形たち街娼の話。昨年好青年役で観た照井健仁さんが好演で女形は貴重!藤沼翔舞さんの熱演も楽しめた。二宮清隆さん三好香奈さんも良かった。わかりやすく伝える作演とハッピーエンドの展開は親しみやすい。

<演者>
照井健仁
藤沼翔舞
二宮清隆
三好香奈

10月17日

やみあがり・シアター じゅうごの春
アトリエファンファーレ東池袋

」を観劇。15歳で自由研究に悩む少年と家族たちを描いていく。途中あれ?と思う展開も終盤は感動に包まれ楽しんだ。林廉さんが役にあう好演!大和田あずささんが笑いから感動まで届ける熱演でラストは親目線で涙からの衝撃!加藤睦望さん川口知夏さんも安定の好演!

<演者>
林廉
大和田あずさ
加藤睦望
川口知夏

10月15日
なぞけいこ 犬
新宿眼科画廊

さん「」を観た。なぜ演劇に向き合うかを問う作品で作演家が化した犬が語るラストシーンは印象深い。台本とは稽古とはを考えさせるなかで新鮮さを感じた。植田萌さん花たろうさんはインパクトあったし廣川真菜美さんが支えてた。川鍋知記さんが味ある熱演で野田にみえた!

さんの回、稽古を朝からみてます! ボリュームのある作品を1日で形にする演者さんたちは大変だが、演出がついて徐々に出来上がっていく過程や、共有するものが見つかったり、観ていて楽しい!本番まで残り2時間!是非新宿に!!

<演者>
植田萌
花たろう
廣川真菜美
川鍋知記


10月14日
別冊根本宗子 墓場女子高生
ザ・スズナリ

」を観劇。自殺した女子高生の墓に集う合唱部員仲間を描く。過去にアイドルによる公演もある作品で、台詞の面白さに、女子高生たちの活き活きとした描き方に、爽やかさを感じて楽しい。昨年のアゴラぶりに観劇した安川まりさんをはじめ演者さんが好演で作品にピッタリ!

<演者>
安川まり

10月12日

Ahwooo 遠吠えは耳の中
新宿眼科画廊


」を観劇。ホームセンターで働く女性があることをキッカケに呼び起こされた過去から踏み出す話。描き方が面白い。再演と知らず、観てて現在にもっと寄せればより響くのに思ったが初演を活かしたリニューアルの難しさかも。そう思わせた木下綾菜さんイトウエリさんが印象深い。

<演者>
木の下綾菜
イトウエリ


10月11日
NanaProduce レネゲイズ
赤坂REDシアター

昨昨夜は  「」を観劇。宗教組織で焼身自殺した女性信者たちの真相を描く。宗教に身を投じた事情から、更にその先に宗教的意味を持たせる描き方が面白い。朝劇でよく観る堤千穂さんに、奥野亮子さんらの好演を楽しんだ。

<演者>
堤千穂
奥野亮子



10月10日
ざるのくるず Monocles
オメガ東京

オメガ東京」を観劇。作家先生宅に住みこむ作家の卵たちの関係を描く。岩松了さんの臭いを感じつつも、どこか爽やかな明るさを残す空気感が新鮮でいい。三浦真由さんが好演で作品のイメージにぴったり!そして紫藤楽歩さんが印象に残る熱演で表情が凄くよく作品を更に面白くした!演を楽しんだ。

<演者>
三浦真由
紫藤楽歩


 

10月9日
ガラ劇 ホオル
ウェストランドスタジオ

」を観劇。文明の進化で神をも恐れなくなり、モノを際限なく捨て続ける人間の愚行さを描く。作演とも面白いが、テーマに対する自分の意識が低いぶん、最近の過去作とは響き方が違った。伊井ひとみさん南條あかねさん大町浩之さんが印象深い。友裕城さんの熱演を観れて良かった。

<演者>
伊井ひとみ
南條あかね
大町浩之
友裕城

10月6日
美貴ヲの劇 わたしはザリガニになりたい
スタジオ空洞

」を観劇。運命の出会いを求める30過ぎの独身女の話で収容相手と結婚か好きな動物になるかを選ぶ設定から衝撃と笑いの連続!BLシーンはサトモリサトルさんの熱演に栗原雅美さんのリーダー役が好演で最高!三森あかねさん長友美聡さんら皆さん良かった!

<演者>
サトモリサトル
栗原雅美
三森あかね
長友美聡

10月6日
劇団民藝 異邦人
サザンシアター

」を観劇。外国人技能実習生の受け入れ地域にある洋食屋の話。制度が抱える問題だけでなく家族と国際結婚の葛藤など心情の描き方も楽しめた。若い人や小劇場好きも観て欲しい。観劇しやすい時間帯やキャストの使い方は工夫がいるかも。2月d倉庫での熱演も印象深い長木彩さんに感謝!

<演者>
長木彩


10月5日
映画 向こうの家

映画「」を観た。父と息子とその愛人を中心に描く作品は、ちょっと不思議な設定と展開の面白さに笑ったりホッコリしたり。夫の描き方が凄く良かった。春に多摩で上演した際に見逃した作品で、ようやく観れた。小劇場で観ている竹本みきさん出演。久々にお会いできて良かった。是非観て!

<演者>
竹本みき


good morning no5 どうしようもなくて、衝動
浅草九劇

」を観劇。澤田育子さんの世界はシュールと笑いに溢れ面白い!オムニバスのような展開は場面ごとに世界観がありそこにマイケルからチェーホフまで絡み、ぶっ飛んでるのに一人ひとりがしっかり描かれ残るのが流石!池田有希子さんが好演。久保田南美さんは今後楽しみ!

<演者>
澤田育子
池田有希子
久保田南美

 

10月3日
白米少女 体温
オメガ東京

」を観劇。日常の中で相手との関係を台詞に台詞を重ねながら描く人間群像劇。心に思うことも台詞にしていく作品は本を読み聞かせられてる感覚で面白い。相手の気持ちのどれほどが言葉になって伝わるのだろう、そんなことを細田こはるさんの芯の強さを感じる好演を観ながら考えてた。 

<演者>
細田こはる

10月2日
[映画] 火口のふたり

映画「」を観た。いとこの二人が体が欲するままに愛を重ねていく。演劇でも映画でもよく観る柄本佑さんと瀧内公美さんの二人だけの空間で性の描写はもちろん、料理などのシーンも描き方がいい。終盤は意外な展開が言葉だけで進んで行くが、東日本大震災という現実との対比で面白い。

<演者>
柄本佑
滝内公美






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