12月の観劇 その2
合計 演劇23本 映画28本
その2のみ 演劇14本 映画9本
12月28日
秘密兵器 さやえんどう
シアタートップス
#秘密兵器「#さやえんどう」観劇。妻と死別した百姓が仏の力を借りて子供の幸せを見届ける。今回は一本モノ作品で、毎回楽しみな関連コントからの本篇は観られないが、五十嵐和弘さんの安定の脚本は面白いし、余韻を吹っ飛ばす余興も、アイドルが出演してもオジサンがしっかり楽しむエンタメも健在!
<演者>
五十嵐和弘
12月25日
πTOKYO 東京虹子、7つの後悔
πTOKYO(赤坂)
#πTOKYO「#東京虹子、7つの後悔」を観劇。どもりからクラスで空気のような存在の女の子が見つけてくれた友達を巡る出来事に、声を出せないまま大人になっていく。中島庸介さん主宰企画が上演した作品。終盤などその空気感を味わえ楽しかった!國森桜さん樹乃さん松原怜香さん遠藤三貴さんが印象深い。
<演者>
國森桜
樹乃
松原怜香
遠藤三貴
12月25日
ハトノス 毒の島には近づかない
現代座スタジオ
#ハトノス「#毒の島には近づかない」を観劇。うさぎ島として観光地化しているが、戦前は毒ガス製造が行われていた大久野島の知られていない歴史を伝える。面白かった!単に歴史を紐解くだけでなく伝えることを大切にしている描き方に共感する。村山新さん林揚羽さんが好演で、語る声に聞き入っていた。
<演者>
村山新
林揚羽
12月24日
小林光の忘年会 天国への階段
浅草リトルシアター
#小林光の大忘年会「#天国への階段」を観劇。作演家小林光さんが自身の一年を振り返り忘年会を開くまでを描く。まちだまちこさんの生演奏や星澤美緒さんの歌なども含め、こばぴさんらしい演劇で沢山笑った。が、もうその事はいいんじゃないと思う場面も。青木真美さん宮越虹海さんも良かった。
<演者>
まちだまちこ
星澤美緒
小林光
青木真美
宮越虹海
12月24日
大川企画 Sit at the table
ラビネスト高田馬場
#大川企画「#sitatthetable」を観劇。気軽に楽しめる短編中編3本で構成。#私服デート はとトランスジェンダーを隠す高校生がつきあい始めた女の子に浮気と誤解されるコメディ。何回か観てきた後味の良い好きな作品。中井川雄介さんが好演!芳田遥さんのあの表情から笑いを誘う一言はパンチあったな。
#大川企画 「#宇宙からの婚約者」はウルトラマンであることを理由にプロポーズを断り別れを突きつけた女と彼氏とのラブストーリー。宇宙人設定からの結ばれないロジックが面白いしラストのやるせなさに冨坂友さんの本の上手さを感じた。青柳美希さんの好演が印象深い。
#大川企画 「#あっち向いて本意」は離婚する二人が、二人のモノをどちらがが所有するでジャンケンを繰り返す。浅見紘至さんの舞台は楽しい!に尽きる。笑わせて貰った。国崎恵美さんもいい味でてた。 美術は岡田竜二さんだし井本みくにさんなど良く観る役者さんの好演を観れ、いい年末の作品だった。
<演者>
中三川雄介
芳田遥
青柳美希
浅見紘至
国崎恵美
井本みくに
12月22日
映画 GLIDE
シネクイント渋谷
映画「#GLIDE」を鑑賞。親から離れ兄と渋谷で暮らす妹がその環境、関係を断ち切ろうとする。面白かった。冒頭からほぼスクエアの映像に興味をもったが、部屋のシーンやラストの交差点に納得!兄妹の関係が面白いし、ビートにあったテンポが心地よい。最近映画も演劇も観るつかささんの熱演を楽しんだ。
12月21日
feblabo 疚しい理由2021
シアターミラクル
#feblabo 「#疚しい理由2021」を観劇。とある女が保険外交員を連れ保険勧誘のため友人宅を訪ねる。面白かった!笑いから徐々に恐怖に変わるお手本のような展開で再演を重ねるだけある。星澤美緒さん浅見臣樹さん小野里茉莉さん3人がピッタリの役で好演!星澤さんのいい人いればの場面は良かったな。
<演者>
星澤美緒
浅見臣樹
小野里茉莉
12月20日
MOOSICLAB
大田原愚豚舎スニークプレビュー
アップリンク吉祥寺
#MOOSICLAB 「#大田原愚豚舎スニークプレビュー」を鑑賞。ある小学生が祖父母の家に滞在した夏休みを描く。こういう映画とわかって観るのならいいが、前情報なくムーラボだから観た作品で、千幾ら払って何を楽しんでいいかわからないし、周りは何を面白いと思っているのかまるでわからなかった。
12月19日
映画 アリスの住人
池袋ロサ
映画「#アリスの住人」鑑賞。ネグレクトを受けている子らが生活する支援施設の話。重いテーマに真摯に向き合う素晴らしい作品!自分を穢すことでバランスを保つ場面や終盤のカラオケ後の展開など説得力が半端ない。るい乃あゆさん山谷ノ用心さんらの熱演も嬉しい。大石将弘さんには驚いた。お薦め!
12月19日
私たちは息をする しまい
アトリエ5-25-6
#私たちは息をする「#しまい」観劇。姉が買ったエンディングノートをきっかけにこれまでやこれからを語る姉妹の話。こういう演劇はあるが優しい姉妹の会話を観てただけでもう展開にメリハリがあって響かせたいものがあると良かった。でも最後の最後でとても素敵で大事なものを見せて貰った。#私息姉妹
12月19日
排気口 菊地穂波企画公演 金曜日から
阿佐谷プロトシアター
#排気口 #菊地穂波企画公演「#金曜日から」を観劇。とある企業の超能力研究所で働く研究員や被験者らを描く。2場面で構成。この作品は作品で主宰らしい本で、波世側まるさんの安定の破壊力に加え、ケンタウロス骨さん菅野姉妹さんの好演に、倉里晴さん土橋銘菓さんなど演者が揃っていて楽しめた。
<演者>
波世側
ケンタウロス骨
菅野姉妹
倉里晴
土橋銘菓
12月18日
MOOSICLAB
辻占恋慕
アップリンク吉祥寺
#moosiclab 「#辻占恋慕」鑑賞。ミュージシャンの男がライブハウスで偶然出会った同業の女の才能にひかれ、彼女のためにサポートを続けるもそれが彼女を苦しめる。ベタさもあるがいい作品!川上なな実での出演映画を早々観られるとは思わなかったし原宿でみたことがある西山小雨さんの演奏も良かった。
12月18日
MOOSICLAB
ハッピーエンディングス
アップリンク吉祥寺
#MOOSICLAB 「#ハッピーエンディングス 」を鑑賞。即興で撮った短編2本。#鳥を見に行く は幼馴染の女優に誘われた旅行先を舞台に分かり合える男女の関係を描く。#はじめての映画 は映画制作に意気投合した高校生だったが四角関係であることを知ってしまう。演劇で観る細井じゅんさん出演。面白かった。
12月18日
果てとチーク
害悪
楽園(下北沢)
#果てとチーク「#害悪」を観劇。招集され戦死した者をアンドロイドにして暮らせる戦争世界でのある三姉妹の話。 父親との関係など重い話は80分で描くにはかなり短く、もっと深く共感できると良かったかも。Q本かよさん福井夏さんの好演で、怖さもあるが日常のなかの危うやを感じらたのが良かった。
<演者>
Q本かよ
福井夏
12月17日
アマヤドリ 青いポスト
シアタートップス
#アマヤドリ「#青いポスト」観劇。最も悪人は消される選挙で選ばれた双子の姉妹の話。めっちゃ素晴らしかった!本も良いが明らかに相葉るりさん相葉りこさんの好演はじめ大塚由祈子さんら演者さんの熱演や見事な群舞があってのこと。村山恵美さんが表情に細かい自然な仕草があって凄く良い!超お薦め!
<演者>
相葉るり
相葉りこ
大塚由祈子
村山恵美
12月17日
長谷川企画実験劇場 この感情の捌き方わからん
中野アクトレ
#長谷川企画実験劇場「#この感情の捌き方わからん」観劇。売れないまま演劇を辞めた脚本家が自分の置かれた環境に整理ができず苦しむ。自分には共感できる台詞や場面が多く楽しめたが、作品としては繋ぎの単調さや荒さを感じて惜しい。川畑光瑠さんが印象深い。杏実えいかさんの終盤の熱演も良かった。
12月16日
アマヤドリ 水
シアタートップス
#アマヤドリ「#水」観劇。ある女が奇病で亡くなるまでを夫やお笑いでしか繋れない友人らを通じて描く。詩的で不思議な本だが終わりに対するそれぞれの気持ちの描き方が面白い。久々に観た群舞が好みで心地良い。徳倉マドカさん冨永さくらさんの好演が印象に残る。右手愛美さんの熱演も久々に観れた。
<演者>
徳倉マドカ
冨永さくら
右手愛美
12月15日
MCR あの部屋が燃えろ
OFFOFFシアター
#MCR「#あの部屋が燃えろ」を観劇。とある男の部屋に群がる友人や恋人、ヤクザなどから展開する。本が面白いし台詞一つひとつに笑わされ響くところはしっかり響いてホントに楽しい作品だった。澤唯さんの空気感が良い!後藤飛鳥さんの熱演が印象深い。加茂井彩音さんの好演をMCRで観れたのは嬉しい。
12月14日
MOOSICLAB
最悪は友達さ
まあるくなあれ
stilldark
#MOOSICLAB「#最悪は友達さ」鑑賞。役者で売れたい男が、売れた同期やYouTuberの友人の姿に自分を見失うも、そんな彼を見離せない周りの仲間が支える。ベタさもあるがこんな時期だから観ていたくなる作品。下北の舞台でよく観る田中爽一郎さんがピッタリの役!「#まあるくなあれ」とも日下玉巳監督
#MOOSICLAB「#stilldark」鑑賞。料理人を目指す全盲の青年が洋食屋の門を叩き本採用試験までの修行の日々を描く。着想がいいし料理の世界の厳しさもその先の一歩も伝わる後味のよい面白い作品だった。どこかの単館で紹介され気になっていたが、まさかムーラボで観れるとは。永田健さんが印象深い。
12月13日
映画 二代目はクリスチャン
テアトル新宿
#角川映画祭「#二代目はクリスチャン」を鑑賞。つかこうへいの脚本で修道院で育った女が組長を襲名するも、シマの抗争に巻き込まれる。秋に続けて舞台を観て、締めくくりは映画でと決めていたが、笑いの中に仁義がしっかりあって面白かった。志穂美悦子と柄本明、かたせ梨乃がいい!井筒和幸監督
12月12日
gekidanU家公演 おいてきぼりの桜の園
2-25-6スタジオ
#gekidanU家公演 「#おいてきぼりの桜の園」観劇。主催者が居座る南千住の一室に集まった心の悩みを抱える女性らを描く。来年取り壊し予定の劇団スタジオとチェーホフを重ねたアイデアが面白い。目の前での麻生実希さんらの熱演を楽しみながら、野外劇等を懐かしんでいた。持田千妃来さんが印象深い。
<演者>
持田千妃来