鞄に演劇をつめこんで

観劇者が立ち上げた小劇場演劇を広めたいためのブログです。
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2019年 観劇のまとめ

2019年12月31日 | 呟きの記録

2019年が過ぎようとしています。
今年も沢山の作品を観劇し、沢山の素敵な時間を過ごせました。

【2019年の観劇数】
「年間どのくらい観るの?」と、観劇数を聞かれることは多いですが、
数字自体は200を超えれば300でも400でも、せいぜい「ヘビーな観劇者」ですねぐらいで、自分以外に対しては特段意味があるものではないと思っており、いままで観劇数を正確に数えたことはありません。

 しかしブログを開設した以上、人に観劇の楽しさを伝えるうえで、数字もまた必要かもしれません。なので数えてみようと思います。今日のところは月25作品×12月で300本としてください。

【2019年に特に印象深かった・楽しかった25作品】

そして数多くの作品を観れば印象に残る作品も多くなります。それらはいずれもクオリティが高いのですが、あえて「特に」と付して25作品を挙げさせていただきます。「特に」の基準は、「良かった」「面白かった」「楽しかった」というよりは、刺さったり・響いたり・突き落とされたり・温かくなったり・笑い殺されそうになったりと、自分の心をどこか大きく動かしたり、感覚を呼び起こしたものでしょうか。当たり前ですが、順位や点数はありません。

〇 幸福の黄色い放課後 (1月 東京ノ演劇ガ、アル)
〇 天国への登り方 (1月 アマヤドリ)
〇 遺作 (1月 江古田のガールズ)
〇 卒業制作 (2月 しあわせ学級崩壊)
〇 いまこそわかれめ (2月 AFTER塩原JUNCTION)
〇 伯爵のおるすばん (3月 MrsFictions)
〇 AMRICANA (3月 大統領師匠)
〇 蛍 (3月 第27班)
〇 ひびのばら (3月 キ上の空論)
〇 灰かぶりのエラ (4月 ガラ劇)
〇 ぼくらは生まれ変わった木の葉のように(5月 MOHEMAP)
〇 さようなら (4月 オパンポン創造社)
〇 No12 (5月 中野坂上デーモンズの憂鬱)
〇 はなればなれたち (6月 ロロ)
〇 乱反射パレード (7月 ソラニエ)
〇 マインドファクトリー(7月 かわいいコンビニ店員飯田さん)
〇 ひのくすり (8月 ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン)
〇 ヘブンズサイン (8月 ヒノカサの虜)
〇 夢見る喜世子レヴユー(8月 ピストンズ)
〇 瀬戸の花嫁 (8月 ものづくり計画)
〇 悪魔を汚せ (9月 鵺的)
〇 アリはフリスクを食べない(9月 青年団リンク やしゃご)
〇 野外劇吾輩は猫である (10月 東京芸術祭2019)
〇 かわいいチャージ’19 (11月 人間嫌い)
〇 だからせめてもの愛 (12月 TAAC)

※地蔵中毒は確かに笑い死にそうになるが何がそうさせたか思い出せないので選外

【2019年 特に印象深い役者さん】
どの役者さんも熱演&好演なのですが、演技やセリフがめちゃくちゃ響いたり、凄さを感じた役者さんを5名挙げてみました。

〇 西田果倫さん ファントムペイン(7月 演劇集団TEAMZERO)
 ※ 終盤に彼女の放ったセリフがすっと入ってきて、鴻上さんの「スナフキンの手紙」の続編の意味みたいなものを理解できた瞬間を味わえました。
〇 槇野レオナさん 歪な日常(6月 NAOYAPRODUCE) 夢見る喜世子レヴユー(8月 ピストンズ)
 ※ 今年急に伝わり方に力強さやが深みがあって、槇野さんすごいの一言!
〇 宝保里実さん カケコミウッタエ(5月 日本のラジオ) 潜狂(8月 第27班)
 ※ 宝保さんの凄さを思い知りました。いままで何を観ていたのだろうと猛反省。
〇 加茂井彩音さん 盆栽(Cチーム 2月 倉山の試み)
 ※ キ上の空論とかでキャラがついてしまっていますが、盆栽は全く違う役で、セリフの迫力はもちろん体の動きから包丁の持ち方まで繊細で、女優としての凄さを感じました。
  小劇場ではひとつ上に抜けていて、まわりに実力がないと加茂井劇場になってしまう域。
〇 大田彩寧さん  ハムレット(7月 しあわせ学級崩壊)
 ※ オフィリアにぴったりな声の良さと、床を這いながら狂う姿は最高!半年以上たっても耳に残っている


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