薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

いんちきマスター ~プチ留学その6~

2005-05-05 | 旅  行
■ ホームステイ先は8畳間くらいの部屋にベッドがひとつ。朝夕の食事はホストマザーが用意してくれる。もっとも朝食はトーストなどを勝手に焼いて食べていたし、夕食はほとんどチキンや野菜などの入った本場(?)のカリーだった。

■ あるとき、Mearyが「君は何クラスにいるのか」と聞くので、マスタークラスだと答えると、意味が通じなかった。「そうじゃなくて、クラスにはAとかBとかの名前がついているはずだ」と再び聞くので「だからマスタークラスですよ」と答えたら、横で聞いていたJousyが「マスタークラス?BやAクラスより上のハイヤークラスだ」と説明してくれた。

■ Mearyの驚いた顔といったらない。だって、ほとんどまともに会話が通じたことがないのだから…。いつだったかも、(たぶん)ゴミの捨て方か何かのことで怒られていた(?)ようだが、表情から憤慨している様子がわかるだけで内容がさっぱり飲み込めない。こちらがポカンとしているから、そのうち怒っているほうも諦めてしまう。そんな状態だったから、Mearyは、「我が家でホームステイ始まって以来のマスタークラスの生徒だ」といって笑っていた。ほっといてちょーだい!

■ ちなみに、Jousyと初対面のとき“ Where are you from? ” と尋ねたら“ I’m from Republic of Central Africa.”と教えてくれた。失礼ながら、そのときまで「中央アフリカ共和国」なんて国がこの世に存在するなんて、まったく知らなかった。わが国の偉大な先人たちに、少し感謝した。