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時代劇が好き だが!4-2

2022年02月23日 | 娯楽

 

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これは、長寿番組で今でも人気の〘大岡越前〙です。

上は、四文字共にほぼ筆に力が入って、見て或いは読んで、

気分が良いです。

然し、下の後ろに文字は、筆に力がなく、悪く言えば

殴り書きみたいです。

同じ一話に書かれた文字で、なぜこんなに書き方に<

変化が必要でしょうか?

 

次の三枚は〘桃太郎侍〙のものです。

大友柳太郎さんのキャストロールです。

漢字五文字ですが、大の左払いが短すぎませんか?

同様に、柳の木ヘンと太り左払いも、バランスが悪すぎます。

又,朗の偏の最後の点、右下がりなのに、左下がりになっています。

 

植木等の、ここまで崩されると、何をかいわんや・・・

竹冠と土の縦審に対し、寸の楯芯が右に寄りすぎています。

 

左列の下の雄の旁、こんな字は承服できません。

左から二列目、川は等間隔なのに、わざわざ左を広くしています。

清の旁、なぜ月の左と上野信をあわせるのか?

左から三列目、木の左払いの位置と長さ、どうし何故?

 

美しいという字は、大きいの横が一番長いのが普通ですが、

ここでは、その上を長くしてあり、、そうしているなら

それは正しいとして、写すべきでしょうが、私は初めて見ました。

こうして気になる文字を拾ってみましたが、上げてみれば。

枚挙にいとまがありません。

 

スタッフロールや、キャストロール、あるいは題字を任される人は、

それなりに書に通じていたり、それなりに評価されていると、

思いますが、依頼された担当者は、個を主張し過ぎているのでしょうか?

なぜ、携わったスタッフやキャストの方々の名前を、時間をかけて

表示しているかと言えば、【視聴者にお知らせする】ためでは?

知らせる側と知らされる側共に、リスペクトがなくては・・・。

 

 

ここに上げた三枚は、一寸気になるところはありますが、

総じて、満足するもスタッフやキャストをキャストを紹介したり、

その作品をより理解してもらうために、解りやすく説明するため、

という目的を、よく理解しているかどうかという観点で、

勝手に評価させていただきました。

 


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2 コメント

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字の流れ (アナザン・スター)
2022-02-23 16:08:11
筆使いというのでしょうね。
それらをじっくり観ての人は少ないでしょね。

多分、当時はそういう専門さんへの依頼でなく、そこら辺の方が、適当に書いていたのでは?

物語の中味を左右するとは、思いもせずでしょうね。

懐かしい顔ぶれに、時代を思いました。

その後体調は如何でしょうか?
お大事になさって下さいませ。
返信する
早速のコメ有難うございます。 (yukikami27)
2022-02-23 18:10:08
それなりの職人が、自分の遊び心を振りまいて書いているのかと・・・
専門家ではない、そこら辺りの人間が、適当に書いていた。
イヤー納得です。
私の裁量不足、そう考えるとすっきりしますです。
返信する

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