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綴って行きたいと思っております。

里芋の試し掘り

2009年10月29日 | 有機栽培

里芋の、試し掘りをして見ました。

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まあまあの出来、と言う所でしょうか。

それでも、一株で、これだけ着いています。

住まいの前の道路の、楓並木が色付いて、

落葉も、少しづつ始まりました。

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一日分、ザッと集めて一袋ですが、

畑に敷き込んでいます。

もう少し待てば、沢山集まるのに・・・

葉物野菜は、順調に育っています。

これは白菜です。

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これは水菜です。

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これはキャベツです。

古い葉は、虫に食われて、小さな穴が開いていますが、

新芽は大丈夫です。

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これはサニーレタスです。

少し、苦みが有るので、余り好きでは、

ないのですが・・・

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これは大根です。

そろそろ、食べごろになって来ました。

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平成の怪談③

2009年10月28日 | 日本再生

平成20924日麻生内閣が発足しました。

久間死刑囚の処刑は、平成201028日でした。

この法務大臣は、自民党の森○介氏です。

法務大臣が、死刑命令書に捺印して、

死刑は執行されますが、同時に、もう一人の死刑囚も、

死刑が執行されたので、森○介法務大臣は、

就任1カ月の間に、二人の死刑命令書に、

捺印したことになります。

死刑命令書に、森○介法務大臣捺印するまでの、

手続きとしては、法務官僚が死刑命令書に、

捺印してもらうべく、命令書を作成し、

資料も持って、説明したことでしょう。

幾つかの質疑は、有ったかもしれませんが、

結果として捺印し、死刑が執行されました。

死刑執行発表後の、記者会見で、森○介法務大臣は、

記者に、内容を精査して命令したと、

説明していました。

しかし、就任後1カ月で、福島県で二女児殺害の、

高塩正裕死刑囚(55)と、2名の死刑命令書に、

捺印しています。

自民党政権下では、官僚主導型政治と、

言われるように、大臣は、官僚に良いように、

丸めこまれて、代弁者になっていたことは、

自明の理となりました。

ましてや、新任のド素人大臣を丸め込むなど、

赤子の手を捻るようなものです。

もう一つ、死刑のインターバルが、

話題になっています。

久間死刑囚が処刑された、平成201028日の前は、

平成20911日で、インターバルは47日のでした。

これは、法務省が、死刑執行を発表するようになった、

1998年以降最短なのです。

しかし何故急いで、就任早々の大臣に、

2名もの死刑命令書に、捺印してもらう必要が、

有ったのでしょうか。

法務省、あるいは警察官僚にとって、

久間死刑囚を、生かしておきたくない、

何らかの理由が、存在したのではないか、

と勘繰りたくもなります。

前回も書きましたが、死刑は死刑確定順に、

処刑されるのが普通ですが、

何故か今回は、七死刑囚を飛び越えて、

処刑されているのです。

何らかの意図を感じて、不思議は有りません。

担当弁護士によると、足利事件の方で、

DNA型鑑定に、証拠能力がなくなったと、

再審請求をする動きを知って、

飯塚事件の方でも、再審請求をしようと、

していた矢先の、突然の処刑だったそうです。

再審請求のめどが立って、やっと無実が証明されると、

ホッとした矢先、ある朝突然、刑務官に両腕を抱えられて、

死刑台に連れて行かれる、久間死刑囚の恐怖と、

無念さを思うと、胸が詰まります。

私は、死刑廃止論者ではないので、殺人犯は基本的に、

死刑にすべき思っています。

しかし、この様な冤罪が、起きてしまうのではなく、

作られているとしたら・・・

それは、大変憂うべく事です。

これが、現代の社会の出来事なのです。

平成の怪談の一つなのです。


平成の怪談②

2009年10月26日 | 日本再生

足利事件の菅家さんは、21日から再審が始まり、

無罪確定は時間の問題です。

しかし、足利事件に良く似た経過をたどっていた事件に、

「飯塚事件」があります。

二つの事件を簡単に纏めました。

 ・

足利事件                  

発生時期    平成2年5月12日

容疑の概要   七才の女児一人殺害

被疑者      菅家利和  一旦犯行を自白、

                   

一審途中から無罪を主張

証拠       DNA鑑定で一致

逮捕時期    平成3年12月2日

判決       宇都宮地方裁判所無期懲役

       東京高等裁判所公訴棄却

          平成2年7月17日最高裁判所 

           DNA型鑑定の証拠能力

    を認める」初判断

   無期懲役判決が確定。千葉刑務所に服役した。

再審請求     平成20年2月13日宇都宮地裁、再審請求を棄却

DNA

再鑑定   平成20年12月19日東京高裁DNA再鑑定を決定

再審        平成21年10月21日宇都宮地裁で再審公判開始

飯塚事件

発生時期    平成4年2月21日

容疑の概要   七才の女児二人殺害容疑

被疑者      久間三千年  終始容疑を否認

証拠       平成6年DNA鑑定で一致

   女児の衣服の繊維と、容疑者の車に有った

   繊維が一致(デッチアゲとの説もある

)

逮捕時期    平成6年9月29日

判決       福岡地裁死刑判決

   同高裁公訴棄却

  平成18年9月8日最高裁上告棄却、死刑確定

  平成20年10月28日、福岡拘置所で死刑執行、

  享年70歳

この二つの事件は、非常に類似点が多いです。

一、発生時期が近い。

二、 双方とも、事件後直ちに、重要な容疑者として、

   リストアップされた。

三、

当時としては、最新鋭のDNA型鑑定が、

重要な証拠とされた。

四、

足利の方は、一旦自白したが、後に否認し、

飯塚の久間さんは、終始否認していました。

しかし結果は大違いです。

無期で服役していた菅家さんは、再審が開始され、

終始否認し続けた、飯塚事件の死刑囚久間さんは、

いとも簡単に、死刑が執行されてしまいました。

普通死刑が執行されるのは、死刑確定後平均7年、

と言われていますが、もっと前に確定していた、

7人を飛び越えて、たった2年の久間さんが

しかも、東京高裁が、DNA再鑑定を決定する、

たった2か月前になって、急遽死刑が執行されました。

これには、恐ろしい裏が有りそうです。

その、平成の恐怖の正体は、

長くなるので次回とします。


他所の花壇

2009年10月24日 | まち歩き

「他所の花壇」は、自分の花壇より、種類も多いし、

デジカメさえ持っていれば、用足しのついでに、

チャージ出来るので、シリーズ化しそうです。

今回も、他所の花壇のぞき見してみました。

トウガラシが、綺麗に色づいていました。

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九月三日に通った時は、まだこんなに青かったんです。

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ヒマラヤトキワサンザシは、豪華に実をつけますね。

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千両の小さな木に、今年初めて実を付けたようです。

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これは南天の老木・・・房になっています。

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赤くなっているのも有りました。

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玉珊瑚が、秋の陽に輝いていました。

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今日は、「実」を集めてみました。


平成の怪談①

2009年10月23日 | 日本再生

足利事件の再審が始まりました。

もう、無期懲役から、17年半の服役の後、

釈放となった、菅家さんの無罪は、

確定的ですが、菅家さん側と検察側で、

再審の進め方に、意見の相違があります。

検察側は、菅家さんは、犯人ではないことを、

早々に認めて、結審してしまおうとしており、

菅家さん側は、警察検察の取り調べ方と、

裁判所の判断ミス並びに、その原因を

明らかにして、今後の冤罪防止に、

繋げるべきだと、主張しています。

この再審で、当時の警察検察の、

取り調べのと裁判官対応の問題点が、

明らかになるでしょう。

これは、DNA鑑定を、過信したことに、

端を発していると、言われていますが、

もう一つ、腑に落ちないのは、

菅家さんが逮捕された直後、

当該刑事二人を、表彰している事です。

通常、容疑者を逮捕しても、

あくまで容疑者で有って、

罪人と確定していない段階で、

直ちに表彰するのは、

おかしいことです。

取り調べる側の心理としては、

表彰されているので、

何が何でも、自白させなくては、

ならなくなるケースも、

考えられます。

それと、菅家さんは無罪にはなりますが、

結局真犯人を挙げる

チャンスは完全になくなりました。

それにしても、死刑判決が出ていたら・・・

と考えると、恐ろしい事です。

こう結んで閉めたいところですが、

今日のところは、プロローグで、

怪談は、これからなのです。