裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

ハイブリッドの価値観

2015年06月28日 | ひとりごと・日記


先日、一日だけですが代車でハイブリッド車に初めて乗りました。

まず始めに思ったのは、「おー!!スゲー!この代車・・・ハイブリッドじゃーん!」です。

次に気になったのは「本当にハイブリッド車は元が取れんの?」という部分です。

何かの記事になってましたが、ガソリン代の節約で年間3万円ほどしかなく、

車種により幅があるが、ガソリン車とハイブリッド車の価格差が60万円程度だと、

ペイするには「20年?!」

結論的には、節約されるガソリン代だけでは難しいとのこと。

市街の短距離移動だけでは、ガソリン車もハイブリッドも燃費はそんなに変わないようなので、

よっぽど長距離運転をする営業車などでなければ難しいみたい。

更に長く乗れば、いずれ充電池の交換をしないといけないようです。充電池乗せ替えは50万円~とからしいです。

「じゃー・・・なのにどうしてこんなに売れてんのだろう?」

昭和40年代生まれの私は「ガソリン代でペイ出来るかどうか?」という「現金」的な「価値観」に左右されていますが、

そういう「経済至上主義」のような価値観はもう古いのかも?

かと言って・・・「環境に優しいからさ=社会的正義感」ってだけでもないような気がします。


単純に冒頭の感想「おー!!スゲー!この代車・・・ハイブリッドじゃーん!」という時点で、

すでに「元は取れてる」のかも。

つまり、満たされているってこと。

最終的には、購入するお客さんが満足できれば、それが価値なのでしょう。


ヒット商品ってのは「その価値が、わかりやすいかどうか?」じゃないだろうか?

電気自動車に移行するまでには、充電スタンドなどのインフラ整備に不安があるけど

「電気とガソリンの両方で走る車」であれば安心じゃありませんか?・・・とか、

「燃費 リッター何キロ」という数字のマジック。

「地球環境に対して慈善活動をしてるようなセレブ達がみんな乗ってる」というステータス感。

そういう、「価値」のわかりやすさが示されているから成功したのでは?と思うのです。

「価値がわかりやすいほど・・・勝ち。」





ばしゃ馬さんとビッグマウス

2015年06月28日 | 映画・TV


「さんかく」のリアリティーは面白かった。

最近では「銀の匙 Silver Spoon」の監督「吉田恵輔」作品。

常々、麻生久美子さんに「○○君はさぁ~」と一度呼ばれてみたい。

男子を「君」付けで呼ぶのが似合う日本の女優100選ってのがあったら、

絶対に上位だと思う。

ストーリーがイマイチというか、地味だけど、この監督は妙なリアリティーがあって、

派手なシーンは1個もないんだけど、ひとつかふたつ、ジンワリと心に残るシーンがあると思う。

映画でも小説でも、人がひとり死んじゃったりしたら、もうそれで物語になるのだけど、

誰も殺さず、誰も死ななくても、物語が成立している作品が「いいなぁ~」と思う。

そういう面では、この監督・・・好きだなぁ~。

ただ、銀の匙もそうだったと思うけど・・・ジャニーズ起用は、監督の趣味なのか?

作品が地味な分、商業的な作戦なのかな?