裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

災害

2004年10月26日 | その他
災害のあるたびに思うけど、
かならず「予言者」ってのが現れますね。

今回の新潟中越地震も地震予言本の著者が
クローズアップされてましたね。
これは、宝くじのように買わなきゃ当たらんのと同じで
「地震あるよ!」言っとかないと当たらない。
でも、言ったところでその予言は役に立ってる
とは思えないんですけど。
予言者が無力なんじゃなくて、聞く耳を持たなかった
我々に非があるのかもしれないんだけどね。

起きてしまってから、「あーすればよかった、こうしとけばよかった」
その次は、「市役所の対応が悪い、県や国の対応が悪い」
誰かのせいにして不平不満をぶつけ合う。
最後には無償の善意で駆けつけてくれてる
ボランティアの方にまで当たってしまう有様。
災害は、「人はそういう弱い生き物だ」ということを見せ付けられるよね。
全ては結果論なんだから、何を言っても もう遅いのにね。

じゃー、予期できない災害に対して何をしておけば良いのか?

最大の予防策は、近隣とのコミュニケーションを
普段から円滑にしておくべきだ。
起きてしまったことを悔い恨んでいても、
今を助け合うしかないのだ。人は独りでは生きていけない。

自然の猛威、恐ろしさに唯一立ち向かえる方法は
独りでは無力な人間たちが結束して協力しあって、
励まし助けあって生きてくほかない。

災害にあった方々はまったくもって何を批判されることは
あってはならないのだけど、人の温情に触れ感謝できるってのは
意義があり、良い経験になるのではないのかな?
あまり先のことばかり考えず、しっかり今を受け止めよう。
そして前を向いて 今を生きるしかないよ。

今はまだ余震も完全に収まった訳でないので、
安全確保が第一でしょうけど。

一日も早い復興を祈って・・・。