驚きである。
10日ほど前に巣を放棄して、どこかに行ってしまったカルガモのカップルが戻ってきた。
メスは巣(かきつばたの鉢)に入り、周りの葉っぱを食いちぎっては足もとに敷きつめている。
オスはのんびりその周辺を泳ぎまわり、決して手伝おうとはしない。
前回、この場所で9個の卵を産み、抱いていたのに放棄してしまった。
同じ場所で同じカップルが、再度産卵しヒナを孵すのかどうか、とても興味がある。
こちらの期待を知ってか知らずか、しばらくすると二羽はそろってどこかに飛んで行ってしまった。
どうもこのカップルは、それほど子育てに熱心ではないように見えて心配ではある。