昨年暮れに新型コロナに感染し自宅療養していたが、それも解除になり10日が経った。
私のケースは軽症の部類に入るのだろう。
発熱とだるさを感じ発熱外来に電話したのが、昨年も残り2週間を切ってからのこと。
クリニックが込み合っていて、受診出来たのはその翌日になった。
受診した日の翌日PCR検査の結果が出て陽性と判明、さらにその翌日、保健所からSMSで「自宅療養」の注意点などが送られてきた。
自宅療養者には、東京都や保健所に、サポートしてくれる窓口が開設されている。
私は「うちさぽ東京」というところに要望し、パルスオキシメータを借りた。
送料も賃料も自己負担なしである。
専門的なことはわからないが、動脈の血液の中の酸素飽和度をはかるものらしい。
手の指先を挿んで、スィッチを押せば何秒かで数値が表示される。
96以上であれば問題ないレベルらしいが、私の場合は、肺の機能が弱っていたのか95と出た。
ところが、深呼吸を2,3回すると、その値は87,98まで上昇したのだった。
「大きく呼吸をして肺から酸素を吸い込むと、血中に取り込まれる酸素量が増えるのだ」と解釈した。
熱は3日ほど続き、ベッドから出られなかった。
但しこの間、クリニックからはクスリを処方してもらわなかったし、市販薬を飲んだということも無かった。
もともと身体の持っている「治癒力」が回復させてくれた。