ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

走り回る鍼灸師・ハリ天狗を操るマネージャーの日々奮戦

「流」東山彰良・著 読みました〜♪

2015年10月10日 | 
今年の直木賞、審査員の満票で決まったというこの「流」。
本の帯には賞賛の言葉が並んでいました。


もうそれなら読まないわけにはいかないじゃないですか!!ウズウズ〜♪


ところが、、、
読み進めるうち、ちょっと胸苦しさを感じていました。

それは日本軍を鬼と呼ぶ、抗日戦争の話だったり、
それが中国大陸山東出身の一家が中国共産党から台湾に逃れ、
そこで育った青年の口から語られるキョーレツな人殺しの話だっり。
さらにその青年の余りに軌道を逸したバイオレンスな日常にも圧倒され。

主人公の青年の年齢が、全く私と同い年だったりすることも手伝って、
まるで日本では経験することがないような話に驚愕し。(兵役の話やら)

正直疲れました。。。


ただ、謎解きの部分では実に圧巻な展開!!
最後にはやはりそうだったのかーーー!と唸らせる展開で。



まいったな〜!
もう一回読んでみようか。。。
そんな気にさせる小説でした。






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コメント
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