ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

走り回る鍼灸師・ハリ天狗を操るマネージャーの日々奮戦

「天璋院 篤姫 上・下」宮尾登美子・著

2008年08月12日 | 
テレビの大河ドラマは見てないんですが、
ちょっと興味を引かれ、読んでみました。

薩摩の身体頑強で兄をも守るほどの豪傑娘が、
島津斉彬に認められ養女となり、徳川13大将軍家定に嫁ぎ、
幕末の動乱期を毅然と生き抜く物語です。

表の政治事がたぶん聞こえてくるはずもない大奥で
これほどまでに対処した御台所も他にはいなかったのではなかったでしょうか。
・・・ていうか宮尾さんの脚色かもしれませんが・・・

でも、これを読み始めてから
「篤姫」や「和宮」を調べるにつけ、想像も膨らみ、
その嫁姑戦争に自分で尾ひれを付けてみたくなっちゃいました~
そして、さて、どっちの味方をしようっかな~なんて。(笑)

この本を読んで、ちょっと気になったのは、「篤姫」がそれほど魅力的には
描かれてないな~・・・ってところ。

政略で結婚させられた上、短かった結婚生活。
その上、次の将軍の妻は朝廷から降嫁してきた和宮。
気の毒ではあるし、大変な時代を毅然と生きた方だとは思いましたが・・・
和宮さんともっと話が出来れば良かったのにと。
でも、この時代のこと、仕方がなかったのでしょうね。

それにしてもこの昔言葉、読み進みにくい~~~!
「・・・なにかお企み遊ばしているのではございますまいか。」
口角泡を飛ばしながら口まねしてみるけれど、うちのひとたちには全然ウケませんでした・・・(笑)

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コメント (2)
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