「ランナー」あさのあつこ・著

今日の大阪国際女子マラソン・・・
見ていた人は一様に「福士さん、よく最後まで走って・・・」
と、見ていられない思いに苛まれたことでしょう。
10000メートルの日本記録保持者をしても、フルマラソンは未知の世界だったんですね。
でも、あんな状態でゴールしながらも笑顔だった福士さん。
きっとこの悔しさをバネにマラソンに再挑戦してくれることでしょう。
がんばれ！福士加代子！

タイムリーといっては何ですが、昨日、「ランナー」という本を読み終えました。
競技に関する本ではありません。
一度陸上競技を止めようとした高校生の男の子が、もう一度走ってみようと再生していく物語です。

んー・・・最後は感動的ではありますが、・・・重い。
この物語の家庭環境の設定が、実に、重い・・・。

私としては、「風が強く吹いている」
の様な物語を期待していただけに、苦しさが先に立ってしまって辛い物語でした。

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