ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

走り回る鍼灸師・ハリ天狗を操るマネージャーの日々奮戦

ありがたいご厚意

2006年03月29日 | Weblog
うちの治療院の駐車場上には大きなケヤキの木が枝を張っていて、
秋になると、降るように散る落ち葉を掃く仕事が、私の任務になるんです。
その落ち葉、集めて袋に、なんて悠長なことはしてられませんので、
あるひとところに集めておくことにしていました。

ご近所の90歳になるおばさんが、この落ち葉を堆肥にしたいのでもらえないかと
言って来られました。
いいに決まっています。ただただ積んでおいてるだけなんですから~。
「どうぞどうぞ、よかったら使ってください~!」と、私。
「運びましょうかぁ~?」
「いんや、それにはおよばねーよ。このかごにもらってしょってくから。」
「すみませーん!」

そのうえ、「礼はどうしたらよかんべ?」
「ええ~~~っ!そんなものいりませんから~。」
「そういうわけにゃあいかん。あー、それじゃあこのへんの草、取って
やんべぇか?」
「ええ~~~っ?取って下さるんですかぁ?嬉しい~~!!」

と、契約成立。
なんて言っては申し訳ないほどの不公平な取引!!
私のなまけ心から生え放題になっている雑草取りをしていただけるなんて、
こちらがお礼をしなけりゃいけないよ~~

なので、「おばさん、こちらこそ、お礼するようだよ~」と申し出たら、
「そんなことされちゃあ、葉っぱもらっていけなくなっちまうよ~。
やめてくれぇなー。」

・・・これはご厚意に甘える他はあるまい・・・

と、私は苦労もせずに「雑草を取る」という任務を遂行せずに済んでしまった
というありがたーい事態と相成りまして。

ああ、もうおばさんのお宅の方向に足を向けては寝られません。
本当にありがとうございましたー!

それにしても、90歳でこの元気!すごいでしょ?
コメント
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