como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

八重の桜 第10回

2013-03-11 23:24:37 | 過去作倉庫11~14
 はい、八重の桜も10話代に入りますが、考えてみれば、話数10話まででこんなにみっしり、濃い事件を入れ込んでくるのは、大河ドラマ的にはめずらしいですよね。元治元年は、普通の幕末劇でいったら中盤の山場か、折り返し後に位置する部分なのです。
 ペース的には「翔ぶが如く」みたい。あれも、幕末の出来事をひととおり俯瞰したあとで明治につないでいったので、似てます。なにより、ベタベタした感傷とか見え透いた作り話を優先させず、真っ当な正攻法で、歴史本来のドラマ性にゆだねて話を回すあたりも似てますよ。そういう手法が復活したのがうれしいですね。
 今週は、劇的な幕末劇でも最高に劇的な見せ場のひとつ「池田屋事件」です。

第10話「池田屋事件」

○たまにはガールズトークもいいよね

 こういうのもやらないと、誰が主人公だかわかんなくなってしまうので(笑)。
 でも、八重の桜のガールズトークは、とても品があって可愛いし、わたしは大好きですね。まあ、これが最初っから話の中心にあったら、「朝ドラかよっ」とイライラしただろうけど。
 照姫様ご祐筆としてお城勤めがきまった時尾ちゃん(貫地谷しほり)と八重ちゃん(綾瀬はるか)は、薙刀の試合をして別れを惜しみ、ついでに大蔵君(玉山鉄二)を実は好きだったとか、大蔵君は八重さんが好きだったとか、ほんとたわいもない話をします。たわいもないけど、この少女たちの清純さとか、動乱の忠心にいる男キャストとは別の時間が流れている感じは、今後にむけてあんがい重要だと思いますよ。あるとき彼女が、ふいに、放り込まれるようにして話の中心に飛び込むことになり、そこがもっともドラマチックな物語の転換だったりするのでね。
 実は大蔵君は八重ちゃんが好きだったのよ、え~全然しらなかったワ~とかいう、おなご大河には避けられないお約束のトークが、かつてなくサラッとして、イヤミがないのは非常にいいです。これは仲間由紀恵とか宮崎あおいの時も相当イラッとした部分だったのですよね。朝ドラじゃあるまいし、こういうの無きゃいけないのかよ、みたいな。今回はそういう不快さが全くなく、そこはポイント高いですよ。単にヒロインの出番が少ないだけかもしれないけど。

○彦根動座、逃げのコゴロー

 今週はひさしぶりに佐久間象山先生(奥田瑛二)が御登場。8.18政変のあと政情不安な京都を離れ、主上には彦根に御動座いただく、この計画をすすめるため、まず朝廷を説得して、開国を納得していただくのだ、それができるのはワシしかおらぬ、と自信満々で乗り込んできた象山先生です。
 覚馬(西島秀俊)と悌二郎(北村有起哉)もこの突飛な計画にはビックリするんだけど、でも理に適ってる、と納得します。それよか象山先生がそんなことをデカイ声で口にし、しかも白馬にうち乗って、派手な着物とでかい態度で京都をのしあるいているのが問題。目立ちすぎです、命危ないですよ、と注意するのですが、先生はガハハ笑って、桜は散るときには散る、散るのもめでたい。暗殺を恐れて地味な服を着たりするのはオレの流儀じゃないと、あくまで俺流を貫きます。
 そんな象山先生が、「もうこのへんでいいよ」と、あんつぁまと悌二郎さんを帰したときに、物陰でシャキーン!と抜刀する音がしたりして、ぎゃっ、ふたりと別れて角を曲がったところで人斬り彦斉におそわれんじゃない!などと、あまりにもわかりやすいフラグにつられるとこでしたが、さすがにそれはまだでした。なんだあの効果音(笑)。
 それから、桂小五郎(及川光博)が、ほかの長州藩士とともにひそかに京に舞い戻り、工作員として活動をはじめます。思った通り、谷原章介の小五郎より逃げ足が速く、走るシーンもタップリあります。
 だけど逃げの小五郎というのは、危険な局面からいつも上手いところで逃げているという、妙なタイミングの良さからついたあだ名なんじゃない?単に身体能力として足が速いって意味じゃなくて(笑)。他人を盾にして、韋駄天のように早く逃げるってのも、ちょっとどうかと思いますけど。

○容保の桜、慶喜の桜

 激務で体調を崩した容保様(綾野剛)は京都守護職を辞しますが、実弟の桑名藩主・松平定敬(中村隼人)が京都所司代になり、「会津どのは主上の御信頼がことのほか篤い、ほかに任せられるひとはおらぬ」とかなんとか、慶喜(小泉孝太郎)は、、真綿で首を絞めるように容保様を追い詰めます。
 っということで、慶喜の桜が咲きました。この人、貫録ありすぎな腹グロ・松平春嶽(村上弘明)と一緒にいると、なんだか春嶽の家来みたいだったけど、線の細いイケメンふたりといっしょだと、相応に貫録あるようにみえるし。頭よさそうで不誠実そうで、容保様を追い詰めるのを楽しんでるみたいで(ヲイ)、なんか全体的に複雑。非常にいい。
 そんな慶喜も、新選組が池田屋を襲い、長州の怒りに火がついて一触即発の事態になると、「オレ関係ないもんね」みたいな態度。「会津の戦にはつきあえぬ」とか言ってサッサと迷いなく席を立っていくあたりも、ひどいとは思うけど、この決断の素早さと腰の軽さが、いかにも慶喜だと思いますよ。
 前のシーンでは「会津殿、会津殿」と持ち上げて、あとのシーンでは「守護職」と呼ぶところも細かいです。前のシーンでは、一時的に役職の改変とかあって、容保は1か月ほど京都守護職じゃなかった時期があるんだけど、そこですよね。結局みんなの懇願で、おだてたりすかしたり、脅されたりで、(本人の意思に反して)容保は京都守護職に返り咲くんだけど、とたんにすべてを丸投げし、戦でも勝手にやったら…という不誠実な慶喜の態度も、史実を踏まえて説得力がありますよ。
 そして容保様です。容保様! 今週はさらに容保様の萌え度が上がった。病に臥し、そばに神保修理(斎藤工)を座らせて、「…われらは会津のために働いているのではないのじゃ…」と呟くところなんか、う、うわぁ~~
…すみません取り乱しました。しかしこの場面の深さは尋常じゃなかったね。こんなに深く濃い松平容保は、私の知る限りほかにいません。我らは会津のために働いているのではない、ないんだけど、そう思っているのは実は容保様ひとりだという、その深い孤独感も、実に切々と出てました。
 そんなことより、病床にすわってガックリうなだれている容保様の、白い夜着の儚げな細い首とか撫で肩とかが、もうむちゃくちゃ色っぺえっていうか、もうもう…(以下自粛)

〇そして池田屋へ

 池田屋事件の流れは、もう有名すぎてサルでも知っていますね。でも、これを会津の視点から見るというのはありそうでなかったことで、なかなか興味深かったと思います。
 ビジュアル的にも、新選組のギラギラ脂ぎったメンツと比べると、会津藩士がすごく清潔で優等生っぽく見えるし。新選組主体のお話だと、どうしても新選組のほうが清潔感あふれるイケメン集団になってしまい、この団体の本来のワイルドさとか、暴力性があんまり出ないのですよね。鉄の隊規も、そのくらいしないと制御できないヤバい集団だったから機能した部分もあるでしょ?
 で、新選組史観からいうと、会津藩は池田屋事件での新選組の働きに深く感謝して、それで一躍名があがった、みたいなことになりますね。実際、会津から「金子五百両、薬種両として他に二十両、近藤勇には三善長道の新刀と酒一樽」のボーナスが出ていますし。
 会津視点の資料にも、池田屋事件が想定外の惨事であり、迷惑千万で頭をかかえ、尻拭いに四苦八苦、みたいな話は実際は無いですし、秋月悌二郎が左遷させたのも、べつに池田屋事件の責任を取ってではありません(実際に秋月が左遷されているのはその数か月前です)。
 でもたしかに、池田屋の夜「会津と桑名の兵の出動が遅れ」たというのは謎な部分であり、はっきりした理由は不明なので、今回の脚色のように、「池田屋は新選組のフライング」という解釈もできるわけです。で、ああなった以上はあとに引けなくなり、長州との直接武力衝突に腹を据えるというね。
 新選組の側から見れば、事件は御所でおきているんじゃない現場で起きているんだ!っつうわけですね。青臭い自負の暴走です。
 特に今回の近藤勇。近藤勇って役は、この場面の「会津藩お抱え新選組である!御用によって改める!!」というキメ台詞を、びいーーーんと脳天に響くような迫力のある声でやれたら、ほかになんにもする必要ないです。今回のは非常に良かったね。理想的。しびれました。
 で、今回は会津がわ、特にあんつぁまの「こんなはずでは…」という衝撃が話のキモなので、池田屋もコンパクトでキリッとしまっており、むだな感傷とか、へんな感情をむき出しにする人とかいなくて、淡々と事実が伝わって、非常に良かったと思います。

〇引き続き今週も魅せます 尚之助の桜

 はいっ、お待たせしました。中央の歴史ドラマを遠く離れて、少女マンガパートの王子様を一身に引き受けている尚さまの桜のコーナーです。今週もよございましたね。今週は、いつも淡々と笑顔の尚さまが、めずらしく苛立ちをあらわにし、「くそっっ!」とかいってやけを起こして銃を乱射するという、玄人好みのたまらん場面がサービスとしてついています。
 いやあ、こーいうのあるから、奥様、八重の桜をみなくっちゃ、と宣伝したくなるんだよね。見なきゃもったいないよ。こんなイケメンが涼しげにほほ笑んだり、入浴シーンをさらしたり、白い包帯をさらしたり、「くそっ!!」とかいって銃を乱射したり、コテコテにサービスしてんのに。いっそオープニングの綾瀬はるかのパフォーマンスをやめて、週替わりで「西島秀俊編」「綾野剛編」「長谷川博已編」「オダギリジョー編」「玉山鉄二編」としてタキシードのダンスパフォーマンスにでもしたらどうか(冗談です)。
 で、自分のあみだした国産銃がなかなか藩に取り上げられないことで、苛立ちをあらわにする尚さまなのですが、八重ちゃんが、あきらめずにやりましょう、いつか叶います、わたしがお手伝いします、といって、ふたりの間に甘い空気が……っとまあ、こういうのは少女マンガの絶対のお約束ですが、どういうわけか長谷川博已って、相手の女性が年齢に関係なく「年上の女」に見えるよね。今回も八重ちゃんが年上にみえてしまった。そういう特殊なキャラなのかな。なんにしても、アラフォー殺しですよね。

〇ニイジマジョーの登場。

 そして今回は、いよいよニイジマジョー…じゃない新島譲、こと新島七五三太、オダギリジョーが登場します。
 箱館から密航してアメリカに旅立つジョー。あとにしていく日本では、池田屋事件がおこり、禁門の変が起ころうとし、動乱に巻き込まれていくのですが、「オレがいるかぎり新選組は終わらない!!」 …っじゃないや(爆)、「サヨナラ日本。窮屈な私の国」と、夢見るユメオさんのようにつぶやくジョー。どういうキャラなのか。まだよくわかりません。
 これはまあ、とうぶん先のお楽しみ…ということで。


今週の八重ちゃん出直し学習会

 はい、今週発足しましたのが「一会桑政権」…まあ発足というか、腐れ縁の発端あたりが描かれたので、今週の学習会はそこをテーマに、ドラマで描かれなかったとこをフォローしこうかと思います。

 一会桑(いちかいそう)とは、読んで字のごとくで、一橋・会津・桑名のユニットのことです。もっといえば、一橋慶喜・松平容保・松平定敬の限りなくプライベートな関係のことであり、べつに正式な制度として存在したのではないのですが、幕末の一時期の京都において、一つの政権に匹敵する実力を持ってしまった。
そのあたりのことを、何回かにわけて追ってみたいと思いますが、今回は、一会桑発足の前夜話から。

参与会議、崩壊。

 薩摩の島津久光の肝煎りで、参与会議というものが発足しました。参与というのは、武家の「諸賢候」が朝廷の会議(朝議)に参加するという意味、ようするに日本の国政を一本化する大改革で、今後の国政を、幕府の老中たちが仕切るのではなく、雄藩大名の合議制にしていく計画の第一歩でもあったわけですね。でもこれは第一回の会合でアッサリ崩壊してしまいます。
 第一回参与会議は、文久四年(二月に元治と改元)二月に、京都御所に諸侯が招集されて開催されました。武家側のメンバーは、一橋慶喜、松平春嶽(前越前藩主)、松平容保(会津藩主)、伊達宗城(前宇和島藩主)、山内容堂(前土佐藩主)、と、それに島津久光(薩摩藩主の父)です。(ただし容保と容堂は実際の会議にはでてません)。
この中で島津久光だけが無位無官、御所で無位無官というのはそこらの下郎と変わらないので、即席で従四位下左近衛権少将に叙任されて、やっと参与会議ができる体裁が整いました。
 そんな人ですが、実はこの会議を陰で仕切っていたプロデューサーは久光その人でありまして、というのは、この前年に8・18政変で親長州派の公家たちが御所から一掃されていますね。かわりに実権を握ったのが、前回活躍した中川宮朝彦親王です。この朝彦親王は、もともと薩摩と仲が良かったんだけど、この時期には薩摩にガッツリというくらい抱え込まれてて、朝彦親王経由で、久光が天皇の意向を操作できるくらいの信頼関係になってました。
これじゃ極端な話、三条実美⇔長州の癒着路線とかわりませんよね。しかも薩摩は幕府の最大の仮想敵国である外様の雄。島津久光なんか本来無位無官の男です。こんなのに仕切られるなんて冗談じゃねえよ、とキレたのが、誰あろう、この島津に英邁公子としてさんざんおだてられ、将軍継嗣運動までしてもらった、当の一橋氏慶喜でした。

慶喜大トラの巻

 第一回参与会議の主要テーマの一つが、横浜鎖港問題です。これは、外国アレルギーの孝明天皇が以前から強く希望してて、皇妹の和宮を降嫁させるときの交換条件でもあったんだけど、長い間棚ざらしになってました。
 この問題をハッキリさせる。まあようは、賢い(笑)殿様たちの力で天皇を説得し、横浜をまた閉じるなんて無理だと納得してもらって、そのまま公然と開国の許可を発令してもらおうと。それで、長年の条約勅許のゴタゴタにケリをつけようという、暗黙の筋書きだったのですが、あろうことか一橋慶喜が、横浜鎖港を強く主張して、参与たちの意見を割ります。
 ようは、慶喜は最初から参与会議をぶち壊す、というか島津久光を蹴りだす腹だったんですね。会議の夜、朝彦親王の家で酒席がもたれ、その席で慶喜はわざとへべれけに酔っぱらって、春嶽・宗城・久光の三人を名指しして、「こいつらは天下の愚物・大奸賊」といって、この俺様をこいつらと一緒にするんじゃねえよみたいな、言いたい放題を言って、白けた殿様たちがやる気をなくすように持っていきます(ここはモックンの慶喜でも、三田村さんの慶喜でも大きな見せ場の一つでしたね。小泉孝太郎くんで見たかったかも)。
 で、殿さんたちは、もうバカらしくなって、横浜鎖港の線でさっさと合意して、御所を出てどんどん帰国してしまいます。これにて参与会議は崩壊。

一・会・桑ユニットの誕生

 こんなことがあって、気分を変えるため(?)、政治体制を一新しようということで、慶喜は将軍後見職をやめて「禁裏守護総督・摂津防御指揮」というよくわかんない役職につき、松平容保は京都守護職から軍事総裁職に。京都守護職には、松平春嶽がスライドします。
 軍事総裁職というのも意味不明なので、これをチャンスに容保は御役を退いて、会津藩総引き揚げを考えますが、またまたズルい松平春嶽が(笑)、「やっぱり会津殿じゃなきゃ」みたいなこと言って、自分はサッサと守護職を辞し、容保に丸投げ。総出で引き留められ、恫喝されて、そのうえ、京都所司代には実弟の桑名藩主・松平定敬が引っ張り出されます。
 もう絶対に嫌と言えない雰囲気。そんなわけで容保は再び京都守護職に就任。じゃまなオブザーバーの殿様たちも帰国した京都に残ったのが、一橋慶喜と、松平容保・定敬兄弟というメンバーでした。
結果的にはこれが京都の独立した、一種の政権として、幕府と朝廷にならぶ第三の政治機関の役を、短期間ですがやることになります。ユニット一会桑の誕生ですね。

つづきはまた。ではっ!


4 コメント

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初めまして (はる)
2013-03-12 21:51:55
こんにちは。
今年の大河はほんとにいいですね。今回池田屋事件も描かれていましたが、おっしゃるとおり、無駄な力や思い入れが偏っていなくて、これまでむしろ美化されすぎた新撰組の面々も、本来あれぐらいの荒くれ集団だったのだろうと納得しました。
そして、あんつぁまも尚さまも殿も、もう今年のキャストは素晴らしい。演技できる人が揃っていて嬉しいです。
それから、オープニング!! ダンスパフォーマンスぜひやってほしい!! 心から観たいですよー!!
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膨らむ楽しみ(^^) (素問)
2013-03-13 05:37:51
毎週の八重ちゃんの放送と、こちらの記事の更新を心待ちにできる喜びは、なかなかに贅沢なものだと心得ます。

先日何気なくYouTubeを検索しておりましたら、「坂の上の雲」で砲術指導をしていらした佐山二郎さんのインタビュー動画があり、それによると今回も佐山さんは参加なさっているとのこと。

第一回のアメリカ南北戦争のシーンもなかなかのものでしたが、その後の会津戦争の場面もしびれるもので、坂の上の雲のスタッフが引き続き参加されてとても良かったと思いました。

またNHKBS歴史館で八重ちゃんのネタバレ放送を観ましたが、あの実話をこれから大河でどう料理していくのか却って楽しみになりました。

今のところ僕のベストシーンは容保さんがお上のお手紙を読んで腰を抜かすところですが、また更に良い場面が現れる期待大であります。
(^O^)
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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-03-14 13:38:07
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっすo(*^▽^*)o~♪。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*^^*)ポッ
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はじめまして (うし子)
2013-03-15 22:20:18
毎週楽しく拝見してます。勉強になります。
ほんと、こんなに容保さまが繊細に丁寧に描かれるの、映像史上初めてですよね、きっと。
今まで「白虎隊」など会津藩が主役のドラマでも、藩主の苦悩なんてスルーでしたからね。
綾野@容保は見てるこっちも胃が痛くなるほど辛い…見るけど(笑)
守護職辞任、ほんとなんとしてでもあそこで辞任して帰国してほしかった…。無理だったんだろうけども。。容保の病気や財政難ていうちゃんとした理由があるのに!幕府ひどい。後の結末を知ってるからこそ、悔しい。
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