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como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

天地人 第46話「大坂城炎上」

2009-11-15 22:30:26 | 過去作倉庫07~10
 みなさん、いよいよプレ最終回です。ここまでこぎつけたんです。しかし、いやーキツかった、今週は。笑いをこらえるのが。あきれ返って顎が外れないように押さえるのが。あれですね、今週のお習字は、「最後の戦い」なんてへーぼんなのじゃなく、「この物語はフィクションです。実在の人物・団体などに一切関係ありません」とか書くべきだったんじゃないですか。
 いや凄いですよ。ツッコミ甲斐もここまでだとクラクラしてきちゃう。目くるめくばかりのトンデモ新史実のオンパレードは、ある意味プレ最終回に相応しい豪華さでした。もう、松平定知さんもびっくりの大ざっぱな番組構成で、右から左へ流れていくんだもん。
 ま、そこはおいおい見ていきますけど、今週唯一よかったのは、真田幸村@城田優。このひと、「幸村惨状」のときかはどーしようかと思ったもんですが、意外や老け作りが似合っていました。やはりラテン系の顔には、ヒゲが様になるんですね。「真田太平記」の草刈正雄を思い出しちゃいました…ま、ちょっとだけね。ルックスはイケけてるけど、くりだすセリフといったら、うん、今度こそ丹波哲郎に大霊界からお出ましねがい、鉄槌を下して欲しいようなトンデモなさでしたし。
 というわけで、すでに息も絶え絶えなところに容赦ない打撃を加えられたような、とにかくトンデモなプレ最終回・第46回。みなさん大丈夫ですか?なんとか正気を取り戻したところで、今週もおつきあいのほど!

 前回、実家にかえっちゃったムコ殿のかわりに、上杉家におしかけてきて、脅迫がましく「大坂城をせめることになった。徳川方に合力願えましょうな」と言いに米沢まで来た本多正純。それに、「委細承知」とキッパリ答えた景勝様…という展開が、先週まで。今週は、いきなり伊達政宗が米沢に来て、「秀忠公が直江山城に、大御所様を説得して戦を止めさせてほしいといっている」と言いにくるわけです。
 秀忠様も兼たんになにを期待してるのか、そもそもなんで政宗たんをわざわざ使い走りにして、兼たんにそんなこと頼むのか、意味まーったくわかんないけど、そんな史実あったのか。あるわけないよな(笑)。政宗たんも「オレは伝えただけだから。これで用すんだから。カンケーないもんね」みたいなことをいってサッサと逃げてしまいます。
 で、兼たんはまたぞろ山形新幹線に乗り(もうこの空間の尺にもなれてしまった…)、江戸の家康のところにいって、秀忠様の目の前で、大坂城攻め中止の説得を試みるわけなんですが、この理屈が、なんともかんとも。
「大御所様は元は信長公に仕え、それから太閤殿下の大老におなりになりました。太閤様は大御所様に後事を託して安心してなくなられ、前田利家様にも豊臣家を裏切らないと約束された。そーゆー死人との約束を破りまくって、地獄におちたら閻魔様になんて申しひらきするのか、大御所様が心配で夜も眠れないんです」…と。
 こーゆー、人を舐めたようなことを、お得意の人を舐めたシタリ顔で言う兼たんなんですが、今週辺りから老けメイクをし、口調も年寄りっぽくしているせいか、お馴染の説教調長セリフも臭さが二倍で、耐え難いもんがあります。てゆーか、妻夫木君の老け役なんて初めてだと思うけど、しゃべり方が高嶋政伸の形態模写みたいだよね。父子なんだから似ててもいいんだけど、高嶋政伸のせりふ回しなんて他人が真似したら、ちょっと可哀相な人みたいにみえるってのは良くわかりましたよ。その目も当てられん喋りで、天下の知恵者みたいな顔をして、意味不明の長ゼリフを喋るんだからたまらん。
 耐えかねた家康は、ブチ切れて、「んなこたあ知らん。ワシは徳川の天下を磐石にしたいんじゃ。悪いか悪いか!」とすごいわかりやすい毒を吐き、サッサと退場しちゃいます。いやー…策士・家康がこんなに芸の無いのも、まあドラマ史上めずらしいかもしれんね。

 とゆーわけで、いよいよ大坂冬の陣。まあ…いまさらこのドラマに、戦をみっちりやれえ!なんて要求する気はないですけど、それにしても酷いもんだった。いわゆる信子無双の真骨頂ってもんだった。テキトーにわらわら動いている武将に、ナレーション被せていっちょ上がり。「その時歴史が動いた」だってもうちょっと臨場感あるんじゃないか。
 この戦に出陣する兼たんの理屈が、また凄いもんで、「豊臣家に弓引くのはわしとて断腸の思い…」なんてゆーのね。どこが?みたいな涼しい顔しちゃって。んで、あいかわらずKYなヨメが「こういうのは女の産みの苦しみみたいなもんですね」とか無責任なこと言って、「そーだ!あたらしく生まれる赤子のために、我々はその苦しみに耐えねばならぬ」…。あーあー…。とりあえず、自分たちがいちばん苦しい、辛い、でも頑張る!みたいなことを口にだして言えば何でも正当化されるという、このドラマの最低のパターン、この最終回近くになっても健在ですね。
 ってなことで大坂夏の陣。病弱な長男をつれて出陣した兼たんは、「戦というのはムゴイものじゃ、ひとを殺さねばならぬ、その悲惨さをよくよく目に焼き付けるのだぞ」なーんつって、あなたそんなムゴイ戦を見たことあったかしら、このドラマで、って思っちゃうんですが、信子無双のしょーもない略式の戦でも、おぼっちゃまくんのか弱い神経には打撃だったみたいで、京都で床に伏してしまうわけです。情けないやっちゃ。
 こうして、大坂冬の陣はチャチャッと終了。いちおう真田丸(らしきもの)も出てきましたかね、それでも。せっかくだから、愛の兜男が「かかれえーー!」なんつってる無駄なシーンより、出戻ったムコ殿が真田丸に翻弄されるとこもなんか、見たかったなあ。

 そして大坂城は降伏し、外堀を埋められ、早や翌年の春がきて、月日のたつのは早いですね(笑)、またぞろ家康が豊臣家に無理無体をいい、宣戦布告の事態になるわけです。このあたり、他の大河ドラマとかで基礎知識を養ってないと、絶対理解できないとおもいますけど…「わかりやすい大河ドラマ」を目指した作品として、こーゆー投げやりな態度はいいんでしょうか。
 ま、あんまり固いことは言わんでおきましょうや。兼たんのとこに、真田幸村ちゃんから呼び出しの手紙がきて、例によって無防備な兼たんは、人けもないあばら家みたいなところに、夜分ひとりで出向くんですね。
 そう、ことしの幸村が、最後の語らいの相手に選んだのは、兄・真田信之ではなくて直江兼続だったんですよ。ゆきちゃんも兼たんになんの恩があるのか、ホントよくわかんないんだけど…。「直江様といっしょに雪辱を果たす日を楽しみに生きてまいりました。ついに同じ陣で酒を酌み交わすことはかないませんでしたが…」と悲しい目をするゆきちゃん。で、こーゆー局面でなんて言い訳するのか、前から楽しみにしてたんですけど、その正当化のセリフもまたスゴイ。「すべては後世のため、後世の平和のためならどんなことでも我慢しようと決めたのだ」だって。
 いやー、なんでも後世に先送りすれば、とりあえず現状の言い訳になるし、「わたしがガマンすればいい」なんてのも言ったもん勝ちよね。実際ビンボーくじを引いて、後世の人柱になろうとしてるのは幸村のほうなんで、「こいつ斬ってよし!」と見てるほうは思うんですが…斬らない。「幾重にも幾重にもお礼申します」と意味不明のお礼を重ねて幸村は去っていくわけです。ていうか…キミはそもそも、なにをそんなに兼たんに感謝しているの?

 こうして、大坂夏の陣がはじまるわけですが、マイコン福島正則が体を張って止めるのを足蹴にした家康(マイコン正則もこんどこそサヨナラだろうな)は、大坂攻めにまっしぐら。まっしぐらすぎて、次のシーンではもう大坂城は炎上してるじゃないですか。あー…合戦スルーなんて、いまさら文句もでないけど、主人公サイドが「ををっ、空が赤い、大坂城が燃えている!」なんつって火事場のヤジウマみたいに役に立たない描かれかたなのも、なんだかなー。
 いや。そうはいきません。なんてったって主人公、なんてったってプレ最終回なんですもの。こんなもんで終わりませんよ。今週は、このあと驚愕の大活躍が残されているんだ、兼たんには。
 陣中で幸村ちゃんからの密書を受け取った兼たんは、顔色を変えて大坂城に向かいます。すでに秀頼も淀の方も自害して、大坂城は燃えおちたあと、千姫はいずこ? そうです、大坂城から千姫を救い出し、家康のもとに送り届けるのが、われらが主人公なんですよ!
 いやスゲー話だ。顔にヤケドをしながらも姫を助けた人がいたはずだけど、手柄さらわれちゃったよね。しかも、燃える大坂城から千姫の手をひいてきて、井戸のなかに隠したのは真田幸村だっていうからさらにスゴイ。するってえと茶臼山で戦ってたのは誰。影武者?
 兼たんは井戸の底から姫様を救い出すと、家康のところに送り届けます。ここからがスゴくて、家康、兼たんのことを拝み倒して「山城守、ありがとうありがとう、千を助けてくれてありがとう~~」と泣きの涙。つい10分くらい前に、秀忠に「大坂を攻めるなんて!娘の千はどうなるんです!」と必死の顔で言われて、「仕方あるまい」なんて冷酷に言っていたはずなのに。同じ回の中でコローッと態度が豹変するんだからついていけない。二重人格か?
 んでもって、千姫が助かったのは、淀の方と秀頼が、「そなたにはそなたにしか出来ないことがある、生き延びて豊臣の義を家康に伝えるのじゃ」っつって逃がしてくれたからだと。手引きしてくれた幸村は、「直江兼続様が助けにくるから大丈夫です。わたしはあの方にすべてを教わりました。真の勝者は、戦に勝った者じゃなく、なにかを後世に伝えた者だということも教わりました。私もそのように逝きます」…とか言うんですが、これが、もんのすごい事実無根のマンセーで、んなこと兼たんはなにもアンタに教えてない、ということを無視すれば、良いセリフだな。まあ…幸村には別の時間軸があり、別の次元でのストーリーが展開されていた、とでも思いましょうね。
 そしてワルモノには相応しい報いがあるんですよ。孫娘を抱きしめようとした家康は、思いっきり突き飛ばされて「おじい様なんか大嫌い!千は一生おじい様を許しませんっ!」とか言われてしまうわけだ。それを傍観する兼たんの、隠しきれない勝ち誇った顔。大坂城の焼け跡で、「幸村…みごとであった!」とか言って目頭を押さえる、んー、この男が究極の勝者だなんて…。やっぱ納得いかない…。

 今週の脱力殊勲賞
 家康でしょうね。いまさらしょうがないけど、同じ回のなかでコロコロと信念を変えないようにお願いしますね。二重人格とか、ボケたとか、別の解釈ならしょうがないですけど。

 さあみなさま、いよいよそのときがやってまいります。次週、この空前の名作はファイナルを迎えるわけですが…えっ、75分拡大SP? 75分もいったい何を……。
 また来週お目にかかります。ではっ!


23 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あと2回 (ぺんぺん)
2009-11-15 22:50:02
こんばんは。

いつも楽しく拝見させていただいております。次回はとうとう最終回というのに、見たいところがすごく省略されているのはいまさら騒ぐことではないのかも知れないけど、残念です(笑)

最近では、もはやそれは仕様だと理解し脳内で話を妄想してみています^^

次回の拡大版でどのような結末を迎えるのか、楽しみですね。
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こんばんはです (ikasama4)
2009-11-15 23:05:23
1615年になっても
米沢藩は誰も月代にしないとかいう設定以前に

千姫を直江兼続が救出して

「天下」に豊臣が「愛」と「義」を知らしめた

なんて、NHKはいつから
新感覚劇団のような脚本を採用したのかと
思ってしまう今日この頃


来週は75分SPですかぁ。

まぁ自分は9時からTBSを見るので
残りの続きは土曜日の再放送でチェックします
 ̄▽ ̄ゞ
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Unknown (クド)
2009-11-15 23:13:16
庵主さま、お疲れ様です

いや・・・よくつっこめきれますね
私はもう今回は最初から最後まで口が開きっぱなしで終わった後痛くなりました
最早どこからつっこんでいいのか、というのをリアルで体験しました
ですからつっこもうにももうつっこめませんwww
大河という高級皿にヘドロをぶちこまれて「最近のお勧め、天地人でございます」と言われた気分です(笑)

ほんっっっっとにお疲れ様でした!
ラストはどんな珍劇をやるのか、それだけか期待です
最後の天地人のレビュー、楽しみにしています!
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いよいよ来週で… (淳子)
2009-11-15 23:53:59
苦行のような45分から解放されますね。(次回は75分みたいですが…)
今週も私達の気持ちを書ききって下さり、ありがとうございます。
今まで長い間、本当におつかれ様でした…。

いつものように本来の見せ場はセリフやナレーションで済ませて、後はフィクションでつなぐ手法でしたね。
淀君と秀頼の自害が観たかったのですが…
でも信長の最期の時みたいに意表を突くシーンになるかも知れないから、なくて良かったのかも…?

来週を見終わったら心の中で祝杯をあげます。
後一回!頑張って下さいね~!
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しょぼい・・・ (みさき)
2009-11-16 00:57:58
こんばんわ。皆様、呆れ返っているご様子ですね・・・(汗)
こんだけしょぼい大阪の陣も初めてです。

今日も兼続の世迷言が炸裂してましたね。家康との対話時、ハリセンで殴りに行きたい衝動に駆られました。お前、今まで全部口だけだったくせに・・・。と言うか、前回だかに徳川方にも人物がいるとか言って嬉しそうな顔してたけど、それなら何故、あんな大きな戦を起こす前に気づけなかった自分の不明を恥じないのだ、と問い詰めたい気持ちで一杯でした・・・。
なんというか、史実云々の前に主人公の性格設定が生理的に受け付けられなくて。ダメだろー、これ。人としてダメだろー、これ。
まあ、こんな腐れた大河も、ようやく後1回ということで。完走まで後少しですね!
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ひどい家康 (嘘苦斎)
2009-11-16 06:03:46
庵主様、今回も私の言いたいことをすべて書いて下さり、ありがとうございました。
特に家康の豹変ぶりに突っ込んで下さったのは全くの同感です。
ほんと、松方家康の小物ぶりには回が進むにつれてあきれるばかりでしたが、
今度という今度はズッコケました!
「豊臣が、幸村が、そちが(千姫を)救うてくれたか」と涙ぐんだ上に、
(この「豊臣が」という言い方も変ですよね。なんで「淀殿が」とか「秀頼殿が」と言わないのか……)
「ありがたや、ありがたや」と言って兼続の手を握り、頭を下げるなんて!
ここには戦を起こした者としての自覚や覚悟なんて全く見えない。
私は過去の大河ドラマの原作にもなった山岡荘八の「徳川家康」を全巻読んでいるだけに、
よくもここまで家康像をこねくり回しておとしめたものだと感心します。
ある人のブログに「脚本家が大坂人だからこんな家康なんだ」と書いてあったのを読んだ時は「まさか」と思いましたが、
ここまでおとしめられると「そうなのかなあ」と納得しそうになってしまいます。

それから、秀忠が兼続に向かって「あれはわしに聞かせたかったのであるな?この過ちを再び繰り返さぬようにと。そちの真心、しかと受け取った」と語るシーンも意味不明でした。
これは大阪攻めの前に家康が兼続に「夜も眠れない」とイヤミを言われ、
秀忠には千姫はどうなるとただされて「仕方がなかろうが、たわけ!」とコソコソ逃げていった後の場面でしたが、
どういう考え方をすればこんな兼続がエラそうに見えるトンデモ解釈になるのかさっぱり分かりません。
しかも天下の征夷大将軍が上杉の一家老が座る前で突っ立ったままマンセーするなんて!

幸村が夜の荒れ寺(?)での密会の別れ際、「幾重にも御礼申すばかりにござる」と言った時も、
兼続が「お礼って何?オレ何かしてあげたっけ?」と言い出すんじゃないかと思ったくらい変でした。

主人公の偉大さを表現しようとして周囲の人物に珍妙な言動をさせてしまうのはこの脚本家の常套手段でしたが、
とうとう最後まで成長しなかったな~と、しみじみ実感させられました(笑)。

深田恭子の淀殿が自害の前に千姫を逃がすシーンは、ドロンジョ様みたいにりりしく、意外とかっこよかったと思います。
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おおさか (嘘苦斎)
2009-11-16 06:15:23
すみません、先にアップしたのを読んで、
2回出てくる「おおさか」の漢字が逆転しているのに気付きました。
「脚本家が大坂人だから」「大阪攻めの前に家康が」とありますが、
「大阪人」「大坂攻め」が正解です。訂正します。
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なんじゃありゃ……<(x_x)> (いち会津藩士)
2009-11-16 10:20:06
はじめまして。いつも楽しく庵主様の大河ツッコミを拝見しています。

さて、昨日の「天地人」ですが…。なんじゃこりゃ~っ!!って、政宗のお父様―もとい松田優作さんばりに叫んでしまいそうな内容でした。
最近はあまりにダラダラとしていて、もう関ヶ原以降ほとんど見ていなかったのですが、プレ最終回、しかも大坂(歴史的には"坂"ですよね)城炎上とあって、久々に迫力あるシーンを期待したのですが…。見事に肩すかし。夏の陣なんか気が付いたら落城して終わってるし…。まぁ、それは何とか許せるとしても、千姫を助けたのが、直江兼続っていう設定には…。おそらく、多少は歴史の知識がある視聴者なら「アホぬかせ~!」と思ったと思いますが、何も知らない人が見れば「千姫は直江兼続が助けたんだ~♪」なんて思ってしまうかもしれません。
私は基本的、大河は歴史に絶対忠実である必要はないと思ってます。話を面白くして視聴率を稼ぐためには、どうしても敵役が必要ですし。でも、あの家康はあまりにも酷い。特に、いくら何でも部下を蹴っ飛ばさないでしょっ!あの時代でも、部下を蹴るなんて倫理的に問題な筈。
もう「天地人」は時代劇の形をした、ホームドラマにすぎないのかもしれませんね。
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天地人を考える (東行)
2009-11-16 11:02:18
庵主様、後1回のみで解放されます。ほんとうに御苦労さまでした。
さて、この天地人普通ではない。
というこは、もっと私共の知らない何かドロドロしたもの、つまり大NHKの内部抗争劇の下に生まれた落とし子ではあるまいか。とでも解さないと理解できない。
仮にK脚本家の一派を袖の下集団、とすればそれに対抗する良心派との内部抗争劇。
内藤Pは否応なく袖の下派に組み込まれてしまった。満を持してのK脚本家の登場です、という内藤Pの昨年の番組紹介のコメント事態何か胡散臭い。一般通常人のど素人ですら、K脚本家の無能ぶりはわかる。それもその無能性は尋常ではない。それがプロ集団であるNHKがわからぬはずがない。私の仕事はみなさんに感動を与えることですね、などとぬかすK脚本家の思い上がりを放置しておくこと自体おかしい。ということは、去年の時点では袖の下派が権力の中枢を握っており、良心派はあえて目を瞑り、白日の下に国民大衆の審判を世に問うた、ということではないだろうか。その良心派のせめてもの小さな抵抗がセクスイー武将であり、取扱注意、怒れ怒れ怒れ、ではないだろうか。
腐敗による内部抗争劇に明け暮れた末路、今日の日航の危機を予言した山崎豊子原作、沈まぬ太陽(作品の感想、駄作)、を昨日観たばかりの影響かもしれませんが。
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お疲れさまです。 (スルメ)
2009-11-16 17:13:04
来週はどうなるんでしょう?
「本能寺の変」で謙信の亡霊が出てきたぐらいだから、来週は今まで死んだ人がオールスターで出てきて兼続マンセーをやるのかしら、と想像したら、一気に萎えました。
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