大変長らくご無沙汰をしてしまいました。
ここ3か月のあいだ、ずっと花燃ゆをみてはいたんですけど、なんかもうレビュウ書く気力もないというか…。もう認めてしまいますが、完敗しました。この駄作の破壊力に立ちむかうには、あまりにも非力な自分を思い知らされた気がいたします。
いやもうすごかった…。
駄作なんて一言で済ませては失礼だと思います。歴代の駄作にも失礼だし、超ど級スケールの駄作であるこの作 . . . 本文を読む
一週間ご無沙汰してしまいました。
10月いっぱいまで個人的な都合で忙しくしておりますので、更新も毎週キッチリは難しくなりそうです。まあ、こんなロクでもないブログが誰の得になるわけでもなし、自分の肥やしにも、大してなるとは思えないので、ここで完全に断筆してもいいんですけど、とりあえず2年続けて挫折しちゃったし、ことしはどんなに下らなくても、休み休みでも最終回まで続ける、ということを一応の目標にし . . . 本文を読む
皆様、いよいよ今日のその時がやってまいります。大河ドラマ史にその名を刻んだ不朽の駄作「天地人」を手掛けたあの小松江里子先生が、「花燃ゆ」のクローザーとして登板されるのでございます。
8時、わたしはしっかりと防災ずきんをかぶり、避難の準備をして、テレビの前に正座しました。見ました。45分。結局避難することもなくくぎ付けになって45分、見終わった感想は、
スゲエ………。
もう別な意味で、くぎ . . . 本文を読む
はい、いよいよ幕末劇の見せ場、最高に派手で見栄えのする看板イベント「長州戦争」の回でございます。
といっても、これがじっくり描かれた大河ドラマは近年ちょっとございません。大河じゃない民放ドラマの「JIN」くらいかな。期待した「龍馬伝」でもほんのちょっとしかやらなかったので、私は不満でした。「八重の桜」「篤姫」「新選組!」などはもちろん、主人公サイドが絡まないイベントなので伝聞処理だけでしたし。 . . . 本文を読む
はい、ヒマと気力と体力があったら今週の薩長同盟について書く、と先週予告しましたが、実はヒマもなければ気力も体力も枯渇気味でございます。
10月にあの道楽のステージを控えておりまして、現在追込み中…ふだんやらない特訓とプレッシャーの影響で持病の顎関節症が悪化し、今週は耳下の痛みと頭痛を抱えて日曜の夜を過ごしておりました。そんなところへ、山本耕史と堀北真希が結婚するという驚きのニュースが流れてきて . . . 本文を読む
2008年大河ドラマ「篤姫」で、篤姫の父・島津忠剛が、薩摩を去る姫を自宅の庭に出て最後に見送る場面は、涙なしでは見られない名場面としてご記憶の方も多いと思います。
あれですっかり涙腺をやられてしまい、娘を嫁がせる父親に感情移入するあまり、熱烈な「篤姫」応援団となって最終回まで視聴率を支えたお父さんたちが、全国津々浦々に数多おられたようで。大河ドラマの視聴率ってこういうところで支えられてるのね、と . . . 本文を読む
今週は…なんといったものでしょう、ほんとに惨状としか表現しようがない。これを見ている気持ちと言うのは、
カラスが食い破った他人の家のゴミ袋が、盛大に散乱してるのを見てしまった月曜の朝
こんな感じが近いかもしれないです。ぶちまけられた他人の家のゴミを見せられて、基本他人事で関係ないけど、見ちゃったこと自体にある種の罪悪感というか、居たたまれなさがあって、なんかもうどうしていいかわかんない . . . 本文を読む
幕末ドラマには、「これだけは決してはずしてはいけない」という、定番中の定番の見せ場が存在します。
まあ、主体がどの陣営かによって解釈がネガとポジでかわってくることはありますが、事件そのものをスルーすることは許されない。そういうのがあります。まず桜田門外の変であり、池田屋事件、蛤御門の変、薩長同盟成立、長州戦争の小倉城陥落、大政奉還、鳥羽伏見の戦いの開戦、錦旗が立って将軍逃亡、そして江戸城無血開 . . . 本文を読む
いよいよ夏枯れの30話前後という、大河ドラマにとっての難所がやってまいりました。ここ(7月最終週~お盆前)が難所という認識は共有されているらしく、例年この時期にはわりと強烈で印象的なエピソードをぶつけたり、人気キャラのサヨナラ公演、または新キャラの投入などで、活性化を図ってくることが多いです。
ここ近年の記録をつらつら眺めると、なかなか豪華な気分になります。それも無駄に長年ブログやってる効能で . . . 本文を読む
日本中の大河ファンの熱い期待を一身に集め、早くも盛り上がる平成28年大河ドラマ「真田丸」ですが、わたし、今週ふと気になったことがありました。
「そういえば真田丸のPってだれなんだ?」
そうです、大河ドラマの成否を決めるのは、主演俳優とか脚本家とかより、どっちかというと制作統括のチーフプロデューサーの器量である、と、これはここ数年の駄作・迷作つづきのなかではっきりしたこと。堺雅人や三谷組のキラキ . . . 本文を読む