ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

これぞ! ダイナミズム。Gガンも真ゲッターも、これあってこそ!

2006-08-31 | アニメ
「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」

数日を掛けて、DVD版の「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」を見終わった。

何度も涙を流しそうになった。

天野正道のサウンドトラックがいい。あまりにいい。

序曲に乗ったオープニング。

シズマ・ドライブという新エネルギー・システムが世界を変えた。しかし、悪の秘密結社BF団は「ビッグ・ファイア(BF)」のために世界を狙っているという。それに対抗し得るのは国際警察機構のエキスパートたち。その中に巨大な力を秘めたロボット、ジャイアントロボを操るわずか12歳の少年、草間大作がいた……。

これだけを提示して、本編はいきなり始まる。大作がロボを任される場面なんかは、かなり終盤での回想だ。1話から順番ですよ、というそんな展開ではない。あらかじめキャラクターがあり、それが既に「生きてきた」世界である。

シズマ博士と銀鈴、そして鉄牛の危機! 救出に現れるジャイアントロボ! 印象的でリズミカルな序盤から魅せられっぱなしだ。

フランケン・フォン・フォーグラー博士とバシュタールの惨劇。

エキスパートとしての呉先生、中条長官。その能力、わくわくする要素たくさんである。

アンチ・シズマ・フィールドによるシズマ停止現象の中ではシズマを動力とするメカは動けないのに、動いているジャイアントロボ! ロボの動力は禁断の原子力だった!

……これは、レビューじゃないな。

承知だよ。

もう、とにかく見なさい。あのずんぐり超重量感のロボットを!

絶対見なさい。ジャイアントロボ。傑作だよ!

今川泰宏監督を拝め! そして、あんなの「ガンダム」じゃない、なんて言わせちゃいかんぞ「機動武闘伝Gガンダム」を! 監督名を消されていたって「真ゲッターロボ/地球最後の日」も拝みなさい。

絶対にそれだけの価値があるから!