ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

マイガブ(マイケルはいかにして生ける屍と成り果て、ママンのおっぱいをガブリと噛み千切ったか)

2010-05-18 | 映画
ゾンビ3

この回で報告したとおり、米国盤を入手。随分久しぶりに見た。

怪しい子ども、実は演じているのは小人症だかのおっさんだそうだが、それはそれとしても、

おっぱいガブリに至る、実はそれだけの作品なんじゃないだろうか?

母親の交情を覗いて、ゾンビ(ウォーキング・コープスとか、モンスターと言っているようだけど…)に囲まれて、それで噛まれて死んで、ママンのおっぱいガブリ!!

最後の生き残りの女が、死者の大群に襲われて、ストップモーションになった瞬間に、

The earth shall tremble...

graves shall open...

they shall come among the living as messengers of death and there shall be the nights of terror...

“Profecy of the Black Spider”

(雰囲気で訳してみたぞ!)

大地が身悶えし、
数多の墓が開いて、
生者のあいだを死神の使者どもが行き交い、
恐怖の夜が地上を覆うだろう。

「黒き蜘蛛の予言書」

……そんなかっこいいもんじゃないだろう!
という頓珍漢映画だが、国内盤はアマゾン中古で1万円近いのでありました。

ダンスはうまく踊れない。だって、月イチ夜宴だから。

2010-05-17 | 映画
死霊の盆踊り

エド・ウッド脚本・原案 A・C・スティーブンなる監督が撮ったこの映画、史上最低おバカ映画と、もはや讃えられているも同然、いわばバカの定評があったので、見る側が覚悟しているため、途中数分眠る程度で見終わることが出来、思った以上に楽しんでしまった。

内容は皆無のストリップ・(ホラー?・)ショーである。

そうと知っていれば、それだけでよい。

あとは、こんな映画、65年当時にどこかのドライブインシアターか、場末の劇場でうかうか見てしまった観客はどんな反応だったのかな? デートでカップル見しちまったヤツとかがいたら気まずかったろうな、とか、あらぬコトを思いながら見流すと存外苦痛も和らぎ、いつの間にか下手くそな踊りを楽しんでいた、と、まあ、そんな感じ。

未見なら、話のタネにどうぞ。

治外法権(エリア・ネイション)? いや、単なるスラム。

2010-05-05 | 映画
第9地区

腐った牛乳飲んで酔っ払う蛸頭異星人が、人間と共存し、しかるべき地位を得ているという「エイリアン・ネイション」。30万人を受け入れたのは移民の国アメリカである。実態はどうあれ、アメリカには、自由とチャンスの国=合衆国という建前がある。

映画「第9地区」で、120万の異星人が隔離されているのは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグの一角。機能停止してしまった巨大母船が静止したその真下。エビといわれて蔑まれる異星人と、ナイジェリア・ギャングが住み付いたスラム街を第9地区と呼ぶのである。28年の時を経ても、溝は深まるばかり、政府は彼ら異星人のみを一層狭い第10地区に移動させ、隔離を進めようとしていた……。やっぱり、アパルトヘイトの国だ。

関係者への取材と、ニュース映像、というフェイク・ドキュメント風のスタイルで前半のストーリーは進んでいく。第9地区からの異星人立ち退き計画の責任者ヴィカス。風采の上がらぬこの男が、ストーリーが進むに従ってなかなか味のあるキャラクターに育っていく。異星人クリストファー・ジョンソンとの間に生まれる奇妙な連帯もよい。偏見の持ち主が行動をともにするに従って強い連帯で結ばれるようになるバディ・ムービー。「エイリアン・ネイション」は、そのものずばり、異星人刑事同士のバディ・ムービーだったが、「第9地区」始まりの部分では予想が付かない次第を経てバディ・ムービーとなっていく。実に面白いバランスの映画だった。

ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」。彼が今回元妻のキャスリン・ビグロー監督とアカデミー賞を争い、大敗したのは記憶に新しい。それでもアバターはノミネート9部門のうち、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の三つを受賞したのであるが、作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞でノミネートしていた「第9地区」とはバジェットが圧倒的に違うし、受賞こそしなかったものの「アバター」がノミネートさえしていない脚色賞の存在が、なんだか「第9地区」のアイデア勝ちを告げているようで面白い。先ほどからなんとなく比較するように併記している「エイリアン・ネイション」。そのプロデューサーはゲイル・アン・ハード。つまり、ジェームズ・キャメロンの、キャスリン・ビグローの前の奥さんだよ!

何が言いたいか? 「アバター」よりも「第9地区」の方が数倍面白いということ!

そしてワンダー号は遥か東方に向かって旅をする…

2010-05-04 | 映画
アリス・イン・ワンダーランド

3D版を鑑賞。メガネの上に3Dメガネを掛けるのはやはり辛いし、圧迫感があるのが難点。ブログ記事を書かず仕舞いですが、「アバター」も見てはいます。見ている間はよかったのですが、なんら語るべきものがなかったわけで……。

このアリスも3D映画という点では、それほど魅力に富んでいたかというとそうでもない。せっかく3D版が存在するんだから、3Dで見ておこうよ、という貧乏性な意味での3D版選択なのであって、
ああ、批判じゃあないです。つまりは、2Dでも充分、面白い、楽しめる作品でした。

「アバター」より間違いなく上ですね。

作品への愛情、オリジナルの「アリス」への、監督の愛情が感じられます。

結局未見で終わってしまいましたが、「DISNEY'S クリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスといい、このティム・バートンといい、ディズニーの作品を最新技術で実写にしたい監督は結構多いのじゃないですかね。
きっとスピルバーグも以前の「フック」だけではもの足りずに、「ピーターパン」や「ピノキオ」を撮りたがるのじゃなかろうかと思います。

それから、
この「アリス」、演者がまた楽しそうでした。
ミア・ワシコウスカも少女を脱し掛けたアリスとして美しくも愛らしい感じで。
日本語吹き替え版で見ましたが、安藤瞳さんの声も良かったし、赤の女王の声も良いな、と思っていたら、朴璐美さんだったのですね。(「ターンAガンダム」好きだな)

映画の最後で、アリスのワンダー号は、あのまま中国を目指すんでしょうが、さてそれは、更なる続編の幕開けなのか?
それとも……「パイレーツ」新作に続いたりしてね。

*ゼメキスは「三人のゴースト」という変化球をかつて投げたことがあり、よほど「クリスマス・キャロル」が好きだったようです。

*それから、予告編「トロン・レガシー」が、嬉しかったです。「トロン」好きだし。

「宇宙からの侵略生物」には隠しカラーヴァージョンがあった?!

2010-05-03 | 映画
「宇宙からの侵略生物」には隠しカラーヴァージョンがあった?!

本当か?
そのヴァージョンのDVDが発売される?

……マジか?

と、英語読むのメンドイなあ、とスクロールしていくと、

残念!
更に過剰な「秘蔵画像」が現れ、

結局ネタとわかるのだが、

よく出来ているなあ。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「地獄へつゞく部屋」「恐怖の足跡」「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」などのモノクロ映画のカラリゼーション版を今までも見てきたが、このスチールはちょうどそんな感じ。

デジタル処理で本当にでないかなぁ。

本当に荒っぽいぞ、クォーターマスせんせい!!(その②)

2010-05-02 | 映画
宇宙からの侵略生物

これまたブライアン・ドンレヴィのクォーターマスせんせいが大活躍です。

本当にロケット工学が専門の教授なんでしょうか?
どなたかが、どこかで書いていらっしゃいましたが、ギャングの親分にしか見えない風貌で、プロの諜報部員も真っ青の潜入捜査を平気で実行しちゃうんだから驚きです。

冒頭偶然の出会いからそうとは知らず「隕石」(実は小型のロケットというか、大気圏突入カプセル)に「乗って」やってきた「侵略生物」が取り付いた男とその恋人に出会う(もちろん、その段階ではそんなこととはさすがの強運教授も知らないが)。そして、その事件の地、怪しい隕石を拾った街の名をクォーターマスせんせいは聞く。自分の研究所に戻ると折りも折、大量の隕石の落下を所員に報告される。その地域が先の恋人たちが事件に遭ったところ。クォーターマスせんせい、月基地計画を政府筋に反対されて腐っていたところだったが、さすが気○がい教授の面目躍如で異常を嗅ぎ付ける。訪れた件(くだん)の街外れにはせんせいのイメージ通りの「ドーム都市状月基地」が存在したのだ。何年かにわたって少しずつ宇宙空間から降下し、一部は人間を操り、大半は「ドーム」の中で巨大な群生生物と化していた侵略生物。人間が、月面では、宇宙服を必要とするように人間を身にまとい、「月基地」を必要とするように「ドーム」の中を自分の星の大気成分に調整していたのである!

そんな感じの話なのですが、せんせい、またまた無茶をやります。原子力エンジン搭載で実用的には大問題、有人ロケットとしては使えない開発途上のロケットを核ミサイル代わりに軌道上の侵略宇宙船に発射したりしちゃいます(研究所が襲撃され、瀕死の助手くんが死の寸前に発射するのですが)。

切れたら何やるかわからないパワフル主人公、しかしその無茶な行動が必ず効を奏すという点では、イギリス人ながら、後の「スター・トレック」のカーク艦長の大先輩というべきかも知れません、クォーターマス大せんせいは!

少しは成長したか、クォーターマスせんせい!!(その③)に続く。

惑星デントって、なんか元ネタあるのかな?

2010-05-02 | 映画
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

ウルトラ・シリーズ関連の全設定がてんこ盛り! どこかで読んだか聞いたかした気がするものの、元来のテレビ・シリーズでは統合し切れていないあれこれの設定を継ぎ接ぎにし、超豪華に映像化したお祭り大作です。

「ウルトラマン」のシリーズの続編であると同時に、実質的には外伝的要素の強い「ウルトラ・ギャラクシー 大怪獣バトル」及びその続編「ウルトラ・ギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY(ネオ)」の続編になっている。

太古に宇宙に君臨したというレイブラッド星人の負の遺産たる怪獣コントロール装置「バトルナイザー」。それを用いてゴモラやリトラらとともに、レイブラッドの後継選びという運命に打ち勝ったはずの地球のレイオニクス(レイブラッドの遺伝子持つ、あるいは植えつけられた者)であるレイ。そして彼の仲間であるZAP SPACYのスペース・ペンドラゴン・チームが登場する以外は、ヒビノ・ミライ(彼は自らそう名乗る!)、ウルトラマン人間体(ハヤタとは名乗らない)、ウルトラセブン人間体(モロボシ・ダンとは名乗らない)の三人のM78星雲人の地球人体が登場するが、M78星雲人は光の巨人誕生の歴史(プラズマスパーク・タワーの建造と、その影響で皆が変身してしまうところ)の場面以外ではすべて「ウルトラマン」または「ウルトラウーマン」である。その他、本編で行方不明になったままだったウルトラマンダイナ=アスカ・シンが登場するが、これは元来光の国のウルトラマンとは違う時空の存在で、それこそ「ウルトラ・ギャラクシー」において異次元怪獣ブルトンが介在することにより崩壊したパラレル・ワールドの境界という設定のためである。

それでも、「ダイナ」最終回からアスカの帰りを待っていたリョウに、セリフだけとはいえ「お帰り!」と言わせしめた「超ウルトラ8兄弟」といい、本作といい、失踪という不遇なエンディングのアスカ・シンはそれゆえに作り手に二次創作的楽しみをもっとも提供しているといえそうだ。

そういう点ではハヤタの姿でウルトラマンがレイに礼を言うところは、テレビ・シリーズ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」において石化した謎の巨人として彼にテレパシーコンタクトし、最終的には救われていながら、人間体では交わらなかったことから、やっと言えた2度(セブンの分も入れれば3度)目のお礼ということになり、こんな配慮も憎い。

ネーミングではM78星雲→獅子座L77星(ウルトラマンレオの出身星)という、Mが「メシエ星雲・星団目録」を編んだフランスの天文学者シャルル・メシエの名前の頭文字だということを無視した安易な変換をわざわざ踏襲、レオとゼロの修行場にK76星などという名前を与えたセンス、ウルトラの父・母の本名がケンとマリーだという突然の思いつきとしか思えない信じられない名づけも含めて楽しませてもらった。

ただ、惑星ボリス(ボリス・カーロフ)、ヴィンセント島(ヴィンセント・プライス)、ベラルゴ・シティ(ベラ・ルゴシ)、惑星ハマー(ハマー・フィルム・プロダクション)という具合に怪奇映画関連で続いてきた「ウルトラ・ギャラクシー」の名づけで、今度わずかな時間だが意味ありげに登場した惑星デント、デントってなんだぁ? 元ネタわからん。

と、まあ、楽しみましたが、

実写初のウルトラ大群衆劇、やっぱり「仮面ライダーDeCaDe」のライダー大戦の影響でしょうかね?

本当に荒っぽいぞ、クォーターマスせんせい!!(その①)

2010-05-01 | 映画
原子人間

昔、大学一年生のころ、映研部員だったことがあります。当時の伝統ある文化団体はおおよそ左傾化していたものですが、半ば妖怪化したような先輩で、年期の入った活動家、なんて方がいたりしたものでした。

その頃の仲間に野口真也くんという人がいました。彼が個人的に編集していたコピー袋とじの映画同人誌があって、ある号でホラーを特集しました。野口くんとは高校も同じなのですが、帰宅部だった自分とは違い、野口くんは高校時代も映研に所属していました。その後輩に早川光監督(後の。もちろんその頃はまだ高校生である。)がいて、これは記憶で書いているので思い違いかもしれませんが、実兄が聖咲奇氏だったのではないか(思い違いだったらごめんなさい。)と思います。野口くんの同人誌の、そのホラー特集号では各自が自分の推すベスト10を寄せたのですが、早川兄氏のそれの上位には「クォーターマスと穴」が入っていました。ハマープロのクォーターマスシリーズの3本目、「火星人地球大襲撃」のことです。

少し前の物欲報告に書きましたが、中古市場にハマープロのDVD作品が大量に放出されたらしく、欲しかったものを大分手に入れました。その中にはクォーターマスシリーズ3本も含まれています。1本目の「原子人間」だけは以前にっかつビデオだったかでリリースされた折に見ていますけれど、続く「宇宙からの侵略生物」(にっかつビデオでは「クォーターマス2」。中古ビデオを所持だけしていたが未見。)と「火星人地球大襲撃」は今回初見でした。

……ということで、この3本について、簡単に、順に触れたいと思います。

「原子人間」は、「溶解人間」の原作ともいってよく、また、ウルトラマンのジャミラのルーツともいえます。
トンデモ教授なクォーターマス先生はきちんとイギリス政府からお墨付きをいただき活動している大先生であるようなのですが、宇宙ロケットの危険性を承知しつつも、自らの大英断で三人乗り有人ロケットを打ち上げてしまうという暴走先生です。このロケットがトラブルを起こしてイギリスの田舎町に落下。そこに当然のごとく大先生が駆けつけます。船内に生命反応があったので、ハッチをリモート解除すると同時に消防車の放水なんていうすったもんだがありつつ、一名だけを回収しましたが、彼は既に人間ではなかったのです!

……と、まあ、そんな話なのですが、

とにかくブライアン・ドンレヴィ演じるクォーターマス教授の暴走ぶりが凄い!
ロケットは勝手に打ち上げるは、貴重な生存乗組員の夫婦の間柄には口を挟むは、発言は独善的で論理のかけらも感じられず、ほとんど○チガイ博士状態であります……。
しかし、なぜだか科学者として、専門家として一目置かれており、
クライマックス・シーン、ウェストミンスター寺院での怪物との攻防では、皆を指揮し、見事に事件を終息させたと、まるで英雄ぶっているのですが……全部あんたが引き起こしたことでしょう!

それでもロンドンじゅうの総発電量のすベてを一点にまわしてもらい、サボテンやらなんやらを取り込んで異形の怪物と化したもと乗組員を、高圧電流で攻撃するシーンは、「怪獣映画」ファンとして、涙なしでは見られない名シーンであり、それだけでも必見だと思います。

長くなったので、2作目の「宇宙からの侵略生物」については、

「本当に荒っぽいぞ、クォーターマスせんせい!!(その②)」に続く!

*写真は暫定。本編はモノクロ作品です。

「誰か、もっとまともな日本語しゃべれる人はいないの~?」

2010-04-29 | 映画
バトルフィールドTOKYO

フェイク・ドキュメンタリーのスタイルですが、

これはあまりに酷い作品。

東京は2003年1月に「地震」」によって壊滅的な打撃を被ったことになっているが、真相は違っていた……。

真相は、巨大怪獣の襲撃であり、
アメリカ人が京都議定書に同意せず、地球環境を悪化させたせいで
「水が毒になって」水霊(ミズチ)が現れた
ということらしいのです。

まあ、設定はどうでもいいんだけどね。

本当に酷い作品です。

超自然ではないが、科学的な意味での常識を超えた出来事!

2010-04-29 | 映画
パラノーマル・アクティビティ

「別冊映画秘宝 衝撃! 超常現象映画の世界」の小林真里さんの記事に引かれてあちら版DVDを見ました。

何かと「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と比較される本作ですが、フェイクな仕掛けのレベルは「ブレア・ウィッチ」の方が当然のように上です。しかしながら、舞台が完全に一軒家に限定されており、わずかに示される「なぜ」にこだわらなければ、まさに画面に示される「活動(アクティビティ)」を見るだけの映画なので極めてわかりやすいのが利点なのではないでしょうか?

我が家に起きる怪現象を、ビデオ記録を通して暴き、解決しようとした結果、残された映像という設定が既に強引な気もしますが、

あんな気味の悪いことが続いたら、当座だけでも逃げ出さないだろうかと、やはりその点は不思議に思いました。

しかし、あるいはそれは終盤のケイティーがそうであったように、ふたりとも早い段階で魔物に魅入られていたというようなことなのかも知れません。

原因らしきこととして、Web上で似たような状況が60年代にあったというようなことが出てきますが、それは少女の悪霊憑きと悪霊払い(エクソシズム)みたいな内容で、

それにミカがむやみにやりたがり、ケイティーが無性に忌み嫌うウイジャ・ボードでの交霊というネタ、

それが伏線になってのラスト・シーン

そう思って見れば、

本作が最も意識した作品はオカルト・ブームの先駆、「エクソシスト」であったのかも知れません。

続編が間もなくクランク・インするようですが、

あのラストシーンから続く、「ブレア・ウィッチ2」的な意味での「非フェイク・ドキュメンタリー」になっていくだろうと想像できるのですが、さて如何に。