ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

更新予告的に…

2010-03-27 | Weblog
かなり大きなスパンでの最近の物欲充足のご報告。

「人類SOS!(トリフィドの日)」「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」(廉価DVD)

「吸血鬼ハンター(キャプテン・クロノス/バンパイア・ハンター)」「魔獣大陸」(デニス・ホイートリー原作)そしてクォーターマスものの3作「原子人間」「宇宙からの侵略生物」「火星人地球大襲撃」(これらは主にブックオフで950円乃至1550円で入手。イマジカ発売のハマーホラーが大量に中古市場に流れている模様。中古屋へ急げ! 同好の士よ!)

「大アマゾンの半魚人」(これもブックオフ)

「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(トリミング、カラリゼーション盤。ヤフオクにて)


輸入盤では

"Deadly Frined"(デッドリー・フレンド ウェス・クレイブン監督)"Eyes of a stranger"(他人の眼 ケン・ウィダーホーン監督)"Someones watching me!"(狙われた密室の美女 ジョン・カーペンター監督)"Dr Giggles"(Drギグルス マニー・コト監督)"From Beyond the grave""The hand"(この2本はよくわかりません)の6本セットと、「ゾンビ3」「フレッシュ・イーター/ゾンビ軍団」「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」のゾンビパック3本セット。無論この9本は日本語字幕などありません。

ああ。
数え上げたらキリがないと再認識、
物欲充足したDVDはまだまだあります。
「狙われた密室の美女」あたりはレビューしたいなと思っているのですが……。

人間蒸発!

2010-03-27 | 映画
このブログで、こういうタイトルをつけると「スポンティニアスコンバッション」か「ポルターガイスト」か(ともにトビー・フーパー監督)を扱うんだろうと思われるんだろうな。さにあらず、

蒸発旅日記」(山田勇男 監督)をDVDで見たのである。

ストーリーの骨子はこちらの原作そのものなので、ここでは一切触れない。

木村威夫の美術と、

秋桜子(コスモスこ)さん、清水ひとみさん、そして誰よりも藤繭ゑ(出演当時の芸名。DVD特典映像でのクレジットは既に藤野羽衣子)さんに魅せられた!
(上の写真では上段左が秋桜子さん、右が清水ひとみさん。下段左が藤繭ゑさんストリップシーン、右が銀座吟八さんと藤繭ゑさんの同衾シーンである)

つげ義春の世界を見事に映像にしているのだが、こちらは、その他あらぬことも考えつつ鑑賞した。

つまり、これは妄想版「富嶽百景」と言えるのではないか、と。

主人公の、つげ義春(柘植義春)ならぬ「津部義男」という名前が、「津島修治(」太宰治の本名)を思わせること。細かい点では冒頭「津部」の漫画執筆用の座卓にサクラに東京という文鎮が置かれており(イチョウに大學ではないものの)太宰が中退した「東京帝国大学」を連想させること。そして何より、

主人公の女に甘えかかるような心象が「太宰」と共通しているように感じられたのだが、如何か。
チャンスがあったらぜひご覧ください。
(久々の更新、昨日は仲里依紗の「時をかける少女」を見てきたのであるが、これは2次創作風のレビューをせねば収まらぬ。もう少し醗酵してから、ということで、急遽これにしました。)

特典映像より、つげ義春氏。


ご愛嬌で。「蒸発旅日記」いい加減なカスタム・レーベル。