「うずまき」(Higuchinsky監督)を見た。
この作品、はや、6年前の作品なのね。初音映莉子といえば「松茸の味お吸い物」の映莉子だったのであるが、そう、こういうホラーが初主演作だったんだよね。NHK連続テレビ小説「純情きらり」に出ているようだが、だいたい、ほとんど見ないからわからないんだNHKの高視聴率番組は。
初音映莉子演じる五島桐絵の「わたしが生まれ育った黒渦町で起こった物語をお話しよう」というようなモノローグで、作品は幕を開ける。
幼馴染の斎藤秀一(フィーファン。この名前、何者?)の父親が「うずまき」に魅入られる。仕事もせずに町中の「うずまき」を集めてくる。好んで食べるのも、ナルトの味噌汁なのだ。この、強迫観念(オブセッション)が世界を侵食していくのか、あらゆるものに「うずまき」が「取り憑き」はじめる。
黒渦町では、かつて沼から古代鏡が大量に出土された、とか、それは「蛇鏡」であるとか、蛇は「永遠」の象徴であるとか、思わせぶりな情報が告げられるのだが、それらも結局は主人公達には届かず、遂に斎藤秀一もまた渦に巻かれて(魔かれて)しまうのだった。
シン・ウギョン(韓国俳優。韓国版「リング」主演。そのほかに「花嫁はギャングスター」)が出ていると聞いたので再見することにしたが、その役名も丸山千恵という女性TVレポーター役で、実にちょい役に過ぎなかったのだが、それがまるで違和感なく日本語を喋っており、あるいは、もともと喋れる人なのかも知れないけれども、何のための出演なのか疑問であった。(偉そうに「もっとちゃんとした仕事持ってきなさいよね」かなんか言ったあとに、次ぎ写ったら目ん玉うにーってとび出して死んでるし)。うん? そうか! 韓国の「リング」だから、「うずまき」に出ろ、ということ? 洒落みたいな発想ね。
伊藤潤二ってマンガ家の、あの絵柄を実写で見てみたい、という人はある程度マンゾクできる作品だと思うぞ。
この作品、はや、6年前の作品なのね。初音映莉子といえば「松茸の味お吸い物」の映莉子だったのであるが、そう、こういうホラーが初主演作だったんだよね。NHK連続テレビ小説「純情きらり」に出ているようだが、だいたい、ほとんど見ないからわからないんだNHKの高視聴率番組は。
初音映莉子演じる五島桐絵の「わたしが生まれ育った黒渦町で起こった物語をお話しよう」というようなモノローグで、作品は幕を開ける。
幼馴染の斎藤秀一(フィーファン。この名前、何者?)の父親が「うずまき」に魅入られる。仕事もせずに町中の「うずまき」を集めてくる。好んで食べるのも、ナルトの味噌汁なのだ。この、強迫観念(オブセッション)が世界を侵食していくのか、あらゆるものに「うずまき」が「取り憑き」はじめる。
黒渦町では、かつて沼から古代鏡が大量に出土された、とか、それは「蛇鏡」であるとか、蛇は「永遠」の象徴であるとか、思わせぶりな情報が告げられるのだが、それらも結局は主人公達には届かず、遂に斎藤秀一もまた渦に巻かれて(魔かれて)しまうのだった。
シン・ウギョン(韓国俳優。韓国版「リング」主演。そのほかに「花嫁はギャングスター」)が出ていると聞いたので再見することにしたが、その役名も丸山千恵という女性TVレポーター役で、実にちょい役に過ぎなかったのだが、それがまるで違和感なく日本語を喋っており、あるいは、もともと喋れる人なのかも知れないけれども、何のための出演なのか疑問であった。(偉そうに「もっとちゃんとした仕事持ってきなさいよね」かなんか言ったあとに、次ぎ写ったら目ん玉うにーってとび出して死んでるし)。うん? そうか! 韓国の「リング」だから、「うずまき」に出ろ、ということ? 洒落みたいな発想ね。
伊藤潤二ってマンガ家の、あの絵柄を実写で見てみたい、という人はある程度マンゾクできる作品だと思うぞ。