「女子競泳反乱軍」
このDVD作品、カバーとタイトルには偽りあり、だね。
女子競泳部は、戦い始めて数十秒で壊滅するんだから……。
主人公がアサシンとして仕込まれているので女子ながら戦闘能力が高いのは、例えばミラ・ジョボビッチの「バイオハザード」のパクリみたいなもんだし、悪のマッドサイエンティストの笛の音を聞くと自由意志を奪われる(だけではなく変な気持ちになるという、サービスカット!)のは「人造人間キカイダー」か、など、話の展開はとても場当たり的だ。
まるで自主映画並みだと言いたいが、前に自主映画テイストと評価した「片腕マシンガール」やそれに続く東京ショック第二弾の「東京残酷警察」の方がはるかにいい。「片腕マシンガール」の井口昇監督が撮った「おいら女蛮」もかなり酷かったが、あれは永井豪の原作があって、永井豪がマンガ連載当時思いつきだけで書き散らした「パンス党」やら「ゼンス党」やらを実写化するという時点で、永井豪らしい「ハレンチ」な描写満載の呆れる作品を意図して作っているのだから、見る側にもそれ相当の覚悟が出来ているから、まあ仕方がないと受け入れるだろう。しかし、この作品は……。
文句を言ってはみたが、実はゾンビ映画だという情報を知らなければスルーして、決して見なかったのは確実なのだ。だから、その、見たキッカケが間違いだったのかも知れない。
主演は範田紗々とある。このグラビアアイドルが先かAVが先かよく知らない女の子が目当てで見たいと思って手に取るのがこの作品の正しい見方なのだ。
だから、日高ゆりあとのレスボスシーンも、「プロフェッサー・ギルの笛」に操られるキカイダーばりのオナニーシーンも、「股間からビーム!」シーンも、全裸水泳溺死シーンも、意味なんかないのだ。
範田紗々、そして日高ゆりあに目を奪われていればそれだけでよいのだろう。
ミョーな作品は好きだが、これはまた実にミョーな作品だった。
間違えても居間で家族や子どもと鑑賞できる作品ではないので、その点をお気をつけいただきたい。
このDVD作品、カバーとタイトルには偽りあり、だね。
女子競泳部は、戦い始めて数十秒で壊滅するんだから……。
主人公がアサシンとして仕込まれているので女子ながら戦闘能力が高いのは、例えばミラ・ジョボビッチの「バイオハザード」のパクリみたいなもんだし、悪のマッドサイエンティストの笛の音を聞くと自由意志を奪われる(だけではなく変な気持ちになるという、サービスカット!)のは「人造人間キカイダー」か、など、話の展開はとても場当たり的だ。
まるで自主映画並みだと言いたいが、前に自主映画テイストと評価した「片腕マシンガール」やそれに続く東京ショック第二弾の「東京残酷警察」の方がはるかにいい。「片腕マシンガール」の井口昇監督が撮った「おいら女蛮」もかなり酷かったが、あれは永井豪の原作があって、永井豪がマンガ連載当時思いつきだけで書き散らした「パンス党」やら「ゼンス党」やらを実写化するという時点で、永井豪らしい「ハレンチ」な描写満載の呆れる作品を意図して作っているのだから、見る側にもそれ相当の覚悟が出来ているから、まあ仕方がないと受け入れるだろう。しかし、この作品は……。
文句を言ってはみたが、実はゾンビ映画だという情報を知らなければスルーして、決して見なかったのは確実なのだ。だから、その、見たキッカケが間違いだったのかも知れない。
主演は範田紗々とある。このグラビアアイドルが先かAVが先かよく知らない女の子が目当てで見たいと思って手に取るのがこの作品の正しい見方なのだ。
だから、日高ゆりあとのレスボスシーンも、「プロフェッサー・ギルの笛」に操られるキカイダーばりのオナニーシーンも、「股間からビーム!」シーンも、全裸水泳溺死シーンも、意味なんかないのだ。
範田紗々、そして日高ゆりあに目を奪われていればそれだけでよいのだろう。
ミョーな作品は好きだが、これはまた実にミョーな作品だった。
間違えても居間で家族や子どもと鑑賞できる作品ではないので、その点をお気をつけいただきたい。