ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

少女の霊に捧ぐ…

2006-05-31 | 映画
ポルターガイスト

「ポルターガイスト」

今日の記事は、今日の日付のまま、日を追って育てたい(他の記事も訂正・調整はしているのだが、特に今日は疲れているので、記事を立ち上げるだけになりそうだから)。

ドリュー・バリモアが「E.T.」で、ETにも愛された「エリオットの妹ガーティ」を演じたころ、もうひとりの可愛らしい子役がスピルバーグ映画(しかし、トビー・フーパー映画)で、舌っ足らずな、それでも天才的な演技を見せていた。

「ポルターガイスト」のへザー・オルークだ。

フリーリング一家の家長は「緑の谷(ケスタ・ベルデ)」という大都市郊外の新興住宅地の開発販売を進める不動産会社に勤めており、自身もそのケスタ・ベルデに家を構えていた。長女は年頃の女子高生、小学校高学年に差し掛かる息子と、プレスクール年齢の末娘がいて、夫人もまだまだ若く、夜の生活も充実している。

そんな平和な一家に、突然振りかかる災厄。末娘キャロル=アン(オルーク)の突然の不可解な失踪。家のどこからか、彼女の助けを求める声が聞こえ、子ども部屋には信じられないほどの騒霊(ポルターガイスト)現象が!

……と、まあ、皆さん、ご覧になったことのあるだろうこの作品! 日本国内でも、当然のごとく、DVD発売されているし、わたしも持っている。

しか~し!

2本目と3本目はDVDが出ていないんだよ!

ネイティブ・アメリカンの呪術師の力を借りて、「ビースト」の実体であるカルト教団の牧師ケインと渡り合う二本目、そして、ついに一家から切り離されるように叔母に預けられ、従兄弟に助けられてやはりケインと闘う三本目、これが出ていない。

出して欲しいな、「ポルターガイスト2」「ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…」。

だってね、ヌードまで見せてくれて、おとなの魅力を振りまいているドリュー・バリモアと違って、「3」のクランクアップ後、突然病死してしまったへザー・オルークの姿はこれらの作品でしか見られないんだからね。

夢じゃなかったの? ボートは本当に転覆したの?

2006-05-30 | 映画
***13日の金曜日の、終わりのシーンのことね。***


ところで、ドリュー・バリモアの演じるケイシーという娘が、最初の犠牲者なのだ。

ウェス・クレイブン監督の人気シリーズ「SCREAM」ね。ドリュー・バリモア、「ET」の子役から、……「バッドガールズ」を経てのこの役。「ウェディング・シンガー」や「25年目のキス」の主演へとつながる転換点となったようだから、死に甲斐もあったろうけれど……。

おい、ケイシー、「ハロウィン」の殺人鬼は? そう。キミの好きなホラーの犯人さ。おい! 答えろよ! 言えったら、おい! ……そう、マイケル・マイヤーズだな。ふん。では、本番の第一問さ。「13日の金曜日」の犯人は?(かなり適当にセリフをアレンジしたけれど、こんな感じだったな)。

実はそのあたりを見直していて、「SCREAM」見るのを中断。手持ちでしばらく通しで見たことがなかった「13日の金曜日」を見ようと思い立てしまったのだった。

そうしたら、これがまさに、ボディ・カウント(死体数え)。

特殊メイクのトム・サビニの腕が冴える。昔々、映画館で予告で見て、うわっと思ったベッドの下からの串刺しは、やっぱり無残なシチュエーションだよなぁ。

……で、気付いたこと。ショーン・S・カニンガム監督! あんた、卑怯です、この演出。

前半で何回か、殺人者の「主観カメラ」を使いながら、普通の場面で、人物たち(被害者たち)に対する付けパン(横振りカメラで人物の動きをフォローする写し方のこと)多用しているじゃないか! もっといけないのはクライマックス直前で生き残りアリスの主観カメラまで存在する!

ホラーの脅し方にはルール無用なのか? いやいや。異例な「映画文法」は、やはりいけないと思うぞ!


*やっぱり、ボートは本当に転覆したんだね、あのラスト・シーンは。

*さてさて。近々「13日の金曜日Part2」も入手しようと思う。見ているようでしっかりは見ていないのだな、このシリーズも。

*「13金」と同じプロダクションの作品で、「他人の眼」というのが同時期にあったが、これは未DVD化作品。ビデオを持っているので、見直そうかな。

*「ボディ・カウント」映画といえば! 生存者を「黒板チョーク書き」でカウントダウンした、「エコエコアザラク」(佐藤嗣麻子 監督 吉野公佳 主演 菅野美穂 助演)。DVD欲しいなぁ。

とばせば プリマドンナ ホントは寂しがり屋よ~

2006-05-29 | 映画
ここまで「映画」を語ってきて、ノベライズ(小説化作品)ということに思い至った。

ノベライズ文庫といえば、角川文庫が浮かぶのじゃないだろうか。もともとは「原作小説」と「映画化作品」のメディアミックス、いわゆる「角川映画」の「読んでから見るか、見てから読むか」という惹句どおりの商売を思い浮かべるのじゃないか。さもなければ、さすがのSFなら早川文庫とか。

しかし。

オリジナルが映画脚本(シナリオ)で、それを「ノベライズ(小説化)」するという方向となると、アラン・ディーン・フォスターの「スター・ファイター」(新潮文庫)やデイヴィド・ビショップの「ブロブ/宇宙からの不明物体」とかもある。

ちょっと意外なところでは、集英社文庫コバルト・シリーズから出されたものもある。

「フェノミナ」(ダリオ・アルジェント監督 ジェニファー・コネリー主演 ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ 関美冬 訳 となっているが、実は関美冬によるノベライズ)とか、「スターマン/愛・宇宙はるかに」(またもアラン・ディーン・フォスター 田中一江 訳)とか。

そんな作品を頭に浮かべていたら、「V・マドンナ大戦争」を思い出した。

「七人の侍」のシチュエーションを学園に移し、生徒会の総予算を搾取に来る番長連合を迎え撃つため、七人の「マドンナ」を集結させるという作品。

オリジナル脚本は、野沢尚の城戸賞準入選作で、それを集英社文庫コバルト・シリーズで野沢自身がノベライズしていた(彼の小説処女作である。その後も「マリリンに会いたい」を執筆、上梓している)。

「Vマドンナ大戦争」、この作品も元来のイメージ負けしている作品ではある。しかし、宇沙美ゆかり 、村上里佳子 、斉藤こず恵らの「少女アイドル」(うー。斉藤こず恵はちょっとかな~)がはじけるように演じている「勝利の女神たち」は、イメージ膨らむものがあるのである。

特にエンド・クレジットバックのイメージ・ショット、エンディング主題歌(「風のプリマドンナ」)の最後のサビ「とばせば プリマドンナ ホントは寂しがり屋よ~」ののち、音楽にあわせてストップモーションになる瞬間の、彼女らの生き生きしたさまを見たくて、何度かビデオを見たおぼえがある。

脚本家 野沢尚は、大変惜しまれながらも自ら死を選び、この世を去ってしまったが、その原典には、少女アイドル達と同様に、若さという希望と、恐れのない自由が盛り込まれていたように思う。

*いま持ち歩いているmp3プレイヤーには「風のプリマドンナ」を入れてあるのだった。

*魔夜峰央のコミカライゼーション版もあったよ。「Vマドンナ」。

*これまた、DVD未発売作品だ!

タフなマリオン・レーブンウッド役ではない、カレン・アレン

2006-05-28 | 映画
スターマン 愛・宇宙はるかに

「パイオニア」に続き、人類のメッセージを載せて外宇宙へと旅立った探査機「ボイジャー」。その招待を受けて不定形の生命体である「宇宙人=スターマン」が地球を訪れる。スクランブル出撃した空軍機に撃墜され、不定形の「彼」が偶然たどり着いたのは夫スコット(ジェフ・ブリッジス)を亡くし、悲嘆に沈むジェニー(カレン・アレン)の家で、彼女とのコミュニケーションを円滑にしようと、スコットの遺髪からDNAを解析し、その姿を再現し、自分のものとした。

「彼」の訪問先は、しかし、軍によっても捕捉されていた。ジェニーは彼を助けて、宇宙船が迎えに来る「アリゾナ大隕石孔」を目指すことになる。夫の姿を持ち、しかも無限の慈しみを持つスターマンに、ジェニーは魅かれていく……。

スコットの姿を再生したように、そしてハンターの撃ち殺したオオジカを蘇生させたように、ジェニーの子どもを生めない子宮をも回復し、「スターマン」はジェニーの中に新たな生命を残す。それは紛れもなくスコットの血を引き、と同時にスターマンの持つ宇宙の叡智をも受け継いだ子どもなのである……。

このべたべたに甘い作品を、こともあろうにジョン・カーペンターが監督したのである。実際初見の折にはびっくりしたものだ。

そして、この「スターマン」には続編テレビ・シリーズが存在する。とてもチープな造りに堕した、ありがちなロード・ムービー(再来したスターマンが、「息子」とともに、行方不明の「母親」を捜すという内容)だ。本編映画も、優れたロード・ムービー性を持っていたのだが、どうも安易に走ったようで、ちょっと悲しい気もする。テレ・フューチャーだったか、「日曜洋画劇場」で見たときにはかなり落胆した。

まあ、アメリカ・テレビ映画のSFものには、結構ロード・ムービーがあるよな。「不死身の男」とか、「超人ハルク」とか。そうだ! 「インベーダー」だってそのひとつだな。

「不死身の男」、知らない? 不死の血を持つがゆえに、彼を捕まえたいと付け狙うものが多数いるという、まるで「ウルフガイ」みたいな話だ。1969年~70年ころの作品だから、まあ、本当に「ウルフガイ」と同時発生的な作品である。

いま、検索したら、「不死身の男」、この3月~4月にスターチャンネルで放映していた模様。「まんが宇宙大作戦」は気付いて何本かは録画できたが、こいつは気付かなかったな。またの機会を逃さないようにしたいものだ。

*マリオン・レーブンウッドを知らない? それはあのエンドロールの間も誰ひとり立ち上がらない傑作をきちんと見ていないということですか? 


ああ、今日もまた

2006-05-27 | Weblog
「猫」の「雪」

「ああ あの人は 見知らぬ街の 見知らぬ人」

うーん。良い曲は、どうにも良い曲だとしかいえません。

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さすが酔っ払い。

脈絡が見事にない。

本来はこういうことが書きたかったようだ。

「ああ、今日もまた酔っ払ってしまった。『今日もまた』といえば、頭に浮かぶのは『猫』の『雪』だ。あれは良い曲だったな」

……こんな感じ。

心のチカラを! わたしにください。

2006-05-26 | 映画
「スウィートホーム」

伊丹十三の、と冠(カンムリ)被されてしまったことで、世間的には伊丹映画と思われているが、ジャンル映画に詳しい人ならみんな知っている黒沢清監督の「スウィートホーム」。裁判も既に結審しており、従ってDVD化の目算も立たない様子だ。

Jホラーがブームないま、「歴史的」作品としてなんとかDVD化を果たして欲しいもの。権利関係というのが一番厄介なんだろうが、黒沢清監督の、現状でのカルト監督としての評価の高さとか、伊丹十三が故人であることとか、考えあわせれば、何か妥当な手打ちの方法もありそうな気がするのだが。

ダメダメ映画という評価もあるけれども、「神(唯一の基準となるもの)なき国(日本)」における「悪霊払い(エクソシズム)」のために「心の力」というキイワードを与え、未婚のキャリアウーマンが「母の妄念・子どもの執念」に打ち勝つために、「(偽りの)母の服装」に着替えるというシチュエーションを付与して作り上げたクライマックスは、「言霊の幸う国(日本)」のモダンホラーとしては優れていると思ったのだが。

女子高生エミちゃんであるNOKKOが、びっくり、女子高生に見えてしまうこの映画! 美術レポーターというよりは、最初から霊媒師かなにかに見えてしまうアスカ役の黒田福美、軽薄なカメラマン田口役の古舘伊知郎、優しい父=いい加減なプロデューサー=なにより優柔不断な男である和夫さん役の山城新伍、「……惚れた娘に 災い迫れば 命掛けても しかと守る 愛しのひとよ さよなら 別れだ 交わす瞳に キラと涙 ディア~ボロ 嵐吹くとも 轟く その名は ディアボロ・ディアボロ・ディアボロ  ディア~ボロ」とか唄ってウィスキーのポケット瓶をくにゃりと曲げ、心の力の存在を示す怪老人山村役の伊丹十三も、不思議な存在感があってみな良いのだ。(忘れておった。宮本信子! 主演だよな!)

それに、カプコン発売のファミコンゲーム「スウィートホーム」も面白かったな。戦闘場面のサウンドもよかったし。温(ぬる)いゲーマーだから、攻略本片手だが、マイ・ベストの一角にカウントしたいゲームだ。(「バイオハザード」の原典だといわれているくらいだからね!)

VHS版とLD版は入手可能だと思うので、あらためて見て欲しい。

既に公開後二十年が近い作品とは思えないぞ!

お客は増えている?

2006-05-25 | Weblog
意外に実感はないのですが、

このブログを開始して、リンク元のgooサイトのお客入りが少しだけよくなっている感じ。

今日はきちんと書くべきネタをまとめ損ねたので、こんなモノでお茶を濁してしまいますが、

明日はまた「映画」なりなんなりを題材にしようと思います。

「新耳袋」劇場長編を、見たしね。

宇宙からの不明物体!

2006-05-24 | 映画
ずーっと、ずーーーっと昔。

怪獣好きな、至極普通の少年だったわたし。

少年マンガ誌に紹介されていた「最後の海底巨獣」という映画が見たくって、高校生だった叔父に連れられて、映画館に行った。しかし! 「最後の海底巨獣」はマンガ誌の内容以上の作品ではなかった。見事に併映作品に魅了され、描けない絵を描いてそちらの方を絵物語に仕上げようとしたほどに感動したのだった。

作品の題名は「マッキーンの絶対の危機(ピンチ)」(実はスティーブ・マックイーンのカナ表記が本当に当時こうであったのかは怪しい)という。叔父は「大脱走」で人気沸騰であった彼の最初の主演作という、いい加減な商売にしっかり乗っかって、これを目当てでわたしを映画館に連れて行ってくれたのだった。

Blob=「人喰いアメーバの恐怖」としても知られるこの作品。割れた隕石から枝を伝って浮浪者に取り付き、やがては彼を食い尽くして巨大化する恐怖、そしてクライマックスで街のみんなが手に手に二酸化炭素消火器を持ってBlobを凍らせるあのシーンに至るまで、小学1年生だった自分にとって、「海底2万マイル」「脱走特急」などに並ぶ名画だった。

「悪魔のエイリアン」などといういい加減なビデオ・タイトルを付けられたBEWARE! THE BLOB(SON OF BLOB)もあったが、この正・続編と、さらにリメイクも、中古VHSで手に入れて所持している。

今回調べたら、オリジナル「人喰いアメーバの恐怖」はENTERTAINMENT COLLECTION SILVERとかいうシリーズでDVD化されている様子。

ところが不遇なことにチャック・ラッセル監督の「ブロブ/宇宙からの不明物体」はDVDになる気配がない。

ヒロインが強くなったという点では、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記」ともイメージが被る作品で、「怪・伝道師」の微笑むラストシーンも結構好きなので、惜しくて仕方がない。

結構今見ても面白いと思うぞ!

落ちる前に見ておけ! それは神代(くましろ)の「地獄」だよ。

2006-05-23 | 映画
DVDになっていない作品といえば、ダリオ・アルジェントの「インフェルノ」もそうだ。

この「だらしない」作品を初めて見たときから、作品の破綻具合以上に、背後に潜むムードのようなものに、知らず、惚れ込んできた。

そして、すなわちキース・エマーソンの音楽が教えてくれた。「メーター・サスペリオルム、ラクリマルム、テネブラルム……」と。

この作品の背後にはトマス・ド・クインシーの「深き淵よりの溜息」という作品が横たわっており、「メーター・サスペリオルム、メーター・ラクリマルム、メーター・テネブラルム」とは三人の魔女、闇の聖母の名前なのである。

すなわちこの「インフェルノ」は同じアルジェントの「サスペリア」の正統な続編だったのである。

以来トマス・ド・クインシーの「深き淵よりの溜息」を読みたいと思いながら、当時は入手困難であったため果たせなかった。(いまはクインシー著作集1で、ちょっと値段は高いが入手可能だ。今度こそ読むかな)。それでフリッツ・ライバーの「闇の聖母」を読んだり、また、ティボー・タカスク監督の「ハードカバー/黒衣の使者」を見て喜んだりもしてきた。それでも、それは「インフェルノ」そのものではない。

まがりなりにも「フェノミナ」も、「サスペリア」も「サスペリアPart2」もDVD発売されているのだから、「インフェルノ」もぜひ出して欲しい。

アイリーン・ミラクルの奇妙な地下室水泳を久しぶりに見たいし、キース・エマーソンの、素敵なピアノ曲もさりながら、宗教音楽っぽい主題曲も聴きたい。図面と写真で、「建物」の不自然さに気付いていくシーンとかも見たい!

ついでに、噂の第三部もアルジェントが撮ってくれたらなぁ。「シャドー」の原題TENEBREを見たときには期待したのだが、あれはつまらないスラッシャーだったからなぁ。


*落ちる前に見ておけ、というのは神代辰巳監督の「地獄」の宣伝文句。

「デッドリー・フレンド」DVD化希望!

2006-05-22 | 映画
なんでこれが出てないの? と思う作品が結構DVDになっていない。

……あ。わたしがマイナー趣味だから、わたしなりにメジャーだと思っている作品についての、これは感想なんです。

たとえば「デッドリー・フレンド」(DEADLY FRIEND)。ウェス・クレイブン監督作品。


天才少年マシューは人づき合いも下手で、自作のロボットBBが大事な友だち。引越し先の隣家に住むサマンサに一目ぼれする。



サマンサはアル中の父にDV被害を受けているが、ついにある日、父に階段から突き落とされて死んでしまう。思い余ったマシューはBBのチップを移植してサマンサを生き返らせるが、生き返ったのは、姿はサマンサ、心は復讐に燃えるBBという怪物だった……。

あらすじ的にはこんな感じなのだけれども、なんとも切なくも胸に迫るところのある作品なのだ。

サマンサを演じたのはクリスティ・スワンソンヴァージニア・C・アンドリュースのダーク・ファンタジーといわれる「屋根裏部屋の花たち」シリーズ(いわゆる幻想譚ではない。仲の良い両親と思っていたのが、実は実の兄妹が駆け落ちして結婚したのだった。「父」の死で「母」ともども実家に帰った「兄弟姉妹」は屋根裏部屋に閉じ込められることになる、という作品)の映画化でも印象的だった。

ずんぐりロボットのBBも可愛いし、結構いい映画だと思う。

ウェス・クレイブンじゃあ、「サランドラ」(Hills have eyes)とその続編まで出ているというのに!

ついでに監督の商業的デビュー作「鮮血の美学」(Last house on the left)まで出ているというのに!

「デッドリー・フレンド」を、出してもらえないだろうか……。

*写真はクリスティ・スワンソンがオリジナル・バフィーを演じた「バフィー・ザ・バンパイアキラー」。(サラ・ミシェル・ゲラーのテレビ・シリーズの方が有名)