よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

北秋田市病院事業の設置等条例(案)に質問…臨時議会開く

2011年02月16日 | 北秋田市民病院
 第2回臨時議会が15日開かれ2人目の副市長に同意するなど、

 提案された6件すべて可決しました。

 「北秋田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」(議案第6号)は、

 現在の市民病院病床数の一般病床数272床を

 一般病床数224床、療養病床48床に変更するものです。

 米内沢病院の病床(ベッド)が皆無となりますので、市民病院への療養病床設置となったものです。

 県内の厚生連病院で療養病床設置は初めてです。

 当局の提案では、当初48床は使用できず40床でスタートするとのこと

 現在米内沢病院に入院している患者は40人中11人だけの転院予定とのことです。

 よしみ議員は次の質問をしました。

 ①市長はこれまで、厚生連が北秋田市に支払う納付金は当面免除、

 北秋田市が厚生連に支払う指定管理料は赤字分も補てんすると言明しているが、

 療養病床は赤字がかさむ。このことから、

 厚生連が療養病床設置を承諾したことに何か条件はあったのか。

 ②療養病床が非常に少ない。これにより対策を講じなければならないのが在宅医療、

 入院できない患者の計画が具体的になっていない。具体的計画を市民に示すべき。

 たとえば、往診や訪問看護はどのような計画になっているのか。等と質問。

 市長の答弁では、

 ①条件はない。収支を見た場合、指定管理料に跳ね返ってくることが危惧される。

 できるだけ収益をあげてもらい、赤字は圧縮したい。

 ②今後の患者の動向を見て計画を立てたい。

 とのことで、地域医療については問題がさらに拡大していくものとして

 共産党議員団はこの議案に反対しました。

 地域医療を充実するためには、医師確保、ベッド確保が重要です。



 市民病院に療養病床設置、県内の厚生連では初めて

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿