よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

来年は北秋田らしさを発揮したい…くらしも心も豊かに

2017年12月31日 | 北秋田市民生活

 今日は大みそか。1年が終えようとしています。世界はめまぐるしく「動いた」1年であったように感じています。社会が発展したというよりも今後どのように進んでいくか不安な問題が多くありました。「北朝鮮問題」、経済保護主義、宗教の対立、民族の対立等、国内では、平和憲法を「改正」しようとする動き、大企業・富裕層優先の政治と格差社会、原発事故や核廃棄物処理の展望のなさ、人口減少による過疎化、労働者や子育てが大変な社会、農林業が発展しなく自給率38%や木材の販売では赤字に近い等々でした。来年は、世界の人々とともに核兵器禁止条約成立に示されたように平和な世界を目指していきたいものです。北秋田市は、本市の原風景の素晴らしさを発信しながら市民はその原風景を磨くためにクマも人里には出てきにくいように整備していきたいものと思っています。以上1年を振り返りながら来年のことを考えてしまいました。1年間お世話になりありがとうございました。

 

 今年は北秋田市で、ねんりんピック健康マージャン交流大会が開かれました。


ハンターをいかに増やすか・・・増えているとの答弁に期待

2017年12月24日 | 北秋田市議会

 北秋田市の猟友会員は123人とのこと。そのうち被害鳥獣対策実施隊に加わっている猟友会員は119人。実際に猟に出かけられない高齢者も加わっての人数であるが、その人数でも非常に少ないです。よしみ議員の一般質問では「ハンターを増やす対策もこれまで以上に力を入れるべきでないか」質問したところ当局答弁では「今年度の資格取得者が5人いて、今後も市や県の補助金をPRしながら、猟友会員確保に努めていきたい」とのことでしたので、今年度の5人もまだまだであるが増えていることであるので今後に期待したいと感じました。猟友会は基本的に旧町ごとに活動しているので合川支部の16人は厳しい状況にあります。

 

 クマの駆除のためには猟友会員は頼みの綱です。大幅増員が必要です。


猟友会への支援拡大をと一般質問・・・改定する予定と答弁

2017年12月23日 | 北秋田市議会

 北秋田市は、猟友会を中心とした被害鳥獣対策実施隊によりクマの有害駆除頭数は129頭と発表しています。有害駆除にあたり猟友会のみなさんの苦労は並大抵ではありませんでした。よしみ議員は一般質問において、当局の猟友会員への支援は隣接市と比較して非常に少ないと指摘し、大幅に改善するよう求めました。これに対して市長は、来年度に向けて改善していきたいと答弁しました。12月補正予算で増額したものの総額350万円余り、830万円の隣接市に比較すればあまりにも低すぎます。動向を見守っていきます。

 

 猟友会員は少ない人員で大奮闘しました。


なぜ意見書を提出しないのか・・・市議会、国民健康保険都道府県単位化に係る意見書提出せず

2017年12月21日 | 北秋田市議会

 ご承知のように、来年4月から国民健康保険都道府県単位化と言って国民健康保険制度が基本的に変更されます。現在でも国民健康保険税が高額で、多くの問題が指摘されているために政府は根本的に制度を変えるような「都道府県単位化」にするということです。国保組合の対象者は、農林水産業、自営業、失業者などで構成されています。ほかに、組合健保(主に大企業労働者と家族)、協会けんぽ(主に中小企業労働者と家族)、共済組合(主に公務員と家族)等がありますが保険料の掛け金は経営者も負担することになっていますが国保税は「経営者」がいません。そのために国にその応分の負担を求めるよう要望していますが改善されません。制度を改善するにしても、国がどの程度負担するかが議論の対象になっています。全国知事会は最低でも1兆円の負担を求めてきましたが、それが実現されるかが問題点にもなっています。秋田県でも、国の動向がはっきりしないので方針を決めかねているために、各市町村はまだ先が見えない状況です。このことから、よしみ議員は、市民の意見書を提出させないという議会の在り方は納得できないとして陳情書に賛成し、県に意見書を提出すべきと討論しました。陳情の内容は次の5点です。1.事業費納付金・標準保険料試算を一刻も早く公表すること。2.2018年度以降も、現在以上に保険料を上げないこと。払える保険料にすること。3.一般会計法定外繰り入れ、保険料決定など、市町村における独自の権限を侵害しないこと。4.準備が整わないままの拙速な実施はせず、延期することも検討すること。5.国に対し、国民健康保険の安定的な運営のため、十分な財源措置を求めること。3以外は至極当然なことであり、3の場合も地方主権、地方分権と国が言っているときこれも至極当然なことです。市議会の採決結果は市民の立場からすればあってはならないことと痛感したところです。

 

 陳情書の【陳情趣旨】です。


消費税を10%に増税することに中止を求める陳情に賛成少数・・・市民から怒りの電話

2017年12月20日 | 北秋田市議会

   北秋田市議会12月定例会は全議案等を採決して昨日閉会しました。陳情を除いた全議案等はすべて全会一致で原案通り可決しました。一方、陳情の一つである「消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書採択に関する陳情」については、よしみ議員は賛成の立場で次のような討論を行いました。「10%への消費税率の引き上げを強行するならば、8%への増税時を上回る個人消費への悪影響を与える。個人消費の下落と低迷が日本経済をさらに悪化させるという経済の悪循環を加速する」ことから10%に増税することは中止すべきとのべました。採決の結果賛成少数、不採択となりました。その結果を新聞で知り、「議員は市民の生活の実態を知った上で、10%への消費税増税に賛成しているのか許せない」との電話を受けました。その方は、「議員は市民とあまり接しないために実態が分からないのではないか」と厳しく話していました。

 

 北秋田市議会12月定例会最終日の模様を報道した秋北新聞


議長不信任案否決・・・北秋田市議会12月定例会閉会

2017年12月19日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会12月定例会は、議案等の採決を行い閉会しました。在宅複合型施設「ケアタウンたかのす」のいわゆる「無償譲渡問題」に関して議会側も適切な措置を行わなかったとしてよしみ議員も不信任議案賛同議員の一人として討論にも参加しました。結果は不信任案賛成4人、反対14人により議長は信任となりました。議会には様々な課題が山積していますが、議長の責任は問わないということのようです。議会の今後の在り方を注視していきたいと考えます。なお、当局から提出された全議案等が全会一致により可決いたしました。

 

 要望していた林岱集落に通じる坂の途中の街灯がつきました。


BB秋田 逆転初優勝を祝う・・・来年はJ2昇格を

2017年12月04日 | よしみ議員と文化・スポーツ

 サッカーJ3は3日、各地で最終戦が行われ、前節3位のブラウブリッツ秋田は鳥取戦に3-0で勝利し、1,2位で優勝を争っていた栃木と沼津戦は1-1で引き分けで終わり、その結果BB秋田が勝ち点で上回ることになり初優勝となりました。優勝は見事としか言いようがありません。本来であれば、優勝によりJ2昇格となるはずですが、スタジアムの収容人数が不足ということからJ2基準を満たしていないことにより昇格できないことは本当に残念なことです。民間、行政協力して基準を満たす施設を建設してほしいものと痛感します。サッカーをはじめバスケットボール、ラクビーの秋田県プロチームの活躍には目を見張るものがあります。県民として応援していきたいものです。

 

 BB秋田逆転初優勝を報道するNHKTV


伊勢堂岱遺跡クマ対策に予算・・・12月議会一般会計補正予算

2017年12月03日 | 北秋田市議会

 伊勢堂岱遺跡内において熊による人的被害があって以来、遺跡内への入所禁止になっていますが、クマ対策が不十分であるとして12月議会には、一般会計補正予算に、伊勢堂岱遺跡関係として、立木伐採委託として1009万8千円、工事請負費として237万6千円が計上されています。立木伐採委託は遺跡周辺の立木を伐採するというもの、工事請負費は遺跡内に電気柵を設置するものとなっています。これで十分なのかわかりませんが、詳しい人の話を聞けば、「人間社会はおっかないよ」という恐怖心をクマに与え人里へ近寄らせない対策が必要だと話されます。するとこの対策は十分か、様子を見たいと思います。

 

 今年の縄文まつり(9月9日)は遺跡外において行われました。


「猟友会への支援拡大」について2点目の一般質問・・・傍聴を希望

2017年12月02日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会12月定例会一般質問は12月11日によしみ議員が3番目に登壇することはこれまでもお知らせしていますが万障繰り合わせのうえ多数傍聴いただければありがたいです。質問事項には「猟友会への支援拡大について」があります。今年は、駆除頭数も圧倒的に多く、猟友会のみなさんには大変難儀をおかけしましたが、なにせ交付金が少なく、十分援助する必要があると考え支援拡大を要望する質問を行います。今回の12月議会には一般会計補正予算に、「鳥獣被害防止総合対策交付金」として159万2千円が計上されていて、改善されますがまだまだ不十分です。猟友会員が減少し、しかも高齢化し命がけで活動されているみなさんにさらに物心両面支援していきたいものと考え質問します。

 

 「猟友会の支援拡大」は重要と考え一般質問します。


鷹ノ巣駅前のまちづくりについて・・・一般質問事項に加える

2017年12月01日 | 北秋田市議会

 よしみ議員の12月定例市議会の一般質問(12月11日3番目)質問事項に、「鷹ノ巣駅前のまちづくりについて」があります。町村合併して北秋田市になって以降、JR鷹ノ巣駅前(内陸線鷹巣駅前)はあまりにもさびしくなりました。立派なアーケードにつくりかえ、そして「賑わいづくり」と称して北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」を設置したにもかかわらず、成果はあまり上がっていないように思います。人通りが少なくなっていることと、空き店舗や更地が気になります。これらの問題を解決していくためにもどんなまちづくりを行っていくのか問い質していきたいと思い質問事項に加えました。毎回質問時間が足りないのに苦労しています。

 

 2015年5月の鷹ノ巣駅前です。その後「コムコム」がオープンしましたが状況は変わっていません。