北秋田市特別職報酬審議会(桧森正会長)は27日開かれ、継続審議となっていた市長給与の引き下げと議員報酬の引き上げについて意見を集約して市長に答申することにしました。議員報酬については「現行のまま据え置き」と報告しました。
2月の報酬審議会に市長は、「厳しい財政事情を考慮」し、市長の給与を5%引き下げ、議員報酬を「県内最低水準」(現在は県内13市で最低)を理由に35%又は52%アップの2案を諮問していました。
具体的には、35%アップは232,000円円→313,000円、52%アップは232,000円→352,000円との諮問案でした。これがなぜ「厳しい財政事情を考慮」したことになるのか理解できないところですが、報酬審議会においても「議員の引き上げ幅に疑問が残る。昨年の豪雨災害の影響もあり、市民の理解は得られない」として結論が持ち越されていたのですが、今回の審議会の意見集約でも「昨年の豪雨災害の影響もあり、市民の生活はいまだ厳しい。議員の努力は認めるが、市民の願いは引き上げではなく据え置くこと。今回の審議会は多くの市民が関心を寄せており、我々としてもその声を重く受け止めた」と報告しました。
岸部市長が2月に諮問した議員報酬引き上げ案が引き上げ理由とも矛盾して妥当であったのか問われることになります。
なお市長給与は、月額892,000円→847,000円と報告しました。これらの報告を基にして答申されます。
2月の報酬審議会に市長は、「厳しい財政事情を考慮」し、市長の給与を5%引き下げ、議員報酬を「県内最低水準」(現在は県内13市で最低)を理由に35%又は52%アップの2案を諮問していました。
具体的には、35%アップは232,000円円→313,000円、52%アップは232,000円→352,000円との諮問案でした。これがなぜ「厳しい財政事情を考慮」したことになるのか理解できないところですが、報酬審議会においても「議員の引き上げ幅に疑問が残る。昨年の豪雨災害の影響もあり、市民の理解は得られない」として結論が持ち越されていたのですが、今回の審議会の意見集約でも「昨年の豪雨災害の影響もあり、市民の生活はいまだ厳しい。議員の努力は認めるが、市民の願いは引き上げではなく据え置くこと。今回の審議会は多くの市民が関心を寄せており、我々としてもその声を重く受け止めた」と報告しました。
岸部市長が2月に諮問した議員報酬引き上げ案が引き上げ理由とも矛盾して妥当であったのか問われることになります。
なお市長給与は、月額892,000円→847,000円と報告しました。これらの報告を基にして答申されます。