「原発廃炉」「再稼働反対」の声を政治の中枢につけつけようと29日、国会大包囲行動が取り組まれました。参加者の列は国会を一周し、この日の行動は20万に。手にもった明かりをかかげて原発のない日本の実現を訴えました。
首都圏反原発連合が主催したこの日の行動は、セミが鳴く日比谷公園での集会から始まりました。同連合のミサオ・レッドウルフさんは、「大飯原発は再稼働されましたが、早期に中止させ、どこの原発も再稼働させない、という意思を国につきつけていきましょう」とよびかけました。
集会後、行動はデモ行進、午後7時からの国会大包囲へとつながっていきました。日が落ちるにしたがい各地から参加者が続々とつめかけ、北海道、宮城、福島、静岡、福井など原発立地県をはじめ、全国規模の行動となりました。
(中略)
国会正門前では日本共産党の志位和夫委員長をはじめ、民主、自民、国民の生活が第一、みんなの党、みどりの風、社民、新党日本の国会議員らがスピーチしました。
この日の行動は、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会、ザ・アトミックカフェ、脱原発世界会議、WISE Amsterdamが協力しました。
(しんぶん赤旗7月30日付)